NEWS・小山慶一郎さん(こやま・けいいちろう 34歳)が、情報・報道番組『news every.(ニュースエブリィ)』(月~金曜15時50分)を降板することが19日に正式発表されました。
これは19日放送の番組内で発表されたもので、メインキャスターの藤井貴彦アナウンサーが18時過ぎに、「さて、ここで6月から『news every.』への出演を見合わせてきた小山慶一郎さんから、視聴者の皆様に宛てたメッセージが届きました。読ませていただきます」と切り出し、小山さんから寄せられたという手紙を読み上げました。
<↓の画像が、『ニュースエブリィ』でメインキャスターを務めていた小山慶一郎さんの写真>
その手紙の内容は、「今回の件では、多くの方にご迷惑とご心配をお掛けして心からお詫び申し上げます。」と謝罪した上で、「番組スタッフの方々、ならびに事務所スタッフと話し合い、今回、番組を離れることになりました。」と、番組を降板することを報告しています。
続けて、番組スタッフや出演者には感謝の気持ちしかなく、取材で出会った人たちからも多くのことを学ばせてもらい感謝しているとした上で、「番組を離れることは残念ですが8年間で培った経験をこれからの人生に活かしていきたいと思います」としています。
手紙を読み上げた藤井貴彦アナは小山慶一郎さんについて、「アイドルではなく、一人の若者として番組を支えてくれました。私、個人的には感謝の気持ちを伝えたいと思っています。その一方で、こうしたことで時間を使うご批判もあろうことかと思います。皆さまの大切なお時間をいただきまして申し訳ありませんでした」
と語り、頭を下げていました。
小山慶一郎さんは2010年3月からサブキャスターとして週1回レギュラー出演し、2014年1月からは月~木曜の第1部(15時50分~16時53分)のメインキャスターとなり、2016年3月からは金曜日も担当していました。
こうして番組の顔的存在となっていたのですが、今年5月ごろからネット上で未成年の女子大生との飲酒疑惑が浮上し、6月には週刊誌『週刊文春』によって未成年飲酒スキャンダルをスクープされ、6月7日にジャニーズ事務所が「活動自粛」を発表し、同日放送の『ニュースエブリィ』の冒頭で小山さんは謝罪の言葉を述べました。
その上で今後については、「出演を当面お休みさせて頂き、その期間活動自粛し、今回の事を反省し、自分しっかり見つめ直したいと思います。この度は本当に申し訳ありませんでした」
と語っていました。
それから20日後の6月27日に小山慶一郎さんは仕事復帰し、レギュラーのバラエティ番組などには出演していましたが、『ニュースエブリィ』だけは復帰とはならず、騒動から半年が経過して番組降板が今回発表されました。
これに対してネット上では、
- もう降板したのかと思ってた!今更だけど降板は当然
- 当然の結果、アイドル気分のままアナウンサーやった結果
- 後釜にジャニタレが来ませんように
- この際だからニュース番組にジャニーズはやめてもらいたい
- 週4キャスターというデカイ仕事が…来年は彼のソロでの姿を見なくなりそう。
- 判断が遅かった気がする。世論が許すなら何事もなかったように復帰するつもりだったのか。イメージ回復するのはかなり厳しいと思う。
- 公共の電波で言う必要ないよ。HPで十分な気がする。報道番組なら他の本当に必要な情報を提供して下さい。
などのコメントが寄せられています。
一部では、小山慶一郎さんが『ニュースエブリィ』に今後復帰するのではないかという噂も上がっていましたが、どのような理由があるにせよ、未成年飲酒スキャンダルをスクープされてしまった以上は、様々なニュースを伝える番組でキャスターを務めるのは相応しくないため、降板というのは仕方がないでしょうね。
番組出演自粛から半年が経過しているため、ネット上では判断が遅いなどの声も多く上がっているのですが、ジャニーズ事務所側としては、小山慶一郎さんをどうにか番組に復帰させたいと考えているなどと囁かれていました。
小山慶一郎さんは『ニュースエブリィ』でメインキャスターを務めるだけでなく、日テレの選挙特番に出演したり、2016年11月のアメリカ大統領選の特番でメインキャスターを務めるなど、嵐・櫻井翔さんと同様にアイドルでありながらキャスターとしても活躍していました。
そのため、このポジションをどうにか維持させたいとジャニーズ側は考えるのは当然ですが、番組に復帰したらテレビ局やスポンサーなどにクレームが殺到し、番組の視聴率にも影響を与えかねないことから、総合的な判断から降板が決まったのではないかと思います。
小山慶一郎さんは大きな仕事を失い、ショックも受けているかと思いますが、引き続きアイドルとして活躍する姿を見せていってほしいですね。