KAT-TUN・亀梨和也さん(34)と“山P”こと山下智久さん(35)が7月末に、未成年の現役女子高生らとバーで酒を飲み、山下さんが17歳のモデルをお持ち帰り、ホテルで密会していたことが週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』にスクープされ、この問題は海外のメディアにも報じられており、国内外で大きな波紋を呼んでいます。
山下智久さんは中国でも俳優活動などを行っていることでアジア圏でも人気、知名度が高く、スキャンダルがスクープされた7日には中国の大手メディアもこの話題を取り上げ、中国版Twitter『微博(ウェイボー)』のトレンドランキングでは、「山下智久」のワードが1位に上昇するほどでした。
このスキャンダルに対してファン等からは、山下智久さんと亀梨和也さんは女子高生側にハメられたとして同情、擁護の声が上がっている一方で、未成年の深夜徘徊、飲酒、淫行は法律や各自治体の条例で禁止されていることや、過去にも同様の問題でジャニーズタレントが活動自粛などの処分を命じられているため、2人にも処分を下すべきとの声も多く上がっており、ネット上では炎上状態が続いています。
しかし、ジャニーズ事務所側は『週刊文春』の取材に対して、2人は未成年と飲酒したという認識は無いと主張、一部の女性客が年齢を偽っていたという話もあるとして、現在までに公式サイトなどで正式なコメントなどを出すことなく沈黙を続けています。
亀梨和也さんは未成年飲酒問題を報じられた後も、レギュラー番組『Going!Sports&News』(日本テレビ系)に生出演し、番組内でスキャンダルについて言及することはありませんでした。
『フライデー』のWeb版『フライデーデジタル』によると、ジャニーズ事務所側は記事が出る前日時点で、テレビ局やスポーツ紙などに対して“通達”を行っていたといい、その内容についてワイドショー関係者は、「“山下は悪くない”という通達が各マスコミに出されていました。ですので、スポーツ紙もスルーしましたし、となるとテレビとしてはどうしても扱いにくい。うまくマスコミ対策していましたね」
と裏側を明かしています。
また、世間から批判の声が上がっていることは把握しているそうなのですが、沈黙を続けている理由については、「6月に退所した元NEWSの手越祐也は、コロナ禍で飲み会をしたことで活動休止処分になりましたが、それを不服とし、ある意味“逆ギレ”独立した。それと同じことが起こることをジャニーズサイドは懸念している」「ジャニーズ事務所にとって、今や山下の存在の大きさは無視できないほどになっています。」
とテレビ局関係者が語っています。
さらに芸能プロダクション関係者は、「8月28日には亀梨の主演映画の封切りが控えています。事務所サイドが彼らの処分に紛糾しているのは、そんな状況もあるのでしょう」
と語り、様々な仕事が控えていることもあって、簡単に処分を下せる状況にはないとしています。
そうした中で、飲み会に参加していた女子高生が『週刊文春』の報道後、所属事務所をクビになったとの情報が流れています。
これはニュースサイト『サイゾーウーマン』と『日刊大衆』が報じているもので、山下智久さんにお持ち帰りされなかった方の女子高生モデル・B子(18)は、某芸能事務所に所属していたそうなのですが、すでに事務所のサイト上からプロフィールが削除され、ツイッターアカウントも消去済みといい、「今回の一件でクビになったのでは?」とマスコミ関係者の間で話題になっているとのことです。
『文春オンライン』が配信の記事には、B子に関する詳しい情報は記載されていませんでしたが、『日刊大衆』はB子について、「クールなルックスと170センチ近い身長で抜群のスタイルを誇り、Webのファッションサイトやショーのモデルとして活躍していた」
としています。
B子が事務所をクビになった理由について芸能プロダクション関係者は、「聞くところによると、Bは以前から素行不良の一面があったそうです。加えて今回の疑惑もあって、契約解除となったという話なんですが……」
と明かしています。
ちなみに、山下智久さんにお持ち帰りされた方のA子は、現在も所属事務所の公式サイトにプロフィールページなどが残っており、事務所をクビにはなっていない様子です。
過去の例や問題の内容から、亀梨和也さんは最低でも厳重注意、謝罪コメントなどの発表、一方の山下智久さんは一定期間の芸能活動自粛が妥当だと思いますが、これまでに様々なスキャンダルを封じ込め、黙殺してきたことから、今回も2人を守るためにこのまま完全スルーの可能性も十分ありそうです。
ただ、それでは後輩タレントたちに示しがつかず、内外から不満の声が上がり、2人のイメージがさらに悪化してしまう恐れがあるため、やはり相応の処分を下す必要があるのではないでしょうかね。