2016年8月に妻との離婚を発表したTOKIO・山口達也さん(46)が、レギュラー番組『Rの法則』(NHK Eテレ 月~木曜18時55分)で共演の女子高生を自宅に呼び出し、無理やりキスするなどの行為をしたとして強制わいせつの疑いで書類送検されていたことが明らかとなり、ファンらに大きな衝撃を与えると共に、関係各所も対応に追われる事態となっています。
各報道によると、山口達也さんは今年2月に東京都内にある自宅マンションに、高校生たちが出演するバラエティ番組『Rの法則』で知り合った女子高生を呼び出し、酒を飲むように勧めたほか、無理やりキスしたり、体を両手で押さえつける等のわいせつ行為をした疑いが持たれています。
被害に遭った女子高生はその日、友人を連れて山口達也さんの自宅マンションを訪れたそうなのですが、キスをされるなどしたことから部屋から逃げ出し、警視庁へ被害届を提出したとのことです。
山口達也さんは取り調べに対して、「酒に酔っていて覚えていない」「そういうことをしたかもしれない」という趣旨の話をしており、大筋で事実関係を認めているそうです。
このトラブルを受けて、ジャニーズ事務所側は被害者との間で話し合い示談が成立し、すでに被害届を取り下げる手続きを行ったといいます。
この報道を受けてジャニーズ事務所は25日にコメントを発表し、「お酒を飲んで、被害者の方のお気持ちを考えずにキスをしてしまいましたことを本当に申し訳なく思っております。被害者の方には誠心誠意謝罪し、和解させて頂きました」
と説明しています。
そして、関係各所は現在対応に追われており、いち早くこの事件を報じたNHKは、25、26日に放送予定だった『Rの法則』の放送を中止し、NHKオンデマンドで配信されている山口達也さんの出演番組も配信を休止したことを発表しています。
なお、『Rの法則』の公式ツイッターアカウントは全てのツイートを削除するという対応も取っています。
また、『ZIP!』(月~金曜午前5時50分 ※月・水曜レギュラー)、『幸せ!ボンビーガール』(火曜22時)、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日曜19時)を放送する日本テレビは、「出演を当面の間、見送ります。既に収録している番組については、山口メンバーの出演部分を編集して対応する予定」と発表。
フジテレビは25日放送分の『TOKIOカケル』(水曜23時)の放送中止を決定し、『若林&指原のいま部屋探してます』に差し替えることを発表。
ラジオ番組『山口達也 TOKIO WALKER』(日曜午前7時)を放送するNACK5は、29日放送分を休止するとしています。
さらに、TOKIOのメンバー5人が出演していたワゴン車『スズキ ソリオ』の公式サイトからメンバーの写真が削除され、現在対応を協議しているものとみられ、同じくメンバーが出演の『ヤマト運輸』は、「社会的な影響力が大きい」と判断したことを理由にTOKIO出演のCM放送を当面の間見合わせ、別のCMに差し替えるとしています。
福島県は東日本大震災による原発事故以降に、農産品のイメージアップを図るためにTOKIOをイメージキャラクターに起用し、CMやポスターを制作していたのですが、内堀雅雄知事は「書類送検されたとの一報を聞き、非常に驚いている。報道されている内容が事実であれば大変残念」というコメントを発表し、これから事実確認をした上で引き続きTOKIOを起用するかどうか検討するとのことです。
このような大きな騒動に発展したことを受けて、出演番組からの降板やTOKIOが出演する高視聴率番組『ザ!鉄腕!DASH!!』などの打ち切りなども囁かれているほか、NHKに大きな迷惑を掛けたことにより、1994年から24年連続で出場している『NHK紅白歌合戦』への出場記録は今年でストップするのではないか、TOKIOのメンバーは今後しばらくNHKに出入り禁止状態になるのではないかという話も囁かれています。
今回このような事件を起こしてしまった山口達也さんは、今から約7年前の2011年8月には、道交法違反(無免許運転)の疑いで交通違反の取り締まりを受け書類送検(同10月に不起訴処分)され、半年以上にわたって無免許の状態で自動車を運転していたことが判明し、謝罪会見を開いたことがありました。
その他にも、『東京スポーツ』(東スポ)は山口達也さんの酒癖の悪さなどを報じており、芸能関係者が「酔っ払うと手がつけられない。ケンカっ早くもなるし、性欲を我慢できなくなる。今回も起こるべくして起こったのでは?」と語っています。
なお、東スポは6年前の2012年8月に、山口達也さんが当時19歳だったAKB48・峯岸みなみさんにメール攻撃していることを報じており、山口さんは毎日のように「ご飯行こう」などと誘い、それに対して峯岸さんは毎回様々な理由を考えて必死に誘いを断っていたと伝えていました。
山口達也さんはテレビだけのイメージだと男らしくマジメで優しいといったことが挙げられるかと思うのですが、2016年に8年連れ添った女性と離婚した頃から、テレビでは見せない裏の顔を様々なメディアによって報じられるようになり、週刊誌『女性自身』にはアルコール依存症疑惑も報じられていました。
今回の事件についても、山口達也さんは記憶を失うほどお酒を飲んでいたとの頃から、それによって判断力などが鈍ってしまった可能性もありますが、それ以前に『Rの法則』で知り合った女子高生を自宅に誘っている時点でおかしいなと感じます。
酒癖が悪い、女癖が悪いといった噂はどこまで本当の話かは現時点で定かではありませんが、今回の報道を受けてやはり私生活は乱れていたのではないか、別の共演者にもこれまで何度か声をかけ、自宅に呼ぶという行為をしていたのではないかと思ってしまう部分もあり、今後仕事復帰してもそうした目で見てしまいそうです。
山口達也さんはこれまでと同様に会見を開き、事件の詳細を説明した上で謝罪をするのかは現時点ではまだ不明で、事務所側からはどういった処分が下されるのかもまだ分かりませんが、女子高生に対する強制わいせつ、さらに飲酒を勧めたという行為は非常にイメージが悪いため、今後しばらくは表舞台から姿を消すという形になるのかもしれないですね。