歌手で俳優の“山P”こと山下智久さん(29)が、4月から金曜日22時に放送されるドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系)で主演を務めることが明らかになりました。
『アルジャーノンに花束を』は、アメリカの作家ダニエル・キイスさんによる同名SF小説が原作で、これまでに3度海外で映画化され、国内でも2002年に、俳優でタレント・歌手のユースケ・サンタマリアさんが主演でドラマ化されるなどしているベストセラー作品で、今回ドラマ化されるにあたり脚本監修を、『ひとつ屋根の下』『聖者の行進』『高校教師』『明日、ママがいない』など、これまでに数多くのドラマの脚本を手掛けた脚本家で作家の野島伸司さんが担当するとのことです。
同作は幼児並の知能を持った精神遅滞者の山下さん演じる主人公が手術により天才的な知能を手に入れ、そのことで愛と憎しみ、喜びと孤独を知っていくという人間の心の真実に迫るヒューマニズム作品なのですが、難しい役から山下さんは「まだ手探りな状態です。すごく難しいし自分としてもチャレンジな役柄なので、最後まで気を抜かずに1個1個自分のものにできるように頑張っていきたいと思っています」と意気込みを語っています。
これにネットでは、
- 話は良さそうで期待したいけど、果たして山下くんでいいのか…。
- 山下がどうのじゃなくて、前回のユースケ・サンタマリアと菅野美穂が良すぎたから、今回のはどうなんだろうと思う。違うものとして見てみようとは思うが…
- かなり昔にやったユースケサンタマリア主演の印象が強い作品ですよね。物語は非常に面白い作品なので見てみたい気がしますが、山Ｐは想像できないなぁ。
- どうしてこの名作をジャニーズ起用するんだろう…今の時代に野島さんもどうかと思えるし…。良い作品だけに、すでにちょっと残念感が…
- 山下は演技力ないから難しいかなぁ、まだ草なぎのほうができそう。ユースケ版は原作とラストが異なった。野島は敢えて同じにするような印象。ドラマも原作も好きな作品なので駄作にせんといて。
などのコメントがありました。
今回、野島さんが脚本の監修を担当し、どのようなエッセンスが加えられているのか楽しみではあるのですが、果たして山下さんがこの難しい役を演じきり、視聴者を惹き付けることが出来るでしょうかね…。
2002年に、ユースケさんが主演でドラマ化されていることから比較されるのは確実で、もしイマイチだと判断された場合批判されることになるとみられ、現時点でネット上の反応を見てみても、多くの方が山下さんでは難しいのではないかとみており、あまり期待をしていない様子なので、まだスタート前であるものの大コケしてしまうのではないかと心配なところなのですが、この不安を払拭するような演技を見せてくれることに期待をしたいと思います。