“山ピー”こと山下智久さんが主演を務めたドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系)の最終回が12日に放送され、関東地区での平均視聴率が7.2%だったことが明らかとなりました。
同ドラマは2002年10月期に、ユースケ・サンタマリアさんが主演でフジテレビ系の火曜22時枠で放送されており、まずまずの評価を受けていたことや、主人公は知的障害があり6歳児並の知能しかなく、知能を飛躍的に向上させる脳外科手術後には天才となり、別人のように人格が変化するという難しい役どころであるため、山下さんにそれをうまく演じ分けられるのか心配の声が寄せられていました。
しかし、視聴者からはまずまずの評価を受け、演技に対する批判はそれほど多くもなかったのですが、初回平均視聴率は11.5%、第2話は7.9%で早くも1ケタとなり、第3話は8.8%、第4話は9.4%、第5話で10.8%と初回以来2ケタとなりましたが第6話は7.4%とガクッと下がり、第7話は6.7%、第8話と第9話は7.8%、最終回は7.2%と盛り返すこともなく終了しました。
ちなみに、最終回に対して視聴者からは「最終回が雑」「最終回詰め込みすぎ」「この最終話はひどい」といった批判が寄せられており、全体のストーリー自体は悪くはなかったものの、不満が残る最終回だったようです。
そして、全10話の期間平均視聴率は8.5%という結果で、これまで山下さんの主演を務めたドラマの中でワーストとなる数字となってしまったのですが、山下さんが連続ドラマで主演を務めるのは、2013年7月期に放送された月9ドラマ『SUMMER NUDE』(フジテレビ系)以来約2年ぶりで、ドラマの評価もそれほど低くはなかったにも関わらず、このような結果になったことに対してテレビ誌の記者は、昨年山下さんや元KAT-TUNの赤西仁さん、関ジャニ∞の錦戸亮さんが起こした事件の影響があるのではないかとみています。
これにネットでは、
- 無垢咲人はものすごくハマってた。上手いと思った。しかし、天才咲人はいつもの棒俳優の山ぴー。ぼそぼそ声でセリフも聴きづらかった。原作と話はだいぶ異なるけど、楽しめました。最終話の強引な展開はちょっとだったけど。
- 山Pの事件に夜影響もあるけど、脚本が微妙だったのも大きいんじゃないか
- 最初の3話くらいまでは、今後の展開を期待させるものでなかなか良かった。けど、賢くなてからどんどん雲行きが怪しくなり…後半2、3話はCM多すぎ!なんか展開が雑!!良作になる要素はたくさんあったのに、いろんな人にいろいろ背負わせた結果どれも描き切れずに終了。残念。
- 甘いマスクのイケメンなんだろうが、費用対効果も悪いし、危険も秘めてるし、ジャニーズ的には世代交代の対象にしてもいいのでは…山下智久さん47歳が活躍しているイメージがわかない。
- 惨敗ですね。最終回の数字が全話の中で2番目に低い数字とは…「山下智久では数字取れない」これ確定。いい加減、事務所の力で主演作続けさせるのはやめるべき。本人が一番辛いと思う。
などのコメントが寄せられていました。
昨年の事件以降に露出が激減し、起死回生の作品となるはずだったものの、自己最低記録の視聴率となり人気の低下を露呈する結果となりましたが、山下さんは7月1日に放送される『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)4時間スペシャルで放送されるドラマ『心の科学者・成海朔の挑戦II(仮)』で主演を務めることが決定しています。
そして、山下さんは『女性セブン』のインタビューにて、昨年コンサートが出来なかったことから今年後半にやりたいことについて、「音楽活動にも力を入れていきたい」「全てを取り戻しにいきたいなって思って」と今後の活動について意欲的に語り、更に「おれ、いつもファンの人に迷惑かけちゃってるから。そんなおれでもついてきてくれて、本当にありがたいと思ってるんだ。そんなファンのためにもアイドルでい続けなきゃね」とも語っています。
山下さんは昨年スマホ窃盗事件や、モデルの大森美知さんとのスキャンダルが立て続けに報じられ、ファンの期待を裏切るようなことばかりで多くのものを失い、ドラマの視聴率もイマイチな結果となりましたが、今年は昨年多くの心配や迷惑をかけた分、ファンのことを喜ばすような活動をしていってほしいものですね。