4月15日から放送がスタートするKAT-TUN・亀梨和也さん(31)が主演のドラマ『ボク、運命の人です』(日本テレビ系 土曜22時)に出演し、7月期放送の月9『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(フジテレビ系 月曜21時)では、主演を務める“山P”こと山下智久さん(31)に対して、ジャニーズ事務所側が厳しい目を向けていることを週刊誌『週刊女性』が報じています。
同誌によると、『コード・ブルー』は昨年秋ごろには、月9で放送することは決定していたものの、メリー喜多川副社長(90)は山下さんが主演を務めることに対して反対の姿勢で、「今回の作品では主演にしない」と言い出したといいます。
メリー副社長は、新シーズンではこれまでのメインキャストが成長し、病院から出ていき、若手研修医たちを中心にしたストーリーにしようと考えていたそうで、若手のジャニーズタレントを主演に起用し、山下さんは特別出演という形で企画が進められていたとのこと。
しかし、最終的には山下さんが主演、その他のメインキャストもそのままという形に落ち着いたというのですが、その背景には月9の視聴率が低迷していることがあるといい、ヒロインの新垣結衣さん(28)は昨年放送のTBSドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(略称;逃げ恥)で再び脚光を浴びており、視聴率獲得のために新垣さんは外せなかったため、引き続き山下さんが主演ということになったようです。
メリー副社長がこのようなことを言い出したのは、山下さんが昨年選んだ仕事が大きな原因となっているようで、昨年7月期に放送された女優・武井咲さん(23)主演、相手役を滝沢秀明さん(35)が演じたTBSドラマ『せいせいするほど、愛してる』は当初、山下さんが主演に内定していたものの、同時期には中国映画『解碼者』の撮影やコンサートの準備が入っていたため、ドラマのオファーを断ったそうです。
<武井咲さん主演の『せいせいするほど、愛してる』>
映画の仕事は、昨年2月にジャニーズ事務所を去ったSMAPの元チーフマネージャーで、山下さんのことも担当していた飯島三智さん(60)が取ってきた仕事だったことから、事務所側は面白くなく、「自分たちが取ってきた仕事よりもIさんが取ってきた仕事を優先させるのか」と激怒したといい、これがきっかけで山下さんに対する風当たりが強くなったといいます。
<↓の画像は、中国映画『解碼者』に出演している山下智久さんの写真>
その影響からか、4月放送の『ボク、運命の人です』では亀梨さんと久しぶりに共演、さらには『亀と山P』というユニットを結成して主題歌も担当するものの、2005年10月期放送の『野ブタ。をプロデュース』と同様にW主演という形ではなく、亀梨さんの単独主演となっています。
<4月15日スタートの『ボク、運命の人です』>
山下さんの知人は、この件について「昨年の夏ごろに“AとBの仕事の選択があって、明らかにBのほうがメリットがあるのはわかっているんだけど、難しいAを選んだ”って言ってたんです。」と明かし、当時はこの話にピンとこなかったものの、「いま思えば中国映画と『せいせいするほど』の選択だったのではないでしょうか。彼の中では、Iさんが取ってきた仕事を選んで事務所内の立場が悪くなったとはいえ、後悔はしていないんだと思いますよ」と語っているのですが、これに対してネット上では、
- これが本当なら、山ピー見直したわ。男気があるね。老害に負けるな
- せいせいするほど愛してる山Pの方が原作のイメージ近いかも!みたかったな
- 珍しくフジテレビがメリーさんに逆らった?それは第1歩だね。最初はあまりに早い発表でスポンサー宛の広告かと思っていたけど、メリーさんに変更されないように発表したのね。他のドラマもそうだけど、主要キャストが入れ替わると違うドラマになるから、今回は5人が揃ってよかったよ。
- 山Pまで、干されなければ良いが…
- これがほんとのことならマジで隠居してほしい。ジャニーズがこんなにも嫌われて他のタレントまで悪口の標的になっているのはこのばーさんのせいだ。
などのコメントが寄せられています。
飯島さんが去ったことにより、山下さんも自身の立場が危機に面していることを察しているのか、ジャニーズの恒例行事となっている初詣に2年連続で参加していたことが判明しています。
この初詣には、藤島ジュリー景子副社長(50)が担当する嵐、Hey! Say! JUMP、TOKIO、V6、関ジャニ∞といったグループのメンバーのみ参加するというのが恒例だったものの、山下さんは昨年5年ぶりに姿を見せ、昨年から2年連続で参加していました。
これはメリー副社長、ジュリー副社長に忠誠を誓ったことを意味し、今年から仕事が増え始めたことと関係しているのではないかとも言われていたのですが、やはりまだメリー副社長は飯島派だった山下さんのことを受け入れてはいないのでしょうか…。
『せいせいするほど、愛してる』は山下さんが主演を務める予定だったという話と、『コード・ブルー』の主演を別のジャニーズタレントにするという話は初耳で、『週刊女性』が報じている話はどこまで本当なのかは定かではありませんが、4月放送の『ボク、運命の人です』や7月放送の『コード・ブルー』などで結果を残し、今後の仕事に繋げていってほしいですね。