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ジャニー喜多川が山口達也の強制わいせつ事件にコメント。ジャニーズ事務所は会見出席無し、普通ではない対応に非難の声も噴出

山口達也が不起訴処分でジャニー喜多川社長が異例コメント(画像あり) TOKIOメンバー4人の会見は2日に開催へ

女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIO・山口達也さん(46)が1日、東京地検から不起訴処分(起訴猶予)とされたことを受けて、ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長(本名=喜多川擴[きたがわ・ひろむ]86歳)がコメントを発表しました。

ジャニー喜多川社長がマスコミ各社に送信したFAXでは、「山口達也が起こしました事件により、被害を受けられましたご本人様とそのご家族様、ならびに今まで山口をご支援いただいておりましたファンの皆様、関係各位の皆様には多大なるご迷惑とご心配をお掛けしてまいりました。ここに改めて深くお詫びの念をお伝えさせていただきます。」と謝罪の言葉を綴っています。

続けて、「不起訴処分が下されましたが、山口が起こしました事件の事実並びにことの重大さには変わりございません。弊社としましては、ことの重大さを真摯に受け止め、全員がそれぞれの立場で信頼回復に全力を尽くす覚悟です。」「彼らが、まず何をすべきか、これからをどうしていくか、彼らが考えて決めていくことを受け止めます。」としています。

最後には、「私自身は全ての所属タレントの『親』としての責任を負いながら今後も彼らが“ひと”として成長できますよう、支援し続けて参る所存でございます。」と綴っています。

<↓の画像が、ジャニー喜多川社長のコメント全文写真>

また、ジャニーズ事務所はジャニー喜多川社長のコメントを発表すると同時に、2日14時から山口達也さんを除くTOKIOのメンバー4人で記者会見を行うことも発表しています。

ジャニーズ事務所が所属タレントの不祥事でこうしたコメントを発表するのは初めてのことで、それほど今回の事件を重く受け止めているということだとみられますが、ジャニー喜多川社長のコメントに対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

ジャニーズ事務所がこうした謝罪コメントを発表することはかなり稀なのですが、本来であれば山口達也さんが書類送検され、報道された時点でしっかりとコメントを出すべきで、山口さんが4月26日に謝罪会見を行った際にも、表に出てきて謝罪する必要があったのではないかとも思います。

週刊誌『週刊文春』の元記者でジャーナリスト・中村竜太郎さんが会見後に『文春オンライン』へ寄稿した記事によると、会見の場には旧知の間柄というジャニーズ事務所の幹部もいたといい、会見場に入ろうとしたところ「(取材は)だめだよ」と止められ、その理由については「(あなたは)悪い記事ばかり書いているじゃないの」と言われたことを明かしています。

これに対して、ジャニーズ事務所に批判的な記事を書いているメディアの記者も会見場に入っていることを告げたところ、ようやく取材許可が下りたそうなのですが、「変なことを聞くんじゃないぞ。メリー(喜多川)さんに言いつけてやるから」と、事務所の実権を握っているとされるジャニー喜多川社長の姉・メリー喜多川副社長(91)の名前を出して嫌味を言われたとのことです。

さらに、「はたで見ていると嫌がらせに思えるくらいの執拗なメディア規制によって、会見場の山口達也は二重三重に守られていた。」とし、有名な弁護士を付けて山口達也さんが傷つかないように守っていたとしています。

このようにタレントを守りながらも、なぜか責任者であるはずのジャニーズ事務所のトップ達は矢面に立とうとはせず、事件が表沙汰になってから1週間が経とうとした頃にようやくFAXでコメントを出すのみで、2日にはメンバー4人だけでの会見を行うとしており、これはおかしいのではないかという声が上がるのも当然だと思います。

2年前の2016年1月には、SMAPの分裂・解散危機が表沙汰になった後に『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の冒頭でメンバーが生謝罪し、これがネット上では“公開処刑”などと揶揄され、ジャニーズ事務所は猛バッシングを受けることになり、相変わらずの対応によって今後さらに事務所のイメージが悪化していくことになりそうですが、とりあえず2日に行われる会見はどのような形となっているのか注目したいところですね。

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