元『TOKIO』の山口達也さん(52)が、大阪府堺市でアルコール依存症に関する講演会に出席し、約400人を前に依存症について語ったことを『読売新聞』が報じ、これに対してネット上では様々な声が上がっています。
山口達也さんは2016年8月に、元モデル・レースクイーンの高沢悠子さん(47)と離婚し、離婚成立後には一部週刊誌によって、アルコール依存症の治療に定評がある病院に通院していることが報じられました。
＜↓の画像は、元妻・高沢悠子さんと長男・笑大郎さん（しょうたろう 16歳）、次男・力丸さん（りきまる 13歳）の写真＞
当時所属していたジャニーズ事務所は通院を認めた一方、山口達也さんのアルコール依存症はキッパリ否定し、通院理由は離婚問題による心身的な負担を軽減させるためで、現在はほぼ健康体に戻っていると説明していました。
その後も、離婚の背景を巡り様々な報道が飛び交う中で2018年2月に、当時司会を担当のバラエティ番組『Rの法則』（NHK Eテレ）で共演の女子高生（当時16歳）を自宅マンションに呼び出し、泥酔状態で「やらせろ」等と卑わいな言葉を浴びせたり、無理やり体を触ったり、キスをして顔を舐め回すなどの強制わいせつをした疑いで同4月に書類送検されました。
この事件が原因で山口達也さんは無期限謹慎処分を下され、同5月に被害者との間で和解が成立、不起訴（起訴猶予）処分となりましたが、山口さんは事務所やメンバーと協議の末にTOKIOを脱退、事務所を辞めることを決断しました。
山口達也さんはその後も、2020年9月に酒気帯び状態で大型バイクを運転、追突事故を起こして逮捕、略式起訴され、罰金35万円の処分が下されました。
＜↓の画像は、飲酒運転で逮捕時の山口達也さんの写真＞
この事件から2年以上経ち、昨年3月に『株式会社山口達也』の設立を発表すると共に、アルコール依存症であることを認めたうえで、「これまでの経験を活かし『アルコール依存症の周りにいる方々』、『依存症全般』に対する講演活動、また自分の経験を活かした『企業向けの危機管理セミナー』を開催したいと考えています」
と、新たな活動を開始することを発表しました。
山口達也さんは事件後に、「飲酒運転防止インストラクター」「依存症予防教育アドバイザー」「メンタル心理カウンセラー」といった資格を取得し、現在までに全国各地で講演活動を行っています。
18日には、大阪・堺市の医療法人『以和貴会 金岡中央病院』で行われたアルコール依存症啓発講演会に出席し、アルコール依存症の当事者や家族の前で講演を行いました。
読売新聞によると山口達也さんは講演で、「20代からよく酒を飲んでいたが、芸能界の仕事に追われる中、自身を肯定できず孤独感にさいなまれ、次第に酒量が増えた。」
と、アルコール依存症になった経緯を明かしていたそうです。
また、2020年に飲酒運転で逮捕された当時は泥酔状態だったといい、「運転した約30分間の記憶はほぼなく、気づけば留置場。幻覚や幻聴などでのたうち回り、警察官にも暴言を吐いた」
と告白していたとしています。
この事件後に病院で診断を受け、自分がアルコール依存症であることを自覚し、それ以降は「自分が依存症患者であることを忘れない」よう心がけ、現在は周囲に感謝し、自分のことも褒めながら依存症と向き合っているといいます。
そんな山口達也さんに対してネット上では、
- アルコールもギャンブルも薬物も、自ら依存症だと認めないと、回復はない。それをちゃんと認めて行動している山口さんは立派
- 未成年に対するわいせつに関しても「体験と懺悔」を語れば、真なる反省を感じる
- あの強制わいせつも飲酒運転も全て酒のせいみたいにしているところがどうもスッキリしない。
まずなぜ女子高生の連絡先知っていたのか、番組で禁止されていたはず それに連絡先を聞いたときは酒飲んでないでしょ - 酒は原因の一部に過ぎない。問題の根本は人間性にある。
- 問題点は飲酒運転より、わいせつの方だろう。共演者の未成年者にトラウマが残ることをしたんだよ。連絡先を聞いていた時点でアウト。飲酒を言い訳にするな
などの声が上がっています。
山口達也さんは、女子高生に対してワイセツな行為をした際にも大量のお酒を飲んでいて、あのような事件を起こしたのもアルコール依存症が原因と言わんばかりの口ぶりですが、離婚前からかなり女癖も悪かったと週刊誌などに報じられていました。
週刊誌『週刊文春』によれば、山口達也さんは『Rの法則』のスタッフを通じて番組出演者たちとLINEを交換したり、『ZIP！』（日本テレビ系）で共演していた女子高生のアイドルとも連絡先を交換し、自宅マンションにしつこく誘っていたとの噂もあるとのことでした。
また、元『AKB48』の峯岸みなみさんを気に入り、しつこくデートに誘っていたとの噂も出ていて、山口達也さんは酒癖だけでなく、女癖の悪さも問題視されていたとの話もあっただけに、未成年に対する強制わいせつ事件なども含めて、アルコール依存症のせいにしていることに対しては疑問の声が多く上がっています。
女癖の悪さが事実とすれば、アルコールを断ったとしても今後またトラブルを起こすことが懸念されますが、今後また人を傷つけたり、裏切ることがないように努めてもらいたいです。