TOKIO・山口達也さん(46)が自宅に呼び出した16歳の女子高生に対して、無理やりキスするなどの強制わいせつ行為をした疑いで書類送検されたことを受けて、ジャニーズ事務所側から無期限謹慎の処分が下されることが発表されました。
これに対してタレント・デヴィ夫人は納得していない様子で、26日に更新したブログでこのトラブルについて言及し、「キス位で無期限謹慎なんて厳しすぎ、騒ぎすぎ」などと持論を展開しており、ネット上では批判的な声が噴出する事態になっています。
デヴィ夫人は26日20時前にブログを更新し、「たかがキス位で無期限謹慎なんて厳しすぎ、騒ぎすぎでしょう! 山口達也氏のTOKIOの仲間の方達は、“許されない行為”と言っているけれど、本当にそうでしょうか。泥酔男性のキス位で? この女の子達は山口達也氏の所だから行ったんでしょう。」
と指摘しています。
<↓の画像は、無期限謹慎が発表されたTOKIO・山口達也さんの写真>
続けて、「キスされたら、トイレに行ってうがいして『ちょっと失礼』と言って、2人で帰ってくれば良かったわけじゃないですか。母親に電話して警察まで呼ぶなんて。そして事をここまで大きく広げるなんて、関係者、スポンサー方に与えた損害は億単位、計り知れません。みんな何を考えているのでしょうね。」
と持論を展開しており、デヴィ夫人としてはこの程度のことで大騒ぎし、警察に被害届を提出するということがどうしても理解できないようです。
そして、ブログの最後には「これでは山口氏が気の毒すぎます。」と同情しているのですが、デヴィ夫人の持論に対してネット上では、
- デヴィ夫人…山口達也を擁護するのは勝手だけど、被害者の子を批判するのは辞めて欲しい
- 責任と原因を混同しちゃいかん。付いていった女に隙があろうが、挑発的な服で出掛けようが、不用意に財布を置いてその場を離れようが、いじめられそうな生意気な態度を取ろうが、悪いのは常に100%犯罪加害者の方。それを誘発した原因を反省するのは被害者の内面の話であって、そのことによって犯罪者の側の罪が軽くなる訳じゃない。
- 被害者や弱者叩きやってるような人間は自分がそういった立場になることなんか想像したことないんだろうね
- この騒動で馬鹿を晒して自らの芸能人生命を大きく削る奴が続出だな。山口、ある意味GJ
- アル中の未成年わいせつ常習者がキスだけで済むわけないだろ。被害者はトイレにに逃げ込んだんだから、相当切迫していたはず。親も激怒、警察も厳重な処分を求めて書類送検しているのから見ても、キスだけなんてありえない
- 女子校生が怖くなってトイレから携帯で親を呼んで、取り返しに来た家族が激怒して書類送検時まで被害届を取り下げなかった警視庁発表の情報からすれば、ハグしたキスしただけじゃないのは小学生でも察しが付く
- デヴィ夫人くらいなら被害者側だとしてもそれを利用できるくらいのガッツがあると思うけど、アカンもんはアカンのやで
- まあこの人は若いころから水商売だし、男からこういう扱いしか受けたことがなかったんだろう。普通のまともな家庭の女の子がどんなふうなのかわかっていないんだと思う
- いわば会社の上司に夜自宅に呼び出され、不審に思って友達連れていくも、酒勧められてキスされた。しかも自分の父親世代のそれも一応アイドルで高校生相手だよ。デヴィ夫人擦れすぎ。好きな相手にキスされたのとはわけが違う。山口メンバーおっさんにキスされたくて番組に出てたわけじゃない。夢があって芸能界に入ったんだ
などと批判的な声が殺到しています。
その一方では、酒に酔った状態の山口達也さんからの誘いに乗り、20時ごろに自宅まで行った女子高生側にも非があるとし、デヴィ夫人のようにたかがキスぐらいで…という声も多く上がっており、この件に関しては賛否両論となっています。
なお、2014年8月に週刊誌『週刊文春』によって、自民党・参議院議員会長で日本スケート連盟会長などを務める橋本聖子議員が、当時現役のフィギュアスケート選手だった高橋大輔さんに対して、無理やりキスしていたことなどが報じられた際、デヴィ夫人は自身のブログに、「外国ではスポーツ界だけでなく、 ハグやキスは当たり前、しかし、ハグやキスは頬にするのが常識、決して唇ではないのです。これが男女逆だったら大変な大問題です。」
と綴っていました。
さらに、「この力関係、どう考えても高橋選手は橋本氏の権力を笠にしたこの“無理チュー”を避けることはできなかったのでしょう。橋本氏はスケート界では絶対的な存在、この行動は自身の権力を利用したパワハラ、セクハラです。」
と強く非難しています。
ちなみに、橋本聖子議員は当時『週刊文春』の報道に対して「キスを強制した事実はありません」と否定した上で、「誤解を招くようなことがあったとすれば、気を付けなければならないと反省しています」とし、一方の高橋大輔さんは「はしゃぎすぎた。橋本会長は選手思いで叱咤激励してくれている。パワハラ、セクハラとは思っていない」とコメントしていました。
日本オリンピック委員会(JOC)はこの件について、「総合的に判断した結果、これ以上本件を問題にすることは考えていない」とし、日本スケート連盟や自民党も問題ないと判断した結果、この騒動で橋本聖子議員は何も処分を受けませんでした。
<↓の画像は、『週刊文春』掲載の高橋大輔さんにキスをする橋本聖子議員の写真>
デヴィ夫人は過去に同様のセクハラ・パワハラ案件を批判しながらも、山口達也さん宅に訪れて無理やりキスなどされた女子高生のことは批判しており、矛盾しているのではないかとネット上では指摘されています。
一連の報道では山口達也さんが女子高生に対し無理やりキスをしたことや、体を両手で押さえつける行為をしたということしか具体的には報じられていないのですが、警視庁は山口さんの書類送検の際に検察側に対して、起訴を求める最も厳しい意見「厳重処分」を付けていたことが明らかになっています。
「処分意見」と言われる処分に関する意見というのは、「しかるべき処分」「寛大処分」「相当処分」「厳重処分」の4種類あり、厳重処分が最も重いものとなっており、これに関しては法的拘束力は無いため厳重処分が付いたとしても、起訴されるというわけでもないのですが、被害者の両親も今回の件では当初示談を拒否し、激怒していたことが明らかになっており、相手が未成年で酒を飲むように勧めていたということなども含め総合的に判断した上で、ジャニーズ事務所側は無期限謹慎という処分を下したのではないかと思います。
これが重い処分と取るか、軽い処分と取るかは人それぞれだと思いますが、2人の関係性、山口達也さんの社会的地位などを踏まえると、今回起こした事件で無期限謹慎となるのは仕方がないのかなと思いますね。