嵐が3日にツイッターやインスタグラムなど各SNSアカウントを開設し、ツイッターのフォロワー数は現時点で191万人超え、インスタグラムは246万人超えなどと非常に大きな反響を呼んでいます。
嵐以外にも、木村拓哉さん、山下智久さん、ふぉ~ゆ~、ジャニーズJr.のSixTONES、Snow Man、Travis JapanなどもSNSに進出しており、ジャニーズ事務所がついに本腰を入れ始めたネット上での新たな活動にファンからは歓喜の声が上がっているのですが、その一方で関ジャニ∞・大倉忠義さんが否定的な発言をしたことで注目を集めています。
大倉忠義さんは4日深夜放送の特別番組『前田裕二のオールナイトニッポン』にゲスト出演し、動画配信サービス『SHOWROOM』の前田裕二社長とトークをする中で、SNSに言及する場面がありました。
大倉忠義さんは現在、後輩の関西ジャニーズJr.のコンサート演出などに携わっており、ファンとの距離感について、「あまりにも僕たちの裏側を見せすぎるのもよくないな、というのもあって。今や全部、身近になりすぎて。SNSがあることにより。(ファンとの距離が)近いことによって、うーん……。いいんですけど、身近な存在になることは。ただ、銀幕時代ですね。映画の時とかっていうのが全てだった時っていうのは、もう国民がほぼほぼ映画館に行って銀幕スターっていうのが現れたっていうのがあって。で、テレビっていう中に夢を見て。っていう時の偶像性が、まぁ薄れてるなっていうのは思うんですけど」
とSNSに対する考えを明かしました。
続けて、「全てに関して、はやりに乗ってやっていいもんじゃないなと思って。やっぱ目的がないと、変な“大多数の1”になるっていうのは、よくないなと思う。何か目的があって(SNSを)やってるならいいですけど。」
などと持論を展開していました。
こうした大倉忠義さんの考えに対してファンからは、
- 裏側は見たくない派だから、大倉さんの考えに安心した
- 大倉のジャニーズSNSに対する意見にすごく賛成出来る
- 大倉の考え方がほんまにずっと好き。言葉の選び方とかも。このタイミングでアイドルのSNSについて言うの勇気いったやろな。
- 大倉くんの言った偶像性、本当にそう思う。アイドルはある程度自分の妄想の中で生きててほしいなー
- 手が届かない偶像性があるからこそ、あこがれ続けられるし、お金を払って追いかけたい。大倉くんは信頼できる
- エイトさんはまだSNSはして欲しくないって思ってたけど、大倉くんもまだするつもりはないんだね。ジャニーズとの距離感が近すぎてもダメだと思うのは大倉くんと同じ意見
- 大倉くんのSNSに対する考えが良くわかる。やるのはいい、でも近くなりすぎる事はどうなのか、手の届きそうで届かない偶像でありたいというのが根底にあるよね。
- 偶像性が薄れるにめちゃめちゃ同意する。遠い存在だからよかったものが、遠い存在ではなくなってしまうって怖いまじで怖い。
タイミング的にやんわり包んでるけど、だいたい言いたいこと分かる。
関ジャニ∞に大倉くんがいる限りはSNSやらないだろうなーて安心感
などと共感する声が上がっており、ジャニーズ事務所側がSNS解禁を推し進める中、よくぞ言ってくれたと思ったファンが多い様子です。
しかし、その一方では、
- 大倉くんはTwitterでもインスタでも色々あったからね。私は忘れないぞ~
- SNS反対派なのに裏垢持ってたよね
- SNS流出してるこの人に言われても
- タイミング的に今その話すると、いろんな誤解招くし、マスコミもまた深読みしてファン煽るんだから、余計な事言わない方がいいのに
などといった声も上がっています。
大倉忠義さんは4年前の2015年に、ジャニーズ事務所に内緒でインスタグラムのプライベートアカウントを持っているのではとの疑惑が浮上しており、そこに投稿されていた複数の写真から大倉さん本人の可能性が高いのではないかと見られていました。
<↓の画像は、インスタグラムに投稿されていた写真>
また、大倉忠義さんがツイッターの裏アカウントを持ち、熱愛が報じられた女優・吉高由里子さんとメッセージのやり取りをしているとの疑惑も浮上したのですが、これは後に第三者の成り済ましの可能性が高いという結論となっています。
こうした疑惑浮上の過去があることから、大倉忠義さんの発言は響かない、お前が言うなとの声もあるのですが、大倉さんがSNSアカウントを持っていたのがもし事実だったとしても、一般公開して本人だとアピールしていたものではなく、限られたユーザーのみ閲覧できる鍵付きのプライベートアカウントでした。
大倉忠義さんが指摘している通り、SNSの普及によって芸能人の存在がより身近となって様々な良い効果をもたらす一方で、距離が近くなり過ぎてトラブルが発生するリスクがより高まり、ちょっとした言動で炎上騒動に発展する恐れもあり、良くも悪くもタレントのイメージを大きく変えるものなので、周囲に合わせて安易に手を出すのは危険だと思います。
特にジャニーズ事務所は、所属タレントに対してスタッフの人数が足りていないとも言われているため、十分な管理ができない状態でSNSを解禁してしまうのは危険なので、今後もSNSなどへの進出は慎重に行っていってもらいたいですね。