シンガーソングライター・山下達郎さんが、木村拓哉さん主演映画『グランメゾン・パリ』(12月30日公開)の“応援歌”として、新曲『Santé』(フランス語で「乾杯」の意味)を書き下ろしたことが発表され、ネット上で物議を醸しています。
発表によると、山下達郎さんがドラマ・映画に楽曲提供するのは、昨年1月期放送の西島秀俊さん主演ドラマ『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)のエンディング主題歌を手掛けて以来約2年ぶりとのことです。
山下達郎さんは2019年10月期放送の『グランメゾン東京』(TBS系)の主題歌を手掛けていましたが、『Santé』は応援歌として作品の宣伝などに使用予定といい、27日から公開の映画予告映像で楽曲が使用されています。
山下達郎さんは『Santé』について、「(主人公の)尾花夏樹、そして木村拓哉さんへの応援歌。最小限の音数に、無限の気持ちを込めて。」
とのコメントを寄せています。
『グランメゾン・パリ』を手掛けるTBSの伊與田英徳プロデューサーは、「新たにグランメゾンの仲間がパリで三つ星を目指すには、山下達郎さんの曲なくしては成しえないと思いまして、思い切ってお願いしました。(中略)新たな仲間たちと一緒にパリで鼓舞する様子にぴったりとマッチしていて、とても素敵な気持ちになりました。」
などとコメントしています。
そして、山下達郎さんが木村拓哉さんのために、応援歌を書き下ろしたことに対してネット上では、
- 個人的にこの組み合わせは色々と微妙だと思ってしまう 呪縛かなって
- 達郎さんの曲を聴かない一般には、もはや性加害の会社忖度の人、とのイメージしかない
- やっぱり…旧J事務所とは持ちつ持たれつのご関係で、深〜い絆がおありでしたものね。
- 山下はジャニー擁護してからがっかり。今の木村とお似合いでないか。ジャニーの犯罪確定してから釈明してないだろ山下。
- あんな事があったにも関わらず応援とは、やはり旧J事務所とはズブズブの関係だったんだね
などの声が上がっており、否定的な反応が相次いでいます。
山下達郎さんは過去に、木村拓哉さん主演のドラマ『GOOD LUCK!!』(TBS系)の主題歌も手掛け、そして木村さんが2022年にリリースした12曲入りの2ndアルバム『Next Destination』では、3曲を提供していました。
こうして木村拓哉さんとは非常に深い関係にあるのですが、山下達郎さんは昨年7月にジャニー喜多川さんの性加害問題が大きな波紋を広げるなかで、旧ジャニーズ事務所やジャニーさんへの感謝を語り、大騒動に発展しました。
事の発端は、山下達郎さんと同じく芸能事務所『スマイルカンパニー』に所属していた音楽プロデューサー・松尾潔さんが、旧ジャニーズ事務所を糾弾したことが原因で契約解除されたことをX(旧ツイッター)で公表し、「私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です。」
と綴ったことでした。
週刊誌『週刊文春』はその後、松尾潔さんが契約解除された裏側を報じ、山下達郎さんも松尾さんの言動に不快感をあらわにし、事務所の方針に賛同して契約解除が決まったと伝えていました。
この対応が大きな波紋を広げるなかで、山下達郎さんはラジオ番組で松尾潔さんの契約解除やジャニー喜多川さんの性加害問題に言及し、松尾さんの契約解除に関しては、「松尾氏がジャニー喜多川氏の性加害問題に対して、憶測に基づく一方的な批判をしたことが契約終了の一因であったことは認めますが、理由は決してそれだけではありません。他にも色々あるんですが、今日この場ではそのことについて触れることは差し控えます」
と語っていました。
また、ジャニー喜多川さんの性加害問題については、ジャニーさんとは1980年代に出会い、旧ジャニーズ事務所のタレントに楽曲提供するようになったものの、性加害問題は噂レベルの話だったとし、1999年の裁判でジャニーズJr.への性加害が事実認定されたことも全く知らなかったと語りました。
そのうえで、旧ジャニーズ事務所に対する感謝と恩義を語り、「ジャニーさんの功績に対する尊敬の念は今も変わっていません。私の人生にとって一番大切なことは“ご縁”と“ご恩”。」「私がいち個人、いちミュージシャンとして、ジャニーさんへのご恩を忘れないことや、ジャニーさんのプロデューサーとしての才能を認めることと、社会的・倫理的な意味での性加害を容認することとは全くの別問題だと考えております。作品に罪はありませんし、タレントさんたちも同様です。」
などと語り、これからも変わらずタレントたちのことは応援していくと宣言していました。
最後には、「この様な私の姿勢を、忖度あるいは長いものに巻かれていると、その様に解釈されるのであれば、それでもかまいません。きっとそういう方々には私の音楽は不要でしょう」
とまで語っていました。
その後、旧ジャニーズ事務所はジャニー喜多川さんの性加害は事実だと認め、謝罪すると共に事務所閉鎖が決定しましたが、山下達郎さんはその後この件については言及していません。
山下達郎さんの妻・竹内まりやさんも、旧ジャニーズ事務所とは“ズブズブの関係”だったと報じられていますが、竹内さんはこの件に関して沈黙を続けています。
そして、山下達郎さんの“ジャニーズ忖度”を巡る騒動から1年経ち、木村拓哉さんへの応援歌制作が発表されたことによって再びラジオでの発言が蒸し返され、『グランメゾン・パリ』のイメージ悪化にも繋がっていますが、2人が再びタッグを組んだ今作の興行収入はどういった結果になるのか注目したいところです。
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自分に損になる事態が起きたときこそ本性が分かるね
達郎は眼瞼下垂が著しいな
山下達郎、やっぱりジャニーズ贔屓!
あ、旧ジャニーズと言った方がいいかな(^^)