滝沢秀明さんや今井翼さんと同期で、ソロで俳優やダンサー・振付師として活動の屋良朝幸さん(やら・ともゆき 40歳)が、来年1月末をもって旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)を退所し、独立することが9日に発表されました。
屋良朝幸さんは事務所を通じてコメントを発表し、「2024年1月31日をもちまして所属事務所を退所することにいたしました。突然のご報告で本当に申し訳ございません。この数年、改めて自分と向き合ってきて自分らしい表現と創造をより深めていく為に新たな道へ進む決意をしました。沢山の仲間との出会い、経験。そして何より支えてくださったファンの皆様に感謝の気持ちを持って、残りの時間を精一杯頑張っていきます。」
としています。
旧ジャニーズ事務所によると、今年春ごろに屋良朝幸さんから「40歳最後の日となる節目のタイミングで新たなチャレンジをしていきたい」との申し出があり、本人の意思を尊重する形で、誕生日の前日をもって退所することが決定したとのことです。
『日刊スポーツ』が親しい関係者に取材したところによれば、屋良朝幸さんは数年前から将来について考え、昨年には退所を決断し、今年4月ごろに事務所に独立の意思を伝えたといい、ジャニー喜多川さんの性加害問題がきっかけで退所を決断したわけではないといいます。
屋良朝幸さんは1995年4月にジャニーズ事務所に入所し、ジャニーズJr.時代にはダンスユニット『Musical Academy(ミュージカル・アカデミー)』などで活動し、年齢が近い町田慎吾さん、嵐・大野智さん等と活動を共にしていました。
ジュニア時代からダンス力の高さが評価され、数多くのミュージカルなどに出演、2006年にはKinKi Kids・堂本光一さんのソロライブツアーで、ソロ曲の振り付けを担当、この他にもタッキー&翼や嵐、関ジャニ∞などの振り付けも手掛けるようになり、俳優として数々の舞台で主演を務めながら振付師としても活躍しています。
そんな屋良朝幸さんの退所発表を受けてネット上では、
- 斗真も屋良っちも事務所退所か 仕方ないよね、ニノも独立したくらいだし。未来ある人たちは自由になった方がいい。
- 岡田くん、ニノ様、斗真くんに屋良っちさん…なんだか残念だけどみんなそれぞれの場所で光っていくんだろうな どうかみんなの未来にたくさんの幸せがありますように
- 屋良っちもかぁ〜まぁしょうがないか〜ニノも言ってた通り、重きを置いてる仕事の種類にもよるし、自分でできる人はその選択肢も大いにありなわけで、今後は在り方が変わってくることを受け入れるしかないね〜
- ニノ、斗真に続き屋良っちも。あの世代いなくなるの結構心がポカーンとしてしまう、、しょうがない、しょうがないよね
皆が夢を追ってこの事務所に入り、夢を追って去っていく。彼らが事務所を辞める日が来るなんて昔は全く思ったが芸能界ってそういう所。夢を追うためにまた別の場所へ羽ばたいていく - 屋良くんも斗真くんも、ニノも。8Jメンバー寂しいなぁ。。でも8Jメンバーは強い絆があると思うから、在籍に関わらずいつまでたっても仲良く一緒にお仕事してほしいな。
などの声が上がっています。
先月には、屋良朝幸さんと同じく1995年入所の元V6・岡田准一さん、1996年入所の嵐・二宮和也さんが独立を発表し、2人に続いて今月7日には1996年入所の生田斗真さんも退所、独立を発表し、これまで第一線で活躍していたタレントが続々と事務所を辞めています。
さらに、9日発売の週刊誌『フライデー』は、1995年入所の嵐・櫻井翔さんも旧ジャニーズ事務所を退所、独立するとの情報を新たに伝えており、民放テレビ局関係者によると、櫻井さんは事務所からの退所を条件に日本テレビから、『news zero』の月曜キャスターと『ベストアーティスト2023』の司会継続、主演ドラマ『大病院占拠』の続編制作が確約されているといいます。
このように1990年代半ばにジャニーズ事務所に入所し、これまで様々な分野で活躍していた旧ジャニーズタレントが続々と退所、独立という流れとなり、ジャニーズの古参ファン等からは嘆きの声が多く上がっていますが、それぞれが前向きに新たなチャレンジをするために独立を決断していて、今後さらに自由な活動で活躍の場を広げていってほしいですね。