2020年末をもって活動休止することを発表した嵐が1日、『ミュージックステーション 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)に生出演し、司会のタモリさん(73)が番組冒頭で「活動休止かぁ」としみじみつぶやくと、相葉雅紀さん(36)が「2020年で1度休止させていただくと発表させていただきましたが、今日は120%でやらせていただきます!」と宣言しました。
また、1月31日に活動休止発表後初めて放送された冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)では、番組スタート同時に5人それぞれが視聴者にメッセージを送り、櫻井翔さん(37)が「嵐は2020年12月31日をもって活動を休止することになりました」と改めて報告し、その後リーダーの大野智さん(38)は、「突然の発表で驚かせてしまってごめんなさい。ただ、これからの時間も、僕ら頑張ってる姿を見せていきたいと思っております」と言って頭を下げていました。
今年結成・デビュー20周年を迎える嵐は1月27日に活動休止を発表し、会見に先駆けて公開された動画では大野智さんが、2017年6月にメンバーを集めて「2020年の区切りで一度嵐をたたみ、5人それぞれの道を歩んでもいいのではないか」「一度何事にも縛られずに移住な生活がしてみたい」と伝え、それから1年にわたって話し合った結果、2020年末をもって嵐の活動を休止することが決まったと説明しました。
同日夜にメンバー5人で行った会見で大野智さんは、3年ほど前から「この世界を一度離れてみて、今まで見られなかった景色を見てみたい。普通の生活をしてみたい」という気持ちが強くなっていったことを明かし、当初はメンバーに「活動を終えたい」と、ジャニーズ事務所からの退所も考えていたことを告白しました。
<↓の画像は、1月27日に活動休止発表会見をした嵐の写真>
しかし、話し合いの末にジャニーズ事務所を辞めることなく、籍を残した状態で2021年以降は芸能活動を休止することになったと明かしていたのですが、大野智さんがこのような思いを抱くようになったのは、2015年9月18日に週刊誌『フライデー』がスクープした熱愛同棲スキャンダルが大きく関係しているとみられています。
大野智さんとの熱愛交際が報じられたのは、元女優で現在はモデル活動をしている小澤華花さん(おざわ・かはな 別名=夏目鈴、華花 本名=藤岡まなみ 27歳)で、当時『フライデー』が報じた記事によれば、華花さんは東京・西麻布のバーでバイトし、その店に大野さんが来店したことで仲良くなり、約1年前から交際に発展し、間もなく同棲を始めたとのことでした。
<↓の画像が、小澤華花(夏目鈴)さんの写真>
しかし、この報道翌日に宮城で開催の野外イベント『ARASHI BLAST in Miyagi』の開演前に、大野智さんは各スポーツ紙の取材に対応し、「写真に載っていた方は友人の1人。同棲という事実は一切なく、お付き合いもしてません」と同棲愛報道を否定し、「誤解を生む行動をとってしまったことを反省してまして、もう会うことも一切ございません。本当にお騒がせしてすみませんでした」と謝罪しました。
こうして2人の関係は終わったかに見えたのですが、1月31日発売の『週刊文春』最新号によれば、2016年4月19日に大野智さんは西麻布にある小澤華花さんが働く会員制バーに友人と訪れ、そこでカラオケをした後に「もうアイドルは嫌だ!」とマイクに向かって絶叫していたと伝えています。
また、嵐を手掛ける藤島ジュリー景子副社長は、グループ解散でもしない限りメンバーの結婚は許さないという方針だったといい、これに対してフリーの伊藤綾子アナウンサーと真剣交際中の二宮和也さんは「もう待てない」と言い出し、メンバーと険悪な関係になったこともあったとしています。
さらに、櫻井翔さんもテレビ朝日の小川彩佳アナと結婚を視野に真剣交際していたものの、事務所から反対されたことで交際が発展せず、酒に溺れていたこともあったといいます。
2月1日発売の『フライデー』最新号も嵐の活動休止について報じており、記事では大野智さんの知人が、「大野くんは、ずっと嵐を辞めたがっていました。40歳を目の前にして、アイドルを続ける自分に疑問を持ち、葛藤していた。アイドルという立場に縛られることで、一人の男としての人生が犠牲になってしまう。その最たるものが、恋愛や結婚でしょう。本人は国民的グループのリーダーとして活動しながらも、『本当にこれでいいのか』と、もがいていたようです」
などと語っており、大野さんは小澤華花さんとの交際報道で謝罪して以降、周囲には「事務所を出たい」と相談し始めていたとしています。
「『自分の人生を自分の意志で決めたい』という気持ちを、日に日に強くしていったようです」
一方の夕刊紙『夕刊フジ』は、大野智さんは二宮和也さんと波長が合わなかったとし、そんな二宮さんが伊藤綾子アナと交際を続け、結婚も囁かれていることも大野さんの気持ちがグループから離れる要因になったとしています。
このように嵐が活動休止発表以降、様々な話が出ているのですが、大野智さんがジャニーズ事務所を辞めたいと思い始めた頃には、小澤華花さんとの熱愛報道があったほか、1994年10月16日に揃ってジャニーズ事務所へ入所し、ジャニーズJr.時代からの親友だった同期の町田慎吾さんが、2015年2月ごろに事務所を辞めるなど様々なことがありました。
また、大野智さんはこれまでに何度もジャニーズを辞めようと思ったことがあったと明かしており、2006年ぐらいから嵐としてやりたいことはやり切ったという思いから、絵を描くなどのアーティスト活動、海外放浪をしたいといった気持ちが強くなっていたといいます。
そうした気持ちは結成10周年の2009年ごろには一度落ち着いたそうですが、プライベートさえも色々と制限され、これが今後も続くということに耐えられなくなるのは無理もないと思います。
果たして、現在も小澤華花さんとの交際が続いているのか、2021年以降に結婚することも視野に入れているのかどうかは定かではありませんが、芸能活動休止後はこれまで制限されて出来なかったことを自由にやってほしいですね。