8日放送の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で、嵐のリーダー・大野智さん(おおの・さとし 38歳)が今年の『24時間テレビ42 人と人~ともに新たな時代へ~』(日本テレビ系 8月24・25日放送)の「チャリTシャツ」デザインを手掛けたことが発表されました。
大野智さんがチャリTシャツのデザインを担当するのは今回で4度目、単独での担当は2004年以来15年ぶりとなるのですが、公開された今年のチャリTシャツのデザインに対してネット上では賛否両論となっています。
嵐は史上最多5度目となる24時間テレビのメインパーソナリティーに起用され、大野智さんは就任直後から今年の番組テーマ「人と人~ともに新たな時代へ~」から着想し、チャリTシャツのデザインを完成させたそうです。
<↓の画像が、大野智さんが手掛けた今年の『24時間テレビ』チャリTシャツ写真>
<↓の画像は、大野智さんが描いたチャリTシャツ・デザイン写真>
チャリTシャツのデザインについて大野智さんは、「手と手を握り合って、次の新たな時代につながっていくイメージ」とし、握った手に描かれている様々な景色や人などの表情については、「全部がハッピーな感じではなくて、生きてく中で色んな感情があって、泣いたり叫んだり、そんな中でも、みんなで助け合っていこうという思いを込めた。」
と説明し、「描きながら、すごいポンポン(アイデアが)降りてきて、自分が想像してたのより超えてきたね(笑)」と自画自賛していました。
また、爪に描かれている「O」「N」「S」「A」「M」というアルファベットは嵐メンバーのイニシャルで、握った手の一番上に蓮の花を描いた意図については、「蓮って泥の中から1本生えていく。それがめちゃくちゃキレイだから、まるで人生みたいだから」
といい、全体には蓮の茎が描かれており、苦しみや悲しみなどを乗り越えて、一輪のキレイな花を咲かせる人々の人生を表現しているとのことです。
<↓の画像は、今年のチャリTシャツを着用した嵐メンバーの写真>
そして、大野智さんが手掛けたデザインに対して嵐のメンバーや、今年も『24時間テレビ』の総合司会を務める羽鳥慎一アナや水卜麻美アナらは、「キレイ!」「いいね」「ほっこりする。みんながうれしいデザイン」などと絶賛していました。
なお、このチャリTシャツは全5色で1枚1500円(税込み)、サイズは120 ・SS・S・M・L・LLの6種類、15日から『日テレ屋(汐留店・東京駅店)』、全国のイオングループ各店など全国で取扱いが開始(※イオングループ各店では120サイズの取扱いは無し)となっています。
チャリTシャツなど各グッズの収益金は一部が寄付に充てられ、以下の各分野に寄付金は活用されるとしています。
- 福祉車両贈呈・障害者スポーツ支援などの福祉分野
- 清掃活動や環境保全活動などの環境分野
- 自然災害被災地復興支援・国内外の災害への義援金贈呈などの災害復興分野
そんなチャリTシャツのデザインを大野智さんが担当し、ネット上の反応を見てみると、
- 今までの中で一番好きかも
- 大野くんの才能すごいなぁ…
- 大野智さんの描いたチャリTシャツは嵐の仲の良さを永遠の絆を描いているようですね。とっても素敵なチャリTシャツ
- 凄い才能だよね!最初に見たとき不思議なデザインだと思ったけど、デザインを構成する1つ1つのパーツにちゃんと意味があって、良いこともあるけど悲しいことも含めて全体像を表していることが分かる素敵なデザインだなと思いました。
- 良い意味でチャリティTシャツっぽくないデザインに作家性を感じました。
絵が上手いという話はなんかで聞いたことはありますが、確かにアイドルにしとくのはもったいないレベルかも - 多彩な才能を持つ大野くん。チャリTシャツでもその才能を発揮したような気がします。
大野くんの思いをこのチャリTシャツに込めメンバー愛がこもった作品になったと思います。
チャリTシャツで購入を考えた事は一切ありませんが今回は購入を考えてます。 - 爽やかな感じで、素敵なチャリTシャツですね。今まで買った事なかったけど、買いたくなりました。
嵐の絆は色んな場面で感じて来たけど、大野君の思いがこういう形になると、改めて実感できて嬉しいです。いい24時間テレビになりそうですね - 見た瞬間、素晴らしくて感動しました。目がくぎづけになりました。芸術性の高い作品だと思います。
色も淡い優しい色で、普段でも着やすい色だと思います。全色欲しくなりました。
などと高く評価する声が上がっています。
しかし、その一方では今年のデザインに対して、
- グロテスクで気持ち悪い
- なんかちょっとコワイ…もっとポップな感じの方が良いな
- 緻密な絵で凄いけれど、細かくパーツごとを見た印象は、「おどろおどろしい」感じ……
もっと明るくポップな感じのほうが良かったかも… - 手が握り合ってるのは良いと思いますが、私が初めて見た第一印象は、うわぁ!気持ち悪い!着たくない!…でした。
確かに今までに無い感じのアーティスト感が出てるし華やかな色合いは良いと思うけど、手の形がリアルで凝りすぎと思うし、手の中に顔が色々入っててちょっと不気味な感じ。
子供には受けないデザインじゃないかな思う。 - 絵は上手いと思うけど、子供も見るのでもう少し可愛らしい方がチャリTシャツとしては良かったな。
- 顔だけ描かれた絵が苦手な者としては恐怖が勝る。集合体も苦手だから中心に描かれた顔面だけがたくさん集合してるのは鳥肌が立つ。
なぜ目だけ描いてあるのもあるんだろ。芸術はよく分からない - 大野くんの絵って独特なんですよね。私は正直気持ち悪いって思いました。
爪に嵐5人のイニシャルが入ってるのもどうなのかな?
嵐のグッズとして販売されるわけではなく、24時間テレビのチャリティーグッズとして販売されるわけですよね。 - 個性があって素敵だけど、24時間テレビのチャリティーでしょ?
自分も絵を描くから全面に自分らしさを出したい気持ちはよく分かるけど、老若男女誰でも受け入れられるように抑えた方が良かったんじゃないかなあ。 - ファンですが、正直怖い絵だなって感じました。
概要を聞けば納得する部分もあったけど、ファンでない方がこれを見て意図を理解して購入してくれるかと言えば疑問が残ります。
チャリティー番組だし、シンプルなデザインの方が良かった様に感じました。
などと否定的な反応も多く上がっており、賛否両論となっています。
大野智さんは2004年の24時間テレビで初めてチャリTシャツのデザインを手掛け、2012年はポップアート作家の奈良美智さん、2013年は芸術家・草間彌生さんとコラボしチャリTシャツのデザインを手掛けています。
<↓の画像が、大野智さんが単独で手掛けた2004年のチャリTシャツ写真>
<↓の画像が、奈良美智さんとのコラボ・チャリTシャツ写真>
<↓の画像が、草間彌生さんとのコラボ・チャリTシャツ写真>
今年のチャリTシャツは、大野智さんの作風がより現れたデザインと感じるもので、個性溢れる独特な絵ということから万人受けはしないかもしれませんね…。
<↓の画像は、大野智さんが描いた絵の写真>
しかし、嵐ファンを中心に絶賛の声が多く上がっているため、今回もチャリTシャツの売上枚数はかなり伸びそうで、2012年は76万4198枚、2013年は124万4469枚もの売上を記録しているのですが、今年はどれほどの枚数を売り上げるのかにも注目したいところです。