22・23日の国内映画ランキング(全国週末興行成績・興行通信社提供)が発表され、Sexy Zone・中島健人さん主演で実写化された『心が叫びたがってるんだ。』(略称:ここさけ)は、初登場9位という結果だったことが明らかになりました。
これに対してニュースサイト『サイゾーウーマン』は「爆死」「大コケ」と報じており、観客からも「面白くなかった」などと厳しい声が上がっていることを伝えています。
最新映画ランキングの結果は、21日から公開の『怪盗グルーのミニオン大脱走』(公開館数359、376スクリーン)が、観客動員数47万8000人、興行収入5億9900万円で初登場1位を獲得しました。
2位には、先週に引き続き小栗旬さん主演の『銀魂』(公開館数334)がランクインし、観客動員数23万9000人、興行収入3億3500万円を記録しており、23日までの累計興行収入はすでに17億円を突破しています。
3位は『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』(365)、4位は先週1位の『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』(364)、5位は『カーズ/クロスロード』(345)、6位は『メアリと魔女の花』(365)、7位は『忍びの国』(332)、8位は『魔法少女リリカルなのはReflection』(73)と続き、9位に『心が叫びたがってるんだ。』(286)、10位は『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ 』(61)となっています。
7位までにランクインしている作品と比較すると、『心が叫びたがってるんだ。』は若干公開館数が少ないのですが、8位にランクインしている『魔法少女リリカルなのはReflection』の4倍近い公開館数にも関わらず順位は下で、大コケと揶揄されても仕方ない結果です。
<中島健人さん主演映画『心が叫びたがってるんだ。』>
中島健人さんが主演の『心が叫びたがってるんだ。』は、大ヒットアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(略称:あの花)のスタッフたちが再集結し制作された作品で、2015年7月に漫画サイトなどで連載が開始し、同9月に劇場版アニメが公開されました。
アニメ版は最終興行収入が11.2億円と、劇場版アニメとしては大ヒットの数字を記録しており、昨年の『第39回日本アカデミー賞』で「優秀アニメーション作品賞」を受賞するなどしています。
<劇場アニメ版『心が叫びたがってるんだ。』>
劇場版アニメと実写版ではいくつか設定が変更されているのですが、中島健人さん演じる高校3年生の主人公・坂上拓実が「地域ふれあい交流会」の実行委員に任命され、共に実行委員に任命されたお喋りが出来ない少女・成瀬順、優等生の仁藤菜月、野球部の元エース・田崎大樹と一緒に、会の出し物としてミュージカルに挑戦するというストーリーとなっています。
キャストは中島健人さんの他に、ヒロイン役を芳根京子さんが演じ、E-girls・石井杏奈さん、佐藤浩市さんの長男・寛一郎さん、金澤美穂さん、萩原みのりさん、川村亮介さん、上川周作さん、荒川良々さん、大塚寧々さんらが出演しています。
ヒロイン役の芳根京子さんは、昨年下半期放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『べっぴんさん』で主演し、その後は様々なドラマや映画に出演し活躍しており、中島健人さんとの初共演は大きな注目を集めていたものの、実際に作品を観た人たちからは、
- 歯の浮くような“ザ・青春”って感じのセリフは、アニメだから成り立ってた
- 失敗作だと思う
- 中島健人ファンのための映画
- ジャニーズの人何やってもずっと同じ表情で 変化はなかった。自分を演じてるから キムタクと同じ?
- アニメーション版のファンの方は、観に行かない方が良い。アニメーション版では、今だに観る度に涙を流してしまうが、この映画では、一瞬たりとも涙腺が疼くことはなかった。
- 金を取らないであろう『高校生の出し物』を忠実に再現したペソペソクオリティ。こっちは高い金払って観てるんですけど・・エンドクレジット後のおまけも、取ってつけた感が半端ない。これは全くお奨め出来ません。
- 原作との違いは最初こそ気にならないが、後半に行くほど目についてくる。原作が好きで観に行ったが、もっとやりようはあったと思う。尺の割き方とか、演出とか、本当に原作観たの?と言いたくなってしまった。実写化によって、原作の良さを再認識。
- 全体的に制服・その他の衣装は不自然さを感じ、キャストと作品が似合ってない気がした。主演4人の誰一人として初々しさを感じなく、イメージキーワードの対象にも悩むパッとしない作品でした。
などの厳しいコメントが寄せられていました。
しかし、情報・レビューサイト『Yahoo!映画』での評価は決して低くはなく、25日19時時点で平均点数は5点満点中約4点で、作品の内容や出演者たちの演技を評価する声も多く寄せられています。
中島健人さんは過去に3本の映画で主演しており、2013年11月公開の初主演映画『劇場版BAD BOYS J 〜最後に守るもの〜』は、全国90スクリーンという小規模公開だったものの、初日2日間で興行収入8018万9100円、観客動員数5万8820人を記録し、映画ランキング初登場5位にランクイン、最終興行収入は2.1億円でした。
2作目は2014年3月公開の実写映画『銀の匙 Silver Spoon』で、全国285スクリーンと大規模公開され、初日2日間の観客動員数は9万8,956人、興行収入は1億2,111万7,900円でランキング初登場4位、最終興行収入は7.8億円。
3作目は昨年2月公開の実写映画『黒崎くんの言いなりになんてならない』で、全国160スクリーンと中規模だったものの、観客動員数は15万7,680人、興行収入は1億9,070万5,900円を記録し、ランキング初登場1位を初めて獲得しており、最終興行収入は12.3億円となっていました。
作品ごとに成績を上げていたものの、『心が叫びたがってるんだ。』は初登場9位という結果に終わっており、これでは前作超えは難しそうなのですが、夏休みに公開ということでこれから記録を伸ばす可能性はあるため、引き続き順位を見守っていきたいですね。
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ごめん。この女の子なんでこんな人気なの?
正直、健人君はもう高校生役は厳しいと思う。
評価がいいのは観てる人がジャニオタばっかでジャニオタしかレビュー書いてないからだよ。今までジャニオタの評価ばっかでジャニ作品でいくつも騙されてきたけど忍びの国はめっさおもろいからそっち観た方がお金無駄にしないぞ
高校生の恋愛映画ばっかり。製作陣才能ないな。出るやつもいつも同じだし。オリジナリティーとは無縁の映画業界
芳根は意地悪だから嫌、ケンティは高校生もうやらないで
話題の役者を起用しても、内容が悪ければ、コケて当たり前でしょ。
ものすごく天才的な表現力と、四人の個性豊かな人柄とか…………
素晴らしかった!!
中島さんは、vs嵐とか見ていると、
佐藤勝利さんもですが、オーラが世界的だと思う!!!
松島聡さんは、セクチャンとか、ジャニー大運動会とか大勢のキラキラの中に居ると…………
めっっちゃ輝いてる☆☆☆
芳根京子の演技が上手だった
逆に顔だけの女優がやってもできなかった役だと思う
みんな、俳優がハマってた
芳根京子の演技が上手だった
顔だけの女優がやってもダメだったと思う
別にbad boysだった大したことないやん
今期の映画になんて61スクリーンで初週1億超えてんのあるんやし
アニメのイメージが強すぎ
批判してる人は、本当に映画をちゃんと観たのだろうか?観もしないで、実写化を反対するために、憶測で批判してるんじゃないだろうか?
私はアニメも実写も両方観たけど、実写の方が心臓を鷲掴みされたような気がしたし、かなり泣いてしまった。4人の演技がそれぞれ凄く良くて、ラブホのシーンでは、順と拓実の表情が素晴らしかった。あれは、アニメでは表せないとおもう。
ただ、楽しい面白い、刹那的な派手な作品の方が好まれるのかも知れないが、ここさけは深く心の奥底に
刺さる、秀作だと思う。中高生には是非とも観て欲しい。そして、その親にも観て欲しい。学校の道徳の授業に取り入れるべきだと思う。
松島褒めた時点でやっぱりジャニーズファンレベル低っ
内容は悪くないのにこの数字って単純に題材でしょ。
キュンキュンするとかいう恋愛要素のある少女漫画が原作の方が若い子は食いつくよね。
基本アニメファンは鼻から実写化に否定的だし、要は映画館に足を運んだのが、中島健人ファンと、寛大なアニメファンと、コアな映画ファン、だからだと思う。
作り手が一緒だからか、アニメの実写化としては、かなり成功してるのに、なんだかもったいない。