来年1月23日よりスタートする月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系 月曜21)では、女優・歌手として活動している西内まりやさん(23)が主演を務め、4人組ロックバンド『flumpool（フランプール）』のボーカル＆ギター・山村隆太さんが相手役を演じ、山村さんはこのドラマで俳優デビューを果たすのですが、このドラマに対して期待する声は少なく、また大コケするのではないかという声が多く上がっています。
フジテレビの月9ドラマは年々視聴率が低下しており、昨年1月期に放送された杏さん主演の『デート ～恋とはどんなものかしら～』は、全10話の期間平均視聴率が12.5％、4月期放送の嵐・相葉雅紀さん主演の『ようこそ、わが家へ』は全10話の期間平均が12.5％と、まずまずの数字を獲得していたものの、7月期に放送の福士蒼汰さん主演『恋仲』は、初回平均視聴率が9.8％と2ケタを切り、全9話の期間平均は10.7％と、月9ワースト視聴率を更新。
10月期放送の石原さとみさん主演の『5→9 ～私に恋したお坊さん～』は、全10話の期間平均11.7％と若干回復したものの、今年1月期に放送された有村架純さんと高良健吾さんW主演の『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』は、全10話の期間平均が9.7％で月9ワースト視聴率をさらに更新。
また、4月期放送の『ラヴソング』では、高視聴率を獲得した『ガリレオ』シリーズで主演を務めた福山雅治さんを起用したものの、全10話の期間平均は8.5％と大コケし、今年2度目の月9ワースト更新。
7月期放送の桐谷美玲さん主演の『好きな人がいること』は、全10話の期間平均が8.9％、10月期放送のHey! Say! JUMP・山田涼介さん主演の『カインとアベル』は、初回から最終回まで1ケタ台で推移し、全10話の期間平均が8.2％で、今年3度目のワースト更新となりました。
今年月9で放送された作品は、全て期間平均視聴率が1ケタ台という散々な結果となっているため、キャスティングにも悪影響を及ぼしていると囁かれており、来年1月放送の月9では当初、竹野内豊さんに主演オファーを出していたものの、竹野内さん側が脚本に納得せず、12月に入ってからオファーを断ったと週刊誌『週刊女性』は報じているのですが、月9の視聴率が低迷していることも要因なのではないかと噂されています。
そうした中で、嵐・相葉雅紀さんが来年4月期に放送される月9の主演に内定したとニュースサイト『サイゾーウーマン』が報じていたのですが、その後の7月期放送の主演候補として、“山P”こと山下智久さんの名前が挙がっていると同サイトが新たに報じています。
現時点ではまだ仮の状態だといい、山下さんが主演に起用されるのかどうかはまだ定かではないようなのですが、山下さんは過去に月9で訪欧された『プロポーズ大作戦』、『ブザー・ビート〜崖っぷちのヒーロー〜』、『SUMMER NUDE』などで主演を務め、まずまずの結果を残していることから好視聴率獲得に期待されます。
＜↓の画像は、山下智久さんの写真＞
さらに、10月期については、SMAP・木村拓哉さんの主演作で現在調整が進められているとのことなのですが、テレビ局関係者は「今後、SMAPメンバーたちの動向や、ほかの芸能プロとの兼ね合いなどから、頓挫する可能性もありますが」と語っています。
＜↓の画像は、木村拓哉さんの写真＞
来年4月期以降については、まだ正式には決定しておらず流動的なようなのですが、来年はジャニーズタレントの主演作が連続して放送される可能性があるようで、この裏にはジャニーズ事務所側がフジテレビに対して、「大きな貸し」を作った一件が影響しているといい、前出のテレビ局関係者は、「SMAPの解散を強行したことにより、当初は3月末まで放送予定だった『SMAP×SMAP』（同）が年内終了となって、フジは大打撃を食らいました。そのため、ジャニーズはフジサイドに便宜を図らざるを得ない状況となり、3期連続で、自社のタレントを月9主演に起用することにしたのではないでしょうか」と語っています。
木村さんは来年1月期放送の『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系 日曜21時)で主演を務めており、1年の間に2本の連ドラで主演を務めるというのはこれまでに無く、果たして本当に月9主演を務めるのかどうかは定かではありませんが、来年からはソロ活動になり、ジャニーズ事務所側も木村さんの仕事量を増やしていくとも噂されているため、『HERO』の第2シリーズ以来、3年ぶりに月9主演を務めるのかに注目したいところですね。