1月27日に初のベストアルバム『YAMA-P』をリリースした“山P”こと山下智久さん(30)は、昨年末に行われたジャニーズのカウントダウンコンサート(通称:カウコン)にサプライズ出演し、KAT-TUNの亀梨和也さんとのユニット『修二と彰』が2009年以来6年ぶりに復活するなど、昨年はほとんど行わなかった音楽活動を再開する兆しを見せており、ファンの間で注目を集めていました。
しかし、SMAPの元チーフマネージャーで山下さんらのことも担当していた飯島三智さんがジャニーズ事務所を退社し、水面下で進められていた中国への進出計画が白紙になってしまったと週刊誌『週刊女性』は報じています。
同誌によると、中国への進出計画は昨年秋頃から水面下で準備を進めており、山下さんがアジア圏で高い人気を誇っていることから、飯島さんは山下さんの事を中国で本格的に活動させたいと考えていたそうで、かなり具体的なところまで話は進んでいたといいます。
山下さんが中国に目を向けた理由は他にもあるといい、それはプライベートで仲が良いことで知られる元ジャニーズの赤西仁さんが中国で大活躍していることにあり、昨年12月に北京で行われた中国最大オンライン動画サイトiQIYIが主催する『2016愛奇芸尖叫之夜』にて、日本人として初となる「アジア人気アーティスト賞」と「年度音楽大賞」の2つの賞を受賞。
<↓の画像が、赤西仁さんの写真>
さらに、中国のネットドラマ『真夜中のタクシー2(原題:午夜計程車)』の最終回に日本人の青年起業家役でゲスト出演するなど、中国で活動して着実にファンを増やしています。
<↓の画像は、『真夜中のタクシー2』に出演した赤西さんの写真>
赤西さんのこうした活躍ぶりを見ての影響か山下さんは、昨年12月に公式サイトで「中国のファンのみなさん、ずっと応援くださりありがとうございます。(中略)私は引き続き頑張り、今後機会があれば必ず中国でライブを行い、みなさんとお会いできればと思います」という文章を中国語で日記に綴っていました。
ですが、飯島さんが退社してしまったことが大きな原因で、中国への進出計画は白紙になってしまったそうで、飯島さんが現地とのやり取りなど全て行っていたことから、山下さんは「今後どうしたらいいの?」とかなり動揺しているとのことです。
これにネットでは、
- Iさん一人の退社でジャニーズは大変な損失があることは間違いなさそうだな。結局、副社長のメリー喜多川とやらは経営者として事務所全体を見るというより、親としてそして贔屓のタレントを守るという感情だけで動いた結果。
- 山ピーはどこへ向かうんだろう。2番手や3番手もやるようになって、これからという時に…
- 完全に飯島色を消しに掛かってる。怖い事務所だわ。
などのコメントがありました。
初のベストアルバム『YAMA-P』は通常版が収録曲数10曲、初回限定盤はボーナストラック1曲を追加して11曲に、8本のミュージックビデオを収録したDVDが付いているもので、ファンからは「曲が少ない」「物足りない感じ」などといった不満の声が上がっていたものの、初秋で5万枚を売り上げ、オリコンの週間アルバムランキングで見事に1位を獲得しました。
一昨年には、東京・六本木で起こした“六本木スマホ窃盗事件”によって書類送検され、一時はどうなるかと思ったものの、昨年は『アルジャーノンに花束を』(TBS系)と『5→9~私に恋したお坊さん~』(フジテレビ系)の2本の連続ドラマに出演するなどし、今年は更なる活躍に期待されていただけに、飯島さんの事務所退社によって中国への進出計画が白紙になってしまったというのは非常に残念です。
山下さんのことは今後、飯島さんと対立関係にあったと言われている藤島ジュリー景子副社長が担当するとみられており、カウコンが終了した後に、ジュリー派のタレントたちと共にジャニーズ恒例の初詣に参加していた姿が目撃されています。
飯島さんが居なくなったことによって、山下さんの今後の活動に変化がある可能性は十分にあるわけですが、中国への進出計画は白紙になってしまったと言われているものの、これからまた新たなチャレンジをしてステップアップしていってほしいですね。