東京地方裁判所が31日、大麻所持で逮捕された『KAT-TUN(カトゥーン)』の元メンバー・田口淳之介容疑者(33)の3日間の勾留延長を認め、一方の恋人で元女優・小嶺麗奈容疑者(38)については、勾留延長を認めない決定をしました。
これに対して東京地方検察庁は決定を不服とし、同日夕方に準抗告(取り消し・変更を求めて行う不服申し立て)しました。
5月22日に逮捕された両容疑者は6月2日が勾留期限(勾留期間は原則10日間)となっており、勾留期限の延長は10日間以内なら認められるのですが、東京地検は東京地裁に両容疑者の勾留延長を求め、現時点では田口淳之介容疑者のみ3日間の勾留延長が認められた形となっています。
双方ともに大麻の所持や使用を認めており、なぜこのような差が生まれたのか、現時点で詳細は明らかになっていません。
<↓の画像は、田口淳之介・小嶺麗奈容疑者の勾留に関する報道写真>
こうした新たな動きがある中で、ニュースサイト『日刊大衆』は、小嶺麗奈容疑者が取り調べに対して、田口淳之介容疑者とは別れると供述していることを報じています。
田口淳之介容疑者と小嶺麗奈容疑者は知人の紹介で出会い、交際に発展したと言われており、交際が発覚したのは2007年9月のことでした。
2人の熱愛は週刊誌『フライデー』がスクープし、大きな話題になりましたが、2人はその後も別れることなく交際を続け、2009年9月にはハワイ旅行がスクープされ、空港で待機していた記者たちが直撃取材を敢行したところ、小嶺麗奈容疑者が激怒し、「彼の収入が無くなったらどうしてくれるんですか!私は仕事が無くなろうがどうでもいいんです!」と記者に詰め寄っていたことが報じられました。
<↓の画像は、ハワイ旅行報道の写真>
こうした気の強さを見せていた小嶺麗奈容疑者は、やがて田口淳之介容疑者の近くで活動をサポートするようになり、2016年に田口容疑者がKAT-TUN脱退、ジャニーズ事務所を退所した背景には、小嶺容疑者の存在があったと噂されています。
『週刊文春』によれば、ジャニーズ事務所が小嶺麗奈容疑者の交友関係を調べたところ、東京・六本木界わいの半グレ集団との関係が発覚したため、KAT-TUNと恋人のどっちを取るんだと迫ったところ、あっさりとグループ脱退、ジャニーズ事務所退所を選んだとしています。
こうした形で独立した田口淳之介容疑者は数ヶ月後に、個人事務所『株式会社Immortal』を立ち上げ、小嶺麗奈容疑者は取締役に就任し、マネージャー兼プロデューサーも務めていました。
私生活では同棲を続け、すでに10年以上も交際していることから結婚が囁かれていましたが、入籍はせずに内縁関係にあったとされています。
そんな2人だけに、そう簡単に別れられないのではとも言われているのですが、『日刊大衆』の記事では、「取り調べに対して、“彼(田口)とはもう別れる……”と供述していると聞こえてきています」
と全国紙社会部記者が語っています。
これについて芸能関係者は、「一緒に薬物をやっていた2人が、また共に生活を始めたら、当時の記憶がよみがえり、再び薬物に手を染めてしまうかもしれない。自身もそうでしょうが、愛する田口に“大麻と手を切らせる”、という強い決意の表れとして“別れる”と言っているのかもしれませんね」
と憶測しています。
『週刊文春』によると、小嶺麗奈容疑者が大麻に手を染め始めたのは「15年以上前」のことだといい、その当時、西麻布にあった喫煙器具を売るショップの常連だったという小嶺容疑者は、乾燥大麻を細かくすり潰すグラインダー購入したり、毎年夏には大麻繊維の帽子、サンダルを購入するほどの「大麻信奉者」だったと報じています。
そんな小嶺容疑者の影響を受けたのか、田口淳之介容疑者は10年ほど前から大麻使用を始めたと取り調べで供述しており、少しでも刑を軽くするためには別れることが必要になってくるとも言われています。
しかし、田口淳之介容疑者は小嶺麗奈容疑者よりも長い付き合いのKAT-TUN、事務所を離れてまで交際を続け、“洗脳”状態とも言われるほどなので、取り調べでは別れると言っていたとしても、そう簡単に関係は切れないのではないかと思うのですが、今回の逮捕を受けて本当に関係を断ち切る決意を固めたのでしょうかね。