来年3月をもって長瀬智也さん(41)がTOKIOを脱退、ジャニーズ事務所を退所し、残るメンバー3人が『株式会社TOKIO』を設立、社内独立することが22日に発表され、元メンバーの山口達也さん(48)の合流説が浮上しています。
『東京スポーツ』(東スポ)によれば、長瀬智也さんだけでなく3人もジャニーズ事務所から出て社内独立する背景には、山口達也さんの将来的な復帰が念頭にあるとしています。
山口達也さんは2018年に、番組で共演していた当時女子高生を自宅に呼び出し、酒に酔った状態で無理やりキスを迫るなどの行為をしたとして、強制わいせつの疑いで書類送検され、ジャニーズ事務所から無期限の謹慎処分を受けました。
その後、相手女性との間で示談が成立し起訴猶予処分になりましたが、山口達也さんがTOKIOからの脱退、ジャニーズ事務所退所を申し出たことで、2018年5月6日付で契約解除となりました。
東スポの記事ではテレビ局の幹部が、「TOKIOを手塩にかけて育てたのは、ジャニーズ現社長の藤島ジュリー景子氏。山口が契約解除になってからも、事務所はどこで何をしているのか把握している。ジャニーズを辞めたからといって何か起こした時に無責任な対応はできないということと、復帰への道筋を立ててあげたいという思いからだ」
だと語っています。
山口達也さんは昨年8月に週刊誌『女性セブン』の独占インタビュー取材を受け、近影も公開していたのですが、これについてワイドショー関係者は、「これは事務所側が世間の反応を見るために仕掛けた“観測気球”と言われている」
としています。
しかし、メディアの取材を受けた山口達也さんに対しては批判の声も多く上がり、加えてジャニー喜多川社長が亡くなったことで事務所の体制は大きく変化し、タレントのスキャンダルに対して厳しい処分を下すようになり、現体制では山口さんを復帰させることは難しいです。
そのため、城島茂さん、国分太一さん、松岡昌宏さんの3人は、「ジャニーズ本体が難色を示すなら、新会社で面倒をみてしまえばいい」と考えたとし、「長瀬もTOKIOを嫌いになって別れたわけではない。クリエーターとしてしばらく“武者修行”し、山口が合流したタイミングで“帰還”する日が来るだろう。」
と東スポは伝えています。
『日刊サイゾー』も山口達也さんの復帰説を報じており、記事では芸能記者が山口さんについて、「芸能界に戻る準備を少しずつ進めているという話は確かに聞いています。」としています。
これらの報道を受けてネット上では、
- この歳だから、山口を入れて本格的に農業でもやってみるのもいいかも
- 山口を許さない人はいると思うけど、罪を犯しても改心したところを示す機会を与えてあげる社会であって欲しい。
人は過ちを犯すもの。でも、それを改められたら、もっと多くの人に伝えられることが増えてくると思う。それが多くの人の生きる力になると思う - 一番最初にそう思った。だから、悲しくなかった。ジャニーズ、では難しい。でも、TOKIOをジャニーズ籍じゃなくすればいいんじゃないかと。
DASH見てればわかるけど、山口くん、必要でしょ。長瀬くんも武者修行して、また音楽は5人で、30周年で復活、も、あると信じたい。 - 山口さんの行動は軽率で復帰に嫌悪感を抱く人もいると思うけど、間違いなくアイドルの概念を変えたグループだと思うので、また5人での音楽活動やダッシュ村のような社会生活活動が見たい
- 1年後、2年ごとはいわないが、5年後10年後に5人そろって新曲を出して、1年限りのツアーとか。期待しますね。
- 山口の事を許せない人もいると思いますが、俺的にはもういいんじゃないかなとも思います。
テレビでの復活は厳しくても、ダッシュの裏的なYouTubeでチャンネル開設して、山口がダッシュ島で奮闘してるのとかまた見てみたい。 - 被害者側も山口氏の人生を潰すことはしたくない、というような発言をされてたはず。やり直す機会があっても良いのではないか。
などの声が上がっています。
長瀬智也さんの脱退と社内独立の発表後に、メディアの取材に応じたメンバー3人は、事前に山口達也さんにも報告したことを明かしており、これまでテレビなどで明かすことはなかったものの、「僕らは今でも山口とは繋がっています。5人の絆というのは、グループの形が変わっても変わらない。」と明かしています。
松岡昌宏さんは、「僕は昨日、30分喋っていますから。本人もすごく応援したいと言っていますし、彼も彼なりに一生懸命頑張っていくと言っていました。今は何を頑張ればいいか具体的に彼自身が決めることですけども、彼はとっても元気にしています」
と語っていました。
また、将来的に山口達也さんや長瀬智也さんがTOKIOと関わりを持つ可能性も「絶対無いとは言えない」と否定しませんでした。
山口達也さんは昨年夏に受けた取材で、TOKIOへの復帰について聞かれると、「それは…ありえません。芸能界に私の居場所はないですから」「どんな顔してメンバーに会えばいいんですか?戻れるわけがないんです。」と答えていました。
このようにTOKIO復帰は否定していましたが、「もう一度人前に出たいんです。やっぱり人に何かを訴えかける仕事がしたい。それは芸能活動とは限りません。自分なりの表現の仕方があると思います。」と語っています。
一方でTOKIOは来年4月以降、これまで出来なかった新たなことに挑戦していくとしており、「これまでに色んな“モノづくり”をしてきました。それはテレビ局が作ってくれたレールに、僕らは乗っかって、ここまで来ることができた。そのレールを自分たちで敷いていく。」
として構想を明かし、それらの活動に山口達也さんが参加する可能性はある気がします。
山口達也さんはインタビュー取材を受けた時点で、お寺に通っていることを明かし、大工仕事が得意なことから寺が持つ山へ入り、木の伐採などをしているといい、可能ならば『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で山口さんが生き生きとしている姿を見たいものです。
現時点では、山口達也さんのTOKIO合流説はあくまでも噂レベルの話ですが、ジャニーズ事務所は契約解除を発表した際のコメントでは、社会復帰するために山口さんのサポートを続けていくとし、テレビでは山口さんの映像を流すことも許可していることなどから、今後いつか山口さんがメンバーと一緒に何かをする日が来ることに期待したいですね。