女子高生に対する強制わいせつ行為で書類送検され、無期限謹慎処分が下されたTOKIO・山口達也さん(46)が、26日の謝罪会見後に入院していたことが分かったと『日刊スポーツ』が報じています。
記事によれば、山口達也さんは今回表沙汰になった事件により憔悴(しょうすい)しきっていて、疲労だけでなく精神的にとても不安定で、自宅などには1人にしておけない状態にあるため、周囲の勧めもあり入院が決定したとのことです。
山口達也さんは酒の飲み過ぎなどが原因で身体を壊し、肝臓の数値が高かったことから、事件を起こす約1ヶ月前の1月15日~2月12日まで肝臓を休ませるために入院していたことを自ら告白しています。
元妻との離婚を発表した2016年にも、アルコール依存症の治療に定評がある病院に山口達也さんが通っているという話が週刊誌『女性自身』によって報じられており、同誌は「1回30分ほどのカウンセリングを月1回のペースで受けている」といったことを伝えていました。
しかし、同誌の取材に対してジャニーズ事務所側は、「山口はアルコール依存症ではありません。」「みなさんにご心配をかけるようなものではありません」とキッパリ否定した上で、病院に通っている理由については「3年前から続いていた離婚問題などで、心身ともに少し弱ってしまったので、その治療のために通っている」と説明し、2015年の春ごろに知り合いから医師を紹介され、月1回のペースで通院しカウンセリングを受けているとしていました。
ジャニーズ事務所側はこのような説明はしていたのですが、事務所の顧問弁護士らによれば2016年にも同様の理由で入院していたことが今回のトラブルがきっかけで明らかにされています。
再び入院した理由はアルコール依存症の治療などではなく、精神的な要因が占める割合が大きいとみられ、それに加えてアルコールに手を出さない環境作りの意味もあるといいます。
山口達也さん自身は会見で、「依存的なものはないと自分では思っている」とアルコール依存症を否定していたのですが、これはアルコール依存症患者の典型だと言われており、実際に山口さんは退院してからすぐに自宅で焼酎1本を飲み、酩酊、泥酔状態になっていたことを明かしています。
また、お酒が原因で様々なトラブルを起こしていたことなどが各メディアに報じられており、先輩の少年隊・東山紀之さんも「何回かお酒のことで注意したことは記憶にあります。どっちかというと、のまれてしまうタイプ」だと29日放送の『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で明かしていました。
なお、山口達也さん自身はあまり今回の事件を重く考えていない様子で、会見では「“今は”絶対飲まないと決めています」と答え、断酒するとは宣言しませんでした。
<↓の画像は、26日に会見した山口達也さんの写真>
そんな山口達也さんが現在入院していることが明らかとなりネット上では、
- それが妥当…と言えるのかどうかわからないけど。今はそれしか方法はないのかな。確かにこの状況下では1人にしとけないよな。
- ま、そうなるだろな・・しかし番組やCM等、損害もあるしメンバーもたいへんだよなぁ。城島リーダーの会見、よく言ったと思う。
- 政治家や芸能人って立場が悪くなると決まって入院するよね
- 一報あった、その日まで、明るい表情でTV出演していたのに、2ヶ月経ってバレたら、憔悴して入院?昔、政治家でよく聞いた話。問題起こした後の、即入院。久々に聞いた。
- これでもう取材もされず追い回されないから良かったですね。他のメンバーはそれでも仕事を続けなくちゃいけないけどな!
- アル中の人って、酔っていた時にどんなひどいことをしても、次の日には自分が何をしたのかすっかり忘れて普通に話しかけてくる。これがどんなに周囲の人間からの信頼を失っているかと言うことに、本人は気がつけないことが怖いと思う。
- 今回の件、全てお酒のせいにするって考えだな。でも、お酒はきっかけに過ぎず、原因は本人にあるという事は何も変わらない。
- 酒乱なんだろうね。記憶を失うまで飲んじゃって、朝起きたら友達失くしてたり、仕事を失ったり、あちこち怪我してたり、それって、自分でも、怖い事だろう。
- 退院後が問題
- 帰る席があればだとか今は飲まないだとか言っている様では、正直現場復帰は難しいと思う。
などのコメントが寄せられています。
山口達也さんは警察から直接が連絡が来る3月末までは、2月12日に自宅で女子高生に無理やりキスしたなどの行為に対しては「事件性の自覚はなかった」と会見で明かし、それまで普通に仕事を続けていました。
会見終了後には、TOKIOのメンバーである国分太一さん、城島茂さんと話をしていたことが明らかになっており、それぞれが司会を務める番組内でその時の山口達也さんの様子について、憔悴しきっている状態だったことを明かしています。
このままの状態でもし家に1人で居た場合、不安定な精神状態から少しでも開放されたいと思い、お酒に手を出す可能性はかなり高いとみられるため、入院という選択をしたのは間違っていないことだと思いますが、問題はこれから山口達也さん自身が断酒することを決意できるかどうかでしょうね。
そして、今回の事件ではアルコール依存症のような状態だったことばかりがクローズアップされ、まるで飲酒が原因で引き起こしたトラブルかのように報じているメディアが多いと感じられますが、極楽とんぼ・加藤浩次さん、元サッカー日本代表で解説者・タレントの前園真聖さんらは、お酒だけの問題ではなく、あくまでも要因の一つに過ぎないといったことを語っています。
実際に山口達也さんが過去にも未成年に手を出していたとう噂が様々なところから出ており、2月の時点で月刊誌『実話ナックルズ』は「人気情報番組『ZIP!』出演者に未成年アイドル食い疑惑」を報じ、同編集部は書類送検が明らかになった後にツイッター上で、「山口メンバーの裏の顔について、本誌は数ヶ月前から情報を入手」とツイートしています。
<↓の画像は、実話ナックルズ編集部のツイート>
<↓の画像は、2月28日発売『実話ナックルズ 2018年4月号』の表紙写真>
さらに、『日刊サイゾー』は山口達也さんが元妻と離婚前後に、当時未成年の女性タレントと親密な仲にあったという情報を伝えており、その人物は大学卒業を機に芸能界を引退したものの、現在は民放テレビ局でアナウンサーとして活動しているとしています。
一方で『東京スポーツ』(東スポ)は、被害者の女子高生も出演していた高校生向けのバラエティ番組『Rの法則』(NHK Eテレ)の出演者同士で連絡先を交換するように仕向けていたとし、「山口は自分もおいしい思いをしていたんですが、あっせん屋みたいな存在だった」と芸能プロダクション関係者が語っています。
『夕刊フジ』は、山口達也さんの女癖と酒癖の悪さは業界内では有名だったとし、2016年に元妻と離婚した原因も女遊びだったという情報もあることを伝えており、記事では芸能関係者が「『Rの法則』は高校生が大挙して出演しており、“気のいいお兄ちゃん”キャラで共演者から慕われていた山口は、共演者に声をかけまくっていました」と証言しています。
また、某芸能事務所のマネージャーは「声をかけられれば断れないが、それだけでは終わらない節があったので、トラブルを回避するためにも、山口から連絡や食事の誘いがあっても絶対についていかないようにタレントに注意していた」と明かしています。
これらの話は現時点で噂レベルのものではありますが、『Rの法則』で共演していた女子高生の連絡先を知っていたのは事実で、さらには自宅に呼び出すという行為をしているところを見ると、会見では自宅に呼んだのは今回が初めてだったと答えていたものの、実際には同様のことをしていたのではないかと疑ってしまいます。
この他にも、山口達也さんは会見で、もし事件が発覚しなかった場合はそのまま活動を続ける考えだったのかと聞かれると、「それは…。大人ですので、活動するにも事務所と相談していたと思います」と答えていました。
それに加えて、3月末には警察から直接連絡があり、事件に関する取り調べを受けていたのですが、「すごく怖かったので誰に相談していいか分からなかった」という理由から、4月16日までジャニーズ事務所側に事件を報告していなかったと伝えられており、アルコール依存症ということだけでなく、様々な問題点がある方なのではないかと感じてしまいます。
真相が不明な部分がまだまだ多くあるため何とも言えない部分もありますが、ジャニーズ事務所は今回の事件を深刻に捉えて早期に復帰させるようなことはせず、山口達也さんにしっかりと反省するように促していき、もし改善が見られない場合には、事務所もクビという厳しい姿勢を見せていった方がいいのではないかなと思います。
ちなみに、『スポーツニッポン』(スポニチ)が28日に報じた記事によれば、謹慎解除は早くても年明けで、1年前後は謹慎となるのではないかとし、事務所関係者は「お酒を1回でも飲んだらTOKIOに席はない。即追放というくらいの厳しい姿勢で向き合いたい」という意向を示していると伝えているのですが、果たして今後どうなるのか引き続き見守っていきたいですね。