12日スタートの新ドラマ『インハンド』(TBS系 金曜22時)で主演する“山P”こと山下智久さん(やました・ともひさ 34歳)が、いつジャニーズ事務所を退所、独立してもおかくない状況にあり、事務所側はヒヤヒヤしているとニュースサイト『サイゾーウーマン』は報じています。
山下智久さんは小学生の頃に“タッキー”こと滝沢秀明さんをテレビで見て憧れ、1996年にジャニーズ事務所へ履歴書を送付し、そこからレッスンに参加するようになり、ジャニーズJr.としての活動が始まりました。
その後、2003年11月に『NEWS』のメンバーとしてCDデビュー、2011年10月には関ジャニ∞・錦戸亮さんと共にNEWSを脱退してソロとなり、それから現在までソロアーティストとして活動しています。
『サイゾーウーマン』によると、NEWS時代は藤島ジュリー景子副社長の管轄(ジュリー派)だったものの、脱退後はSMAPなどを手掛けていた元チーフマネージャー・飯島三智さんの管轄(飯島派)となり、これによってSMAPメンバーとドラマやバラエティ番組などで共演する機会が増えたものの、2016年に表沙汰となったSMAP解散騒動の影響で飯島さんはジャニーズを退社し、これによって山下さんはジュリー派に出戻りました。
ジュリー派に戻った山下智久さんは、2017年にはKAT-TUN・亀梨和也さん主演ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)に出演したほか、亀梨さんと共に『修二と彰』以来12年ぶりとなるユニット『亀と山P』を結成し、CDリリースや複数の音楽番組などにも出演しました。
他にも、所属レーベルが『ワーナーミュージック』から『ソニー・ミュージック』系列へ移籍し、しばらく休止状態にあったソロでの音楽活動を再開、昨年11月に前作から4年ぶりとなる5枚目アルバムをリリースし、オリコンチャートで1位を獲得、今年2月には前作から約5年半ぶりとなる9枚目シングルをリリース。
俳優としては2017年7月期放送の『コード・ブルー3』(フジテレビ系)、12日スタートの『インハンド』(TBS系)で主演を務め、番宣のため様々なバラエティ番組などにも出演しています。
<↓の画像は、12日スタートのドラマ『インハンド』の写真>
このように順調な活躍ぶりを見せている山下智久さんですが、5年前の2014年6月に東京・六本木で起こした“スマホ強奪事件”が原因で、ジャニーズ事務所をいつ退所してもおかしくないと内部では囁かれているそうです。
スマホ強奪事件というのは、元KAT-TUN・赤西仁さん、錦戸亮さん、山下智久さんの3人が、六本木の路上で一般人のカップルと揉め、その様子を撮影していた女性のスマホを奪い取り、その場から逃走したことで被害届が提出されることになりました。
<↓の画像は、スマホ強奪事件をスクープした東京スポーツ一面の写真>
この事件では、山下智久さんが携帯を持ち去ったとして器物損壊容疑で書類送検されましたが、同10月には不起訴処分となっています。
<↓の画像は、山下智久さんの書類送検報道写真>
被害者カップルは当時週刊誌『週刊ポスト』の取材に応じており、スマホを最初に奪ったのは山下智久さんだったとしながら、最終的には誰が持ち去ったのかは分からないと証言しているほか、返却されたスマホはすでにジャニーズ事務所を退所していた赤西仁さんが届けたものだと、警察から説明を受けたと明かしていました。
<↓の画像は、赤西仁さん、錦戸亮さん、山下智久さんの3ショット写真>
そして、この事件ではなぜか山下智久さんだけが書類送検されたのですが、関係者等の間では山下さんが「錦戸の“身代わり”にされた」と言われているといいます。
元ジャニーズ関係者は、「ジュリー側が山下の“出戻り”を容認したのは、『過去に罪をかぶってくれた』ことへの見返りだろうと、飯島氏の関係者は皆考えているそうです。とは言っても、山下としては納得のいかない部分も大きいでしょうし、だから事務所内部で、『いつ抜けると言い出してもおかしくない』と見られているのでしょう」
と語っています。
山下智久さんのジャニーズ事務所退所説は数年前から浮上しており、その理由をめぐっては様々な説が飛び交っているのですが、現時点ではまだ具体的な話は出てきていません。
しかし、山下智久さんとよくつるんでいた錦戸亮さんは年内にも関ジャニ∞を脱退し、ジャニーズ事務所からも退所するのではないかと『週刊文春』などに報じられており、赤西仁さんに続いて錦戸さんもジャニーズを離れたとなれば、今後何か動きがあるかもしれません。
一方で、山下智久さんは5日放送のトーク番組『A-Studio』(TBS系 金曜23時)にゲスト出演した際、ファンの存在について言及する場面があり、「僕は全方位から守られている気分ですけどね。安心感。コンサートとかやるんですけど、あんまり緊張しなくて、良い意味で。見守ってくれている感じというか。だから全方位から守られているというのが」
と語った上で、「自分が大人になればなるほど、支え合っているというか。もちろんファンの人もそうだし、スタッフも含めて、一番近くにいるマネージャーも含めて。1人でも欠けたら思い通りにいかないし、今の僕にはなってないと思うので。人の大切さというものを感じるようになれましたね」
と明かしています。
このように周囲への感謝の気持ちを自ら語っているので、現時点ではジャニーズ事務所を退所しそうな空気はあまり感じませんが、40歳を迎える前に新たな挑戦をしていきたいなどと考え、ジャニーズを離れる可能性はゼロではないと思いますので、引き続き動向に注目していきたいですね。