未成年飲酒・淫行問題によって、活動自粛が発表された“山P”こと山下智久さん(35)が、ジャニーズ事務所からの退所確定との情報を18日発売の週刊誌『週刊女性』が報じています。
記事では山下智久さんの知人が、「年内で事務所を退所するそうです。彼の意思は固いみたいですよ」と証言しており、退所に至った経緯については、5年ほど前から海外志向を強め、周囲には「アイドルという枠にとどまらず、世界で活躍したい」などと熱く語っていたそうで、今回のスキャンダルと退所は関係ないようです。
山下智久さんは昨年9月に、プライベートで親交のあるハリウッド俳優ウィル・スミスさんの家族が立ち上げたマネージメント会社『Westbrook Entertainment』とも契約し、アメリカ・カナダでの芸能活動の一部を業務委託しており、ジャニーズ事務所では異例の“二重契約”を結んでいることが明らかになっています。
<↓の画像は、山下智久さん、ウィル・スミスさん、息子のジェイデン・スミスさんの写真>
そして、今年から世界で配信がスタートした日欧共同制作ドラマ『THE HEAD』ではメインキャストの1人に起用されるなど、近年は特に海外での活動展開に注力しており、その理由として日本での活動に物足りなさを感じてる部分もあるといいます。
前出の山下智久さんの知人は、「昨年の秋ごろに、周囲に『もう日本ではやりきった。来年の仕事が落ち着いたら、事務所を辞めようと思っている』と話していたそうです。2020年の仕事をひとつの区切りにして、再スタートを切ろうと考えていたのでしょう」
と明かしています。
芸能プロダクション関係者は、山下智久さんがジャニーズ事務所を退所するタイミングについて、「毎年12月が彼の契約更新月なので、辞める場合は、3ヶ月前の9月までに事務所にその意思を伝えなければなりません。現段階で決まっている仕事がなく、ツアーが実施できるめどが立っていない。そうなると、契約期間を満了したうえで辞める可能性が高いですね」
と語っています。
『フライデー』の元記者で芸能ジャーナリストの佐々木博之さんは、山下智久さんの今後の活動について、「アメリカでは、Huluで配信されたドラマの評判がよく、本人も手応えを感じているようです。スミスさんの事務所に所属しているため海外での仕事は増えるでしょう。一方で、ジャニーズ事務所との関係もあるので、地上波のドラマに出るのは難しくなると思います。そうなると、活躍の場は自然と海外になっていくのではないでしょうか」
と、ジャニーズ事務所を退所後は海外で俳優として活動する可能性が高いと予想しています。
11日にもニュースサイト『サイゾーウーマン』は、今年予定していた亀梨和也さんとのユニット『亀と山P』のツアー終了をもって、山下智久さんがジャニーズ事務所を退所すると言われていたと報じていました。
ただ、亀と山Pのツアーは中止、4月にリリース予定だった1stアルバム『SI』も発売延期が決定し、退所のタイミングも延期する可能性が高いとみられていた中で、『週刊文春』によって未成年飲酒・淫行スキャンダルをスクープされ、ジャニーズ事務所の関係者たちは頭を悩ませていたようです。
山下智久さんがジャニーズ事務所を退所するとの情報は以前から流れており、突然出てきた話でもないので特に驚きはありませんが、退所前に未成年飲酒・淫行スキャンダルが出てしまったのは痛いですね。
山下智久さんはアジア圏でも高い人気・知名度を誇り、中国版Twitter『微博(ウェイボー)』のフォロワー数は、17日21時の時点で約176.5万人、インスタグラムのフォロワー数は514万人を突破していますが、問題のスキャンダルはアジア圏の大手メディアもこぞって伝えており、いくつかのメディアは山下さんがお持ち帰りしたとされる女子高生モデルの写真も掲載しています。
また、すでに山下智久さんの芸能活動自粛処分を取り上げている海外メディアもあり、今後の活動に影響はあるかと思います。
ジャニーズ事務所の説明によれば、女子高生モデルは20歳以上だとウソをついてバーに出入りし、山下智久さんと亀梨和也さんも年齢確認を行っていたとのことで、これが事実ならば同情の余地もありますが、コロナ禍にバーに居合わせた他の客と飲食を共にし、そのままお持ち帰りするという脇の甘い行動は問題ありで、ここ最近は国内外での活動によって評価が上がっていただけに非常に残念です。
イメージが再び悪化してしまった中で独立話も浮上し、退所前の元NEWS・手越祐也さんと似たような状況になっていますが、このまま年内の活動をもってジャニーズ事務所を退所、海外での活動をメインとしていくのかどうか、引き続き動向に注目したいです。