『ジャニーズWEST』の重岡大毅さん(しげおか・だいき 28歳)の主演ドラマ『#家族募集します』(TBS系 金曜22時)が、通常の半分程度の話数で打ち切り終了するとの情報が流れており、ネット上では残念がる声などが上がっています。
ソロで俳優としても活躍する重岡大毅さんが、ゴールデン・プライム帯(19~23時)で初めて主演を務めている『#家族募集します』は、SNSがきっかけで知り合い、一緒に暮らすことになった大人4人と子供3人の姿を描いたホームドラマで、7月9日から放送がスタートしました。
ドラマには重岡大毅さんの他に、木村文乃さん、仲野太賀さん、岸井ゆきのさん、丸山礼さん、石橋蓮司さん等が出演し、第1話の世帯平均視聴率は7.7%、個人平均視聴率は4.0%、第2話は世帯平均が7.8%、個人平均が4.1%でした。
<↓の画像は、『#家族募集します』出演者の写真>
同枠で今年4月期に放送された北川景子さん主演『リコカツ』は、初回の世帯平均視聴率が9.7%、その後もほぼ9%台で推移し、全10話の期間平均視聴率は9.1%。
1月期放送の元『TOKIO』の長瀬智也さん主演『俺の家の話』は、初回の世帯平均視聴率が11.5%、全10話の期間平均視聴率は9.2%となっており、『#家族募集します』は金曜ドラマ枠の平均よりも低い数字となっています。
ただ、出演者の演技やドラマの内容は高く評価されており、初回から感動して号泣したなどの声が多く上がっていました。
そんな多くの感動を呼んでいる『#家族募集します』が、「一般的な連ドラの半分程度で打ち切り終了」との情報をニュースサイト『サイゾーウーマン』が伝えており、テレビ局関係者が「残念ながら“打ち切り”が決まった」と明かしたとしています。
記事によれば、メインキャストの1人である仲野太賀さんが、ドラマスタートの翌日に新型コロナウイルスに感染したことが明らかとなり、その影響で7月16日に第2話放送後に放送が休止になったといい、「(第3話の放送日にあたる)7月23日は、お笑いネタ番組『ザ・ベストワン』、30日は東京五輪中継番組、8月6日には音楽特番『UTAGE!夏の特別編』が放送され、3週にわたって特別番組が組まれた。」
としています。
芸能ライターは、「仲野は主要キャストなので、彼ナシで撮影を進めるには限界があったとみられ、放送休止から4週間後の8月13日になってようやく第3話の放送にこぎつけました。(中略)仲野は4月期に出演していた連ドラ『コントが始まる』の撮影に6月中旬まで参加しており、同作のクランクアップ直後に『#家族募集します』の現場に入ったため、コロナ感染が発覚した時点では、撮影のストックがほとんどない状態だった」
と説明しています。
そして、放送が休止している間にドラマ制作サイドは苦渋の決断を強いられていたそうで、「もともとオリンピック期間を挟む放送スケジュールだったため、“通常より少ない話数”で構成されていたそう。そんな中で仲野の不在により撮影が困難を極めた結果、当初の予定よりもさらに話数を削る方向に決まり、一般的な連ドラの半分程度で打ち切られることになったようです。」
と、前出のテレビ局関係者が語っています。
このように『サイゾーウーマン』は、『#家族募集します』の打ち切り終了が決定した裏側について伝えているのですが、これに対してネット上では、
- やだやだやだ!
- 非常に残念
- マジか~良いドラマだけど、仕方ないのかな
- えー このドラマすごいほっこりするのにぃ
- 撮影打ち切りって本当?一般的な連ドラの半分で終了って本当?あんなにいいドラマなのに?本当にやめていいの?
- 仕方ないと言えば、仕方ないけど、これからが山場だけに勿体ない 木村文乃さんがでてるだけに残念
- 嘘ばっかり!!7/23・30、8/6の別番組放送は太賀コロナの1ヶ月前の6/13には決定してた 太賀のコロナは関係ない
などの声が上がっています。
仲野太賀さんの新型コロナ感染が発表された際にTBSは、ドラマ撮影再開に関しては今後の状況を見ながら慎重に判断するとし、第2話以降の放送については、「直ちに影響はありませんが、これについても今後、状況見ながら判断していきます」と説明していました。
第2話は7月16日に予定通り放送され、その後は東京五輪を挟み、第3話が放送されたのは1ヶ月後の8月13日となっており、あまりにも間が空いてしまったことから、第3話の平均世帯視聴率は5.1%、個人平均視聴率は2.9%と、第2話と比較すると世帯平均は2.7%、個人平均は1.2%のダウンという結果でした。
7月7日スタートの『ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜』(日本テレビ系 水曜22時)も、戸田恵梨香さんと共に主演を務める永野芽郁さんが7月22日に新型コロナ感染が判明し、第4話は7月28日に予定通り放送されたものの、第5話の放送は8月18日に延期されました。
これによって数字が落ち込むことが懸念されたものの、第5話の世帯平均視聴率は12.5%(前回は8.9%)、個人平均視聴率は7.0%(同5.0%)を記録し、世帯・個人共に自己最高の数字となっていました。
『ハコヅメ』は第5話の放送延期が決定後、2週にわたって特別編を放送したことが功を奏したとみられ、視聴者が離れることなく好視聴率を記録していました。
一方、『#家族募集します』は放送休止期間中に特別編の放送などは行っておらず、第3話で早くも5%台まで落ち込んでいたのですが、内容は高く評価されていただけに、真相は定かではないものの、通常の半分程度の話数で打ち切りというのは残念ですね。
ちなみに、20日発売の週刊誌『フライデー』は、8月上旬の夕方に東京都内の幼稚園で重岡大毅さんと木村文乃さんが、子供のお迎えシーンの撮影を行っていたことを伝えており、1ヶ月近くも放送が中断してしまったものの、重岡さんが持ち前の明るさで現場を和ませているそうです。
夏ドラマは通常7月の第2~3週目からスタートし、9月の第2~3週まで放送され、『#家族募集します』は次回の第5話が8月27日に放送予定となっているので、放送されても第7~8話程度とみられますが、放送回数が減ったとしても中途半端ではなく、綺麗な形で最終回を迎えてほしいですね。