3月に会社設立と再始動を発表した『TOKIO』の元メンバー・山口達也さん(51)が、『朝日新聞』の取材で過去に起こした事件を謝罪すると共に、アルコール依存症についても語り、ネットでは様々な声が上がっています。
山口達也さんは2018年2月に、当時司会を務めていたバラエティ番組『Rの法則』(NHK Eテレ)で共演の当時16歳の女子高生を東京・六本木の自宅マンションに呼び出し、泥酔状態で「やらせろ」等と卑わいな言葉を言ったり、無理やり体を触ったり、キスをして顔を舐め回すなどの強制わいせつをした疑いで同4月に書類送検されました。
この事件で山口達也さんはジャニーズ事務所から無期限謹慎処分が下され、同5月に被害女性との間で和解が成立し起訴猶予処分となりましたが、山口さんはTOKIO脱退とジャニーズ事務所からの退所を決断し、契約解除となりました。
<↓の画像は、2019年に女性セブンが撮影の山口達也さんの写真>
その後2020年9月に酒気帯び状態で大型バイクを運転し、追突事故を起こして逮捕、略式起訴されて罰金35万円の処分が下されました。
それから2年半が経ち、山口達也さんは先月に『株式会社山口達也』の設立を発表し、「私がこの度患っている『アルコール依存症』は、完治しないと医師に宣告されました。この病気と一生付き合って行こうと決めました。この病気を克服する方法はただ一つ、“アルコールを一生一口も飲まない”事です」「これまでの経験を活かし『アルコール依存症の周りにいる方々』、『依存症全般』に対する講演活動、また自分の経験を活かした『企業向けの危機管理セミナー』を開催したいと考えています」
と、アルコール依存症の当事者として講演活動などを行っていくことを明かしました。
そして、朝日新聞のインタビュー取材に応じた山口達也さんは、過去に起こした2つの事件について問われ、「事件、事故について、改めてお詫びしたいです。どれだけ謝罪をしても、犯した罪を消せるわけではありません。罪を真摯に受け止め、同じ過ちを犯さぬよう歩んでいきたいと思っています。また、私にかかわる全ての人々の信頼を損ね、報道を通じて多くの方々に不快な思いをさせてしまったことについてもお詫びします。当時、アルコールは使用していただけで、問題があったのは自分のマインド。お酒を使うことで、自分のゆるみが悪い形で出てしまった。」
と語っています。
<↓の画像が、朝日新聞のインタビュー取材を受けた山口達也さんの写真>
事件を起こした当時を振り返って、「40代のころ、全てにおいて自信をなくしていた」「(多忙や不眠で)酒から抜けられなくなった」「眠るためにお酒を使用するという飲み方に変わっていった」
とし、自分の意思では飲酒をやめられない状態になっていたと明かし、バイク事故後にワイドショーで自身の姿を見て、事実の恐ろしさに「ようやく気づいた」と語っています。
そのため、2020年11月にアルコール依存症の専門病院に入院して約3ヶ月治療プログラムを受け、自助グループに参加しながら飲酒運転防止インストラクターや依存症予防教育アドバイザー等の資格を取得し、講演活動などを始めたといい、「自分が経験したことしか人には伝えられない。何かを伝える仕事がまずやらなければならないこと」
と語り、アルコール依存症の人が問題を起こしたり、命を落とすこと等を減らすための活動をしていきたいとしています。
このように語った山口達也さんに対してネット上では、
- なんかあの件をアルコールのせいみたいにするのどうなの
- アルコール依存症とキスしないなら帰れとか言っちゃうのは別
- JKに酷いことをしないで酒癖が悪いだけだったら草彅剛みたいに復帰できてただろうな
- 未成年強制わいせつ事件は酒だけのせいなんですかね?
- 性加害について触れないのは被害者とそういう契約をしたのか単に隠してるのかどっちなんだろうか。ただ隠してるなら印象悪いぞ
- アルコールはあくまできっかけで、アルコールによって本性が出ただけだと思ってる
- やらかした内容も許されるものではないが、真摯に受け止めまっとうに生きてほしい
- 写真を見たら若い時の顔より好きな顔だわ ただ、芸能界復帰は厳しいんだろうな
- 50代だからそうなんだけど、やっぱり老けたね。一生をかけてよくなる方向に行けばいいと思う。DASH村ではイキイキしてたもんなぁ
などの声が上がっています。
山口達也さんは2度にわたって酒絡みの事件・事故を起こし、その原因はアルコール依存症によるものだったとして、謝罪や反省をした上で再出発を図ることに応援の声が上がる一方で、未成年に対する強制わいせつ事件が問題視され、表舞台への復帰に対して否定的な反応も多いですね。
2018年の事件当時、週刊誌『週刊文春』などは山口達也さんが『Rの法則』のスタッフを通じて番組出演者とLINEを交換していたとの情報や、『ZIP!』で共演していた当時女子高生のアイドルとも連絡先を交換し、マンションに呼んでいたという噂や、元AKB48の峯岸みなみさんが19歳のころに、しつこくデートに誘っていたとの噂も報じられています。
山口達也さんは酒癖だけでなく女癖も悪かった、若い女性が好きだったとの報道も多く出ており、どこまでが真実なのかは定かではないものの、山口さんは実際に未成年に対する強制わいせつ事件を起こしているので厳しい声が上がるのも当然だと思いますが、過去の過ちを反省した上で今後2度と警察沙汰のトラブルを起こすことなく、社会に貢献する活動を行っていってほしいですね。