TOKIO・山口達也さん(46)が16歳の女子高生への強制わいせつ行為で書類送検され、現在大きな波紋を拡げていますが、フジテレビの報道内容に一部誤った情報が含まれていたことが明らかになりました。
フジテレビは26日放送の報道・情報番組『FNNプライムニュース イブニング』(平日16時50分)にて、警視庁記者クラブからの中継で「事件が起きた時間に、山口メンバーの自宅に別の男性がいたことが警視庁への取材で分かった」「男性と山口メンバーとの関係や事件との関わりなどは分からず」という新たな情報を伝えていました。
<↓の画像が、フジテレビで「別の男性がいた」と報道されたシーン>
しかし、会見後の26日深夜放送の『FNNプライムニュースα』(月~金曜23時40分、土曜24時10分)で、メインキャスターを務める椿原慶子アナウンサーが「きょう夕方の『プライムニュースイブニング』の中で事件当日山口メンバーの自宅に、山口メンバーと女子高生とその友人の他に、『もう1人男性がいたことが分かった』とお伝えしましたが、その後、事実関係を確認したところ、『もう1人の男性がいたという事実はなかった』ことが確認されました。訂正してお詫びいたします。」
と謝罪しました。
山口達也さんが26日14時過ぎから行った緊急記者会見で事件当日について語り、2月12日に約1ヶ月入院していた病院から退院し、帰宅後は入院中に着用した服の片付けなどをしながら酒を飲み、焼酎のビンを1本飲んで泥酔、酩酊状態になっていたそうです。
そして、自身が司会を務める高校生向けバラエティ番組『Rの法則』(NHK Eテレ)で共演の女子高生に電話をかけ、「電話で話すよりも家に来て話さないか」などと言って自宅へ呼び出し、女子高生は心配だったからなのか友人も連れて行っていいかと断った上で、2人は20時ごろに山口さんの自宅マンションを訪れたとのことです。
その後、山口達也さんが1人の女子高生に対して無理やりキスするなどの強制わいせつ行為をしたことにより、女子高生はトイレへ逃げ込んで母親へ連絡し、部屋から脱出後に警視庁へ被害届を提出したそうです。
この話の中には別の男性は登場せず、山口達也さん自身も会見で自宅には女子高生を含めて3人しかいなかったのかと聞かれると「そうです。」と答え、男性は山口さん1人だけだったのかという問にも「はい、そうです。」と、部屋に別の男性がいたという報道内容を否定していました。
この他に、これまでにも今回の被害者もしくは別の未成年女性を自宅へ呼び、お酒を飲んだことはあったのかという質問も出ていたのですが、「ありません」とキッパリと否定しています。
そして、フジテレビが「もう1人の男性がいた」という情報を訂正し、誤報だったとして謝罪をしたわけなのですが、これに対してネット上では、
- 事実確認して報道してないのか?確かに複数だと事務所がらみの疑いがかけられるのでジャニーズとしては都合が悪い。
- いやいや、もう1人いたんだろ。圧力か忖度かわからないが、名前がでたらヤバイクラスの人なんだというのは容易に想像できる。
- はい、ジャニーズ事務所から圧力がかかった、民放はダメだ
- 本当に誤報なのか、ジャニーズからの圧力なのか。そのニュースを報じたのがフジテレビだけに、余計混乱を招く。
- 今までの事を考えるとジャニーズからの圧力があって訂正したと考えてしまう。
- ん?どういう経緯でそうなった?肝心な部分は酒によって覚えてない。なにかを隠ぺいしてるのか。
- 警視庁からの情報じゃなかったの?本当に誤報なのか揉み消しなのか疑ってしまう。誤報なら誤報に至った経緯もきちんと説明すべき。
- 女子高生は2人。もう一人男性がいたと推測するのは普通だと思いますが?山口は1人で2人を相手するつもりだったのか?警察発表の情報だって報道してたよね?揉み消し確定だね。ジャニーズ事務所のタレントなんだろうね。一緒にいたの。
- これっておそらく出しちゃいけない情報だったんじゃ?酒によって覚えてないのは誰かを守ろうとしてるのか。
などのコメントが寄せられており、フジテレビの誤報を批判する声だけでなく、ジャニーズ事務所側が何か不都合な情報を揉み消そうとしているのではないかといった憶測なども出る事態となっています。
フジテレビはここ最近特に誤った情報を伝えていたことが発覚し、謝罪するというトラブルが相次いでいることや、別の男性がもう1人いたという情報を伝えていたのがフジテレビのみだった様子なので、警視庁への取材で記者が聞き間違え、その情報を伝えてしまったという可能性もあるのではないかと思います。
その一方で、各メディアはジャニーズ事務所に忖度した報道をしており、山口達也さんの事件を報じる際に「山口達也容疑者」という表記を避け「山口達也メンバー」と報じているほどなので、不都合な情報を取り消させたのではないかなどと疑われてしまうのは仕方がないのかもしれません。
ちなみに、『東京スポーツ』(東スポ)は「山口達也 後輩使い『Rの法則』10代女子誘う“いやらしすぎる手口”」というタイトルで、山口達也さんが『Rの法則』出演者同士での連絡先交換を主導し、それを上手く利用して女性出演者を口説いていたとしています。
『Rの法則』には女性アイドルグループのメンバーやジャニーズJr.たちも出演しており、記事では番組関係者が、「ジャニーズの後輩たちに先に手を出させて、“ヤレそうな子”も聞いていた。Jr.は『女の子とつなげてくれてありがとうございます!』と常々感謝していた。そんな絶対服従の後輩たちを使って、10代の女子を誘ったり、おいしい思いをさせることで『お前らも共犯だぞ』と思わせて口封じもしていた」
と明かし、後輩や番組関係者たちを上手く利用して女性を口説いていたとのことです。
これはどこまで本当の話かは定かではありませんが、山口達也さんが自宅に誘った時には『Rの法則』に出演していた誰かが居たということも考えられそうではあるものの、山口さん本人は会見でキッパリと否定しているので、もう1人誰かが居たのかどうか真相は不明です。
もし別の人物も今回の事件に絡んでいる場合、今後週刊誌などに情報がリークされることも考えられますが、果たして真相は…。