“山P”こと山下智久さん(やました・ともひさ 34歳)とKAT-TUN・亀梨和也さん(かめなし・かずや 33歳)が、ユニット『亀と山P』として5月からドームツアーを開催することや、今年春にユニット初のアルバムをリリースすることが正式発表されました。
同学年の2人は2005年10月期放送のドラマ『野ブタ。をプロデュース』(日本テレビ系)で共演し、役名のユニット『修二と彰』として主題歌『青春アミーゴ』をリリース、初週売り上げ枚数は52万枚、累計売り上げ枚数は160万枚を突破する大ヒットとなり、その後も2017年4月期放送のドラマ『ボク、運命の人です。』(同)で再共演し、『亀と山P』として主題歌『背中越しのチャンス』をリリース、初週売り上げ枚数は17.5万枚となっていました。
そんな2人が『修二と彰』を結成してから15周年を記念し、今年5月9・10日に京セラドーム大阪、6月13・14日に東京ドーム公演を開催することが決定し、ユニット初となるドームツアーは全4公演で20万人を動員予定となっています。
このドームツアーに先駆けて、ユニット初のアルバムリリースも決定しており、山下智久さんと亀梨和也さんはスポーツ紙の取材に応じ、アルバムの内容については、「みんなで歌える歌がキーワードの一つ」「『青春アミーゴ』のように、色んな年齢層の人たちが盛り上がれる曲を、と思っています」「(それぞれの作詞作曲など)いろんな可能性を探りながら。可能性がありすぎて、どれを選択していいか」
と語り、ユニットでは初となる単独ライブについては「2人で一緒にステージに立つというのはなかなかない。明日への活力になるようなステージを届けたい」としています。
<↓の画像が、『亀と山P』ドームツアー、アルバムリリースを発表した山下智久さんと亀梨和也さんの写真>
また、「こうして2人とも今ジャニーズにいて、15周年に大きな会場でライブができるのは決して当たり前のことじゃない。ありがたいです」「今は僕らが頑張っていかなきゃいけない世代だ、っていう自覚はあります。後輩たちにも道を続けるように」
とも語っています。
なお、今年春リリース予定のアルバム収録曲などは現時点では未定とされ、レコーディングもこれからで、2月下旬からPV撮影など本格的に動き出すようです。
そして、山下智久さんと亀梨和也さんのユニット活動開始に対してネット上では、
- 亀と山Pツアーとオリジナルアルバム発売するの嬉しすぎ
- 亀と山P ドームツアー開催おめでとう アルバム早く聴きたい コンサートもアルバムも楽しみすぎる
- 亀と山Pコンサートはジャニヲタとして行ってみたい…って人が死ぬほどいるだろうからドーム大正解
- 亀と山P、東京ドーム2daysとか激戦になりそ…ちょっと行ってみたかったなぁ
- 亀と山Pのライブはドームですか…規模がすごいね。KAT-TUNもツアー発表しようよー!
- 修二と彰はまさに青春時代の思い出。当時学生だった自分も社会人になったし、ジャニーズ卒業してCD買わなくなったけど、久しぶりにアルバム予約してワクワクしながら発売日を待ってみようかな。
- 修二と彰は野ブタのイメージが強いから、ライブよりそっちのドラマをスペシャルドラマでもいいから見てみたい。
- KAT-TUN復活と言ったはいいものの、全然グループを大切にしてる感じがしない。ここにきて別ユニットで活動とか、もうなにがしたいのかわからない
- 伝説のユニット呼び出してくるぐらい、ジャニーズも復権に必死
- 思い出は思い出のまま、の方が美化されるかも。当時、ドラマの期間限定特別ユニットだったからレア感あって、ヒットしたのもあるからね。
カウコンでサプライズ演出ぐらいが、テンション上がる調度良さかな。大々的に常用化されると…ちょっと押し売り感を感じて、レア感薄れて冷めるかも。。 - 健人と紫耀くんとか…この亀と山Pとか、もうグループの筆頭レベルを掛け合わせないと売れなくなってきてるジャニーズ…
- 若手が伸びない、その上ボスの逝去、昔は10代でデビューするグループが多かったけど、今はデビュー時ですでに20代後半なんてこともある
次世代がいないから、かつて売れた人気メンバーがこんな形でユニット活動を再開するんだろうね
などと様々な声が上がっています。
山下智久さんと亀梨和也さんがユニット結成15周年を記念し、今年ツアーを開催することは『ジャニーズカウントダウンライブ2019-2020』(通称:カウコン)で発表され、2人のファンからは歓喜の声が上がっていたのですが、ドームツアーに加えてアルバムもリリースと、かなり本格的な活動が始まりそうな感じですね。
今年はこの2人だけでなく、Sexy Zone・中島健人さんとKing & Prince・平野紫耀さんの新プロジェクトが始動し、4月期放送のドラマ『未満警察 ミッドナイトランナー』(日本テレビ系 土曜22時)でW主演することが第1弾として発表されており、今後の活動に大きな注目が集まっています。
<↓の画像が、新プロジェクトを始動させた中島健人さん&平野紫耀さんの写真>
こうしたコンビ売りをジャニーズ事務所が活発化させている背景には、「ジャニーズファンの活性化」があると週刊誌『フライデー』は報じており、芸能ジャーナリスト・佐々木博之さんは、「片方の存在は知っていても。もう片方のグループのことはよく知らないことがありますよね。2つのグループのファンに応援してもらえるうえに、今まで接点がなかった新しいファンを獲得するきっかけにもなります。人気のあるグループ同士であれば、その相乗効果はより期待できるでしょう」
と推測しています。
また、2020年末をもってジャニーズ事務所内で最も人気がある嵐が活動休止することも大きく関係しているそうで、嵐が活動休止することによって、これまで得ていた莫大なコンサート・グッズ収入などが減ることから新規ファン獲得に力を入れており、「(新ユニット結成は)新グループをデビューさせるより手っ取り早く、しかももともと人気のあるグループのメンバーでしたらファンの獲得もたやすいですからね」
とも語っています。
しかし、ユニット活動は賛否両論で、山下智久さんは元からソロで活動している一方、亀梨和也さんはKAT-TUNの中心メンバーであり、ユニット活動を本格始動させることによってグループ活動が減少する可能性もあるため、否定的な反応もあります。
KAT-TUNはデビュー10周年の2016年5月から充電期間に入り、2018年1月に再始動を発表、その後はニューシングルリリースや全国ツアーを開催するなどし、昨年もアルバムやアリーナツアーを開催しているものの、今年に入ってからは新たな楽曲リリースやコンサート開催など、グループ単位の活動は発表されていません。
そのため、KAT-TUNファンからは『亀と山P』だけでなくKAT-TUNの活動にも力を入れてほしいとの声も上がっており、そうした声にも応えるグループの新たな活動にも期待したいですね。