俳優・歌手の“山P”こと山下智久さん(38)が来年4月期に、同名漫画が原作の実写ドラマ『ブルーモーメント』(フジテレビ系 水曜22時)で主演することが正式発表されました。
『ブルーモーメント』は、気象災害から人命を守るため、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバー等の奮闘や、SDM本部のチーフで気象研究官・晴原柑九朗(はるはら・かんくろう)の最愛の人の死を巡るミステリーも描いた内容となっています。
<↓の画像は、原作漫画『BLUE MOMENT』の写真>
山下智久さん演じる主人公・晴原柑九朗は、気象庁気象研究所で研究官を務めながら報道番組の天気コーナーにも出演し、さらに気象災害から人命を守るSDM本部のメンバーでもあり、内閣府直属のチームとして設置されたSDM本部でリーダー格のチーフを務める晴原は気象学の天才で、持ち前の頭脳や現場で感じた天気、膨大な気象情報をもとに、緊迫した状況の中でも一手先を読む力を持っています。
ただ、毒舌により周囲から反感を買うことも少なくないのですが、人命救助に対する熱い志、真っ直ぐな姿勢に仲間たちも徐々に見方を変えていき、唯一無二のチームを作り上げていくというストーリーで、ドラマの撮影は来年2月から開始予定といいい、その他のキャストや主題歌などは後日発表予定としています。
ドラマの脚本は、『絶対零度』『ボイス 110緊急指令室』『イチケイのカラス』などを手掛けた脚本家・浜田秀哉さんが担当します。
そして、旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)を退所後、初めて民放ドラマで主演を務める山下智久さんは、「幼い頃から数々の作品に出させていただいたフジテレビさん、7年ぶりにまたこのような素晴らしい作品で主演をやらせていただけること、光栄に思っております」「見ていただいた方々に間接的にでもプラスの影響を与えられるようなドラマにするべく、1センチ、1ミリ、1秒にこだわり、真摯に向き合っていきたいです」「生きていくヒントになるような原作からいただくパワーをドラマでもしっかり皆様にお伝えできるよう全力を尽くしますので、ぜひ放送を楽しみにしていてください」
とコメントしています。
『イチケイのカラス』等も担当したフジテレビの高田雄貴プロデューサーは、漫画『BLUE MOMENT』の実写ドラマ化にあたり、「主人公が“卓越した数学脳で天気を解析する”画期的な原作のストーリーに、晴原のもとに仲間が集まっていくチームドラマという、もう1つの軸を加えることをご了承いただきました。」
と、原作を手掛ける漫画家・小沢かなさんの了承を得て、ドラマオリジナルのストーリーを加えたとしています。
また、山下智久さんを主演に起用した理由については、「原作を読んでいた時から『実写化するなら晴原は山下さん以外いないだろう』と思っていました。まず小沢先生が描く晴原と山下さんがとても似ているんです(笑)。そして内面も、晴原は非常に芯が強いキャラクターなのですが、ストイックでそして何事にも真摯に向き合われる山下さんにぴったりです。“命を救う”役が日本トップレベルにハマる俳優である山下さんが、今回は天才的な数学脳を使ってバシバシと人々を救っていく姿、ぜひご注目頂ければ、と思います。」
と語っています。
そして、『ブルーモーメント』の実写ドラマ化、山下智久さんの主演起用に対してネット上では、
- 山Pドラマ主演嬉しすぎて震える
- やまぴーにピッタリのドラマ 今から楽しみで仕方ないです!
- 5年ぶりの民放ドラマで山Pが主演、毎週見られるの嬉しい! すごく面白そうなストーリーだし、また今までとは違う魅力を見せてくれそうで楽しみ
- 1月からNHKで正直不動産2も始まるし、ブルーモーメントも期待
- 山Pは演技が上手というわけでもないけど、その役に上手くハマるというか、山Pじゃなきゃダメと感じさせるし魅力的だと思う 正直不動産もだしこのドラマも楽しみ
- こうして彼のドラマや映画を観れるのは、いろいろな悪しき慣習が良い方向へ変わってきてるってことだね。
- 今、tverでコードブルーの1.2と見てる。リアルタイムでも見てたけどやっぱり面白い。あの5人のこの先はたまにスペシャル番組でもいいのでまた見てみたいな
- 題材は面白そうだけど、コードブルーは素晴らしい脚本と新垣&戸田&浅利&比嘉の脇のレベルが主演級だからこそ大ヒットしたから、こちらは上手くいくかは分からないよね。ですが、かなり期待
などの声が上がっています。
山下智久さんがフジテレビのドラマに出演するのは、2017年7月期放送の『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rdシーズン』以来7年ぶりで、旧ジャニーズ事務所を退所後初の民放連ドラ主演となるだけに、山Pファンからは喜びや期待の声が上がっています。
フジテレビも今作に大きな期待を寄せている様子で、ドラマの公式サイトでは「大ヒット作『コード・ブルー』以来のフジドラマ帰還!この春イチの話題作になること必至!」「“今”1番見たい俳優の完全新作ドラマに日本中から熱視線が注がれる!」としています。
公式発表前に『ブルーモーメント』の実写ドラマ化を伝えていたニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』の報道によれば、フジテレビは今作を“第2のコード・ブルー”にしたいはずとし、シリーズ化させることも視野に入れているようです。
山下智久さんが旧ジャニーズ事務所から独立後、初の連ドラ主演となった『正直不動産』(NHK)も好評でシリーズ化され、来年1月期には『正直不動産2』がスタートすることが決定しており、山下さんの演技を巡っては、ボソボソ喋ってセリフが聞き取りにくい、表情の変化が乏しいなどと否定的な声も少なくありませんが、久しぶりの民放連ドラ主演で是非とも良い演技を見せてほしいです。