2018年に結成したジャニーズJr.の21人組ユニット『少年忍者』のメンバー・内村颯太さん(うちむら・そうた 19歳)が、“タッキー批判”とも取れる発言をしたとして、ファン等の間で物議を醸しているとニュースサイト『日刊サイゾー』が伝えています。
少年忍者は昨年に続き、『美 少年』『7 MEN 侍』と共にテレビ朝日が主催のライブイベント『サマステライブ 未来少年』に出演し、最終日公演のMCでユニット結成当初から所属している内村颯太さんが、ジャニー喜多川前社長が最後に作ったユニットとして成長した姿を見せるために頑張ってきたと語った上で、「滝沢さんは、滝沢さんが作ったグループを推したいのは分かります。それに負けてたら、俺らは一生、上に上がれない」と発言したそうです。
<↓の画像は、少年忍者・内村颯太さんの写真>
滝沢秀明さんは2019年に、ジャニー喜多川前社長からジャニーズJr.のプロデュース業を引き継ぎ、ジャニーズ事務所の子会社・ジャニーズアイランドの社長に就任し、2020年には『Snow Man』と『SixTONES』を同時デビューさせました。
その後も若手グループの育成に力を注いでいますが、ジャニーズJr.ファン等の間ではかねてから、滝沢秀明さんが特定のグループに肩入れし過ぎているとして物議を醸しており、猛プッシュされているタレントは“タキニ”(タッキーのお気に入りの略)などと称され、ファン等の間ではSnow Manのほか、2020年10月に結成したジャニーズJr.の7人組ユニット『IMPACTors(インパクターズ)』などがタキニと言われています。
<↓の画像は、『IMPACTors』のメンバー写真>
ただ、本当に滝沢秀明さんが特定のグループを依怙贔屓(えこひいき)しているのか否か定かではなかったものの、内村颯太さんが“タキニ”の存在を認めるかのような発言をしたことで物議を醸しているとのことです。
アイドル誌記者によると、内村颯太さんはサマステで「それに勝つためにはジャニーイズムを継承することだと思う」とも意気込んでいたとし、「これに加えて、『僕らにとってジャニーさんみたいな人』として『天才振付師さん』がいるとも発言しています。つまり、ジャニー氏が作った最後のグループとして少年忍者がさらに“ジャニーイズム”を体現することに内村は勝機を見出しており、その指導者として『天才振付師さん』を仰いでいるということ。これは、滝沢社長のやり方に“ジャニーイズム”が感じられないという批判とも取れます。『僕らにとってジャニーさんみたいな人』発言の直前には、5月末をもって少年忍者を脱退した平塚翔馬のことと思われる話をして、泣きながら『やる気がないと思われた』などと弁明しており、脱退に納得がいっていない様子を見せていました。少なくとも、滝沢社長の方針に不満を抱いているだろうことは感じられます」
としています。
タキニ問題に関しては、昨年1月にも週刊誌『週刊文春』のWeb版『文春オンライン』が伝えており、記事ではジャニーズに近い芸能記者が、「滝沢社長はJr.の面倒見が良いと言われますが、それは気に入った相手だけ。要は好き嫌いが激しいんです」と明かしており、それによって滝沢さんに興味を示さなかったというジャニーズJr.のユニット『宇宙Six』や『MADE』は解散を迎えたようです。
また、ジャニーズJr.たちの間でも「滝沢社長に気に入られなければ売れない」という空気が流れているとし、それは本人たちがいくら努力をしたとしても、滝沢秀明さんに気に入られなければチャンスが回ってこないという現状があるためといい、昨年1月に退所した元MADEの稲葉光さんも「滝沢くんともっと上手くやっとけばよかった」などと、後悔を口にしていたと伝えています。
こうした状況に内村颯太さんは不満を感じていて、サマステでつい本音が漏れてしまったのかどうかは不明ながら、今回の発言が滝沢秀明さんの逆鱗に触れ、内村さんや少年忍者の評価が下がり、今後の活動に影響が及ばないかと少し心配になりますね。
滝沢秀明さんのやり方を批判するような発言をしたからには、実力を付けてファンをさらに増やし、しっかりと結果を残していくことがより重要になってくるかと思うので、引き続きデビューを目指してパフォーマンスに磨きをかけていってほしいです。