16日発売の週刊誌『女性セブン』が、昨年5月から芸能活動を休止している元TOKIO・山口達也さんの激変した現在の姿を公開すると共に、直撃取材の模様を伝えています。
山口達也さんは昨年2月に、レギュラー番組『Rの法則』(NHK Eテレ)で共演の女子高生を自宅に呼び出し、酒を飲ませて無理やりキスするなどの行為をしたことで被害届が提出され、同4月に強制わいせつ行為で書類送検されました。
被害者側との示談成立によって起訴猶予処分となりましたが、5月6日にTOKIOを脱退、ジャニーズ事務所からも退所することが発表されました。
『女性セブン』によると、山口達也さんはアルコール依存症の疑いがあるとされていましたが、医師の診断を受けたところ病名は「躁鬱(そううつ)病」(双極性障害)だったといい、病気の治療に専念するために、メンタルクリニックに力を入れる病院に入院したといいます。
躁鬱病は、落語家・タレントの林家正蔵さんの姉でタレント・歌手の泰葉さんなども患った病気で、気分が高揚しハイテンションになる「躁状態」と憂鬱になって無気力になる「鬱状態」を繰り返し、日本での患者の割合は1000人に4~7人と言われています。
山口達也さんの病状を知る医療関係者によれば、山口さんは5年以上前から躁鬱状態で精神的に不安定な状態が続いていたといい、心が不安定な時には不安を打ち消すためにお酒を飲み、トラブルを起こすことがあったそうです。
そして、昨年大きな事件を起こしてしまったことで、山口達也さんは病気の治療に本腰を入れ、昨年夏ごろには入院していた病院を退院し、通院しながら定期的にカウンセリングやリハビリをしているとのことです。
そんな山口達也さんが、ウォーキングやサイクリングで汗を流している姿を『女性セブン』がキャッチしており、現在は坊主頭にヒゲをたくわえ、まるで別人のような姿に激変しています。
<↓の画像が、現在の山口達也さんの写真>
5月上旬の13時には気温が20度を超える陽気の中で、駅から自宅までの約15分間のウォーキングを行い、途中顔をしかめて路上に座り込んで「あぁ……クソ……」とつぶやき、5分ほど休憩してから再び歩いて自宅へと向かったそうです。
山口達也さんをよく知る人物によれば、病院を退院後に坊主頭にし、耳元からアゴにかけてヒゲを蓄えて容姿が激変したそうで、「静かに療養するため外見を変えたのもありますが、反省の意でもあったんだと思う。外出する時の服装はいつも決まってトレーニングウェアにニット帽とスニーカー。周囲に気づかれることはほとんどないそうです」
と明かしています。
昨年の騒動から1年にわたって治療を続けてきたことで、体調は上向いてきているそうですが、まだ心身の状態は万全とは言えないそうで、自転車のハンドルを持つ手が小刻みに震え、それによって車体がフラフラと蛇行し転倒、放心状態のように呆然としていたこともあったとのことです。
躁鬱病は治療を始めてから寛解するまで4~5年ほどかかると言われ、山口達也さんも体調が良い日もあれば優れない日もあるといいます。
そんな山口達也さんは病院を退院後に、家賃100万円とも言われる都心のタワーマンションから引っ越し、現在は東京都内のワンルームマンションで暮らしているそうで、現在暮らしているマンションの家賃について地元不動産業者は、「ここは家賃相場は7万円台。主に大学生や新社会人が住んでいる物件です。芸能人?住んでいないと思いますよ」
と語っています。
テレビ局関係者によれば、山口達也さんは事件前まで5本のレギュラー番組を持ち、月・水曜日のメインパーソナリティーを務めていた情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)のギャラは1本あたり90万円、MCを務めていた『幸せ!ボンビーガール』(同)は1本120万円と、相当な収入を得ていたものの、あの事件によって収入はゼロとなりました。
また、TOKIOで出演していたCMの撮り直し、『Rの法則』の打ち切り終了などによって、総額3億円の違約金が請求されたという報道もあり、現在はほとんど手元に蓄えが残っていないとみられる山口達也さんは現在、贅沢することも無くなり、修行僧のような生活を送っているそうです。
山口達也さんが現在暮らしているマンションから徒歩15分ほどの場所には、信頼を寄せている兄の自宅があるといい、兄は事件発覚直後から山口さんに付きっきりで看病したり、退院後も日々の生活や通院を手伝っているそうで、山口さんは毎日のように兄の自宅を訪れて、治療の進捗具合や現在の体調などを報告しているといい、そうした心の支えがあることから治療を続け、お酒に頼ることも無くなったようです。
現在の山口達也さんの支えになっているのは兄だけでなく、離れて暮らす2人の息子の存在も大きいそうで、山口さんは2016年8月に元レースクイーン・モデルの高沢悠子さんと離婚し、親権を持った悠子さんはその後ハワイへ移住しており、昨年9月ごろからインスタグラムの更新を再開させました。
昨年10月ごろには突然、山口達也さんの写真をアップし、「昨日、彼が夢に出てきた。ふと心配になって電話をした」という書き出しで過去の思い出に触れ、今年春にも「彼が好きだったシチューを作った」という投稿をしていたとのことですが、高沢悠子さんの知人によると、周囲からの助言で5月上旬までにそれらの投稿を削除したそうです。
その一方で息子たちに関する投稿を連発しており、その理由については、直接メッセージが送れないならば、子供たちの情報を発信しようという考えからなのではないかと憶測しています。
<↓の画像は、高沢悠子さんがインスタグラムに投稿の写真>
山口達也さんは離婚前まで息子を連れて歩く姿が週刊誌にもキャッチされており、離婚後も息子たちのことを片時も忘れたことが無いという山口さんは最近、息子たちに洋服やスニーカーをプレゼントするために、高沢悠子さんに現在の身長や靴のサイズを尋ね、以前よりも成長したことを知った山口さんは「そんなに大きくなっていたんだね…」と泣いていたといいます。
そして、『女性セブン』の取材班は5月上旬の昼間に、自宅へと返る山口達也さんに直撃取材を敢行し、現在の体調やTOKIO復帰への思いを聞いたところ動揺の表情を浮かべていたといいます。
現在の体調を聞くと「……すみません」と小声で答え、TOKIOのメンバーとは連絡を取っているのかという問いには無言で、復帰を後押ししたいという声も上がっていると伝えると、一瞬優しい笑顔を見せて小さく頭を下げ、「ご心配かけています……失礼します」と言って自転車に乗り、その場から立ち去ったとのことです。
<↓の画像が、『女性セブン』の直撃取材を受けた山口達也さんの写真>
この報道を受けてネット上では、
- すごい変わりよう
- 躁鬱病だったから事件を起こしたっていうのは違うと思う。ただ苦しい病気だと思うので、早く良くなるといいですね。
- 精神的にも肉体的にも辛い時に必要以上に追い回すのはどうかと思うけど。
とくに精神的な病を抱えてるとしってるなら尚更でしょ - 被害者は山口達也じゃないから、こういう同情をひく記事はズルいと思う。
それに今の姿を報道しちゃったらみんなにわかってしまい静かに療養出来ないですよね。
山口達也が外出し難くなる。また病気が悪くなる。一般人なんだからそっとしておくべき。
芸能界へはイメージ最悪だし復帰は難しいと思うよ。 - やった事は悪いけど、躁鬱病の治療してるって分かってるならそっとしておいてあげればいいのに。
記者に追い回されて、病状が悪化しなければいいけどね…。 - 新しい自分になろうとしてるんでしょうね。見かけを変えてね。
でも、良い部分での山口くんは残ってるとは思うね。治療を頑張ってほしいね。
などのコメントが寄せられています。
山口達也さんは誰もが知るTOKIOのメンバーで、様々なレギュラー番組を持っていた有名芸能人だけに、日本で生活するからには風貌を変える必要があると思い、丸刈りにしてヒゲを生やし、サングラスもかけて周囲になるべく気づかれないようにしている様子ですね。
今回『女性セブン』が現在の姿を公開してしまったため、この怪しい風貌の人物が山口達也さんだったと判明し、今後の生活にも支障をきたす可能性がありそうです。
それが精神状態にも悪影響を与えるのではないかと少々心配ではありますが、引き続き家族や周囲のサポートを受け、離れて暮らす息子たちの姿を励みにして、1日も早く躁鬱病を寛解できるよう引き続きリハビリを頑張ってほしいです。