「ENDRECHERI(エンドリケリー)」名義でソロ活動もしている『KinKi Kids(キンキキッズ)』の堂本剛さん(どうもと・つよし 40歳)が、ジャニーズ事務所から退所するのではないかという噂が飛び交う中で、ファンクラブの会報で意味深な言葉を綴っていたことからファン等の間で物議を醸しており、キンキキッズの解散説や堂本さんの退所説が再燃しています。
ニュースサイト『日刊大衆』や『日刊サイゾー』によると、10月にファンの元に届けられたKinKi Kidsのファンクラブ『[Ki]×3(ケーアイバイスリー)』の会報で、堂本剛さんは自身の半生を振り返っており、「自分のやりたいことができる人生を歩んではこなかった」「客観的に自分を見たとき、かわいそうだなって」「ジャニーズだからっていうような概念は第三者が勝手に提供してくれるもの」「第三者が作った概念におつき合いすることに対して意味を感じなくなってしまった」
などと綴っていました。
こうした内容から堂本剛さんはすでにキンキキッズ解散、ジャニーズ事務所からの退所を視野に入れているのではないかとの憶測が出ています。
このファンクラブ会報の内容に対してキンキキッズファンからは、
- 剛くんの文章心痛くなるな、、
- 剛くんジャニーズ人生否定って悲し過ぎる
- お金取って愚痴をファンに言うのは筋違い
- ずーっと応援してた人にあんなん言われたらショック
- KinKiは元々やりたいことが全く違うのだから、すっきり解散して個人個人で好きな道を行くべきでしょ
- 若い頃にあらゆる人生の時間を奪われたんだから、本当に今はもうとことんやりたいことをやって欲しいし、ファンのことは考えず、堂本剛の人生として剛くんが思う幸せを掴んで欲しいと思った。
歩んできた人生が違いすぎて、これ以外の言葉を発しようなんざ烏滸がましくて何も言えない。 - 剛くんもあんまり誰かに束縛されるのは嫌いなタイプなのかなと思った。
自分らしくいることは剛くんの置かれている環境では大変なんだろうね。
時には敵を作ってしまうこともあるだろうけど、それでも真っ直ぐで素直な剛くんで在り続けて欲しい。
などの声が上がっており、波紋を呼んでいます。
キンキキッズのファンクラブ会報は通常、コンサート・舞台レポートがメインの内容で、堂本光一さんの単独会報が圧倒的に多いことから、堂本剛さんの意味深発言は物議を醸すことになったようです。
<↓の画像は、キンキキッズの堂本剛さん(左)と堂本光一さん(右)の写真>
キンキキッズの解散説は以前から何度か浮上していたのですが、ジャニーズ事務所の創立者・ジャニー喜多川前社長が倒れた6月ごろから、堂本剛さんのジャニーズ退所説などが報じられる頻度が増え、6月には週刊誌『週刊文春』が「ジャニーさんがいなくなったら事務所を出る」と堂本さんが周囲に漏らし、2代目社長に就任した前副社長の藤島ジュリー景子社長との間にも距離があるなどと伝えています。
また、キンキキッズとしての活動よりもソロ活動に力を入れ始めており、堂本剛さんはENDLICHERI、堂本光一さんはミュージカルに出演したり、Hey! Say! JUMPの台湾公演の演出を手掛けるなどしています。
堂本剛さんは、ジャニー喜多川前社長の“スペオキ”(スペシャルお気に入りの略)と言われていた方で、2011年にはジャニー前社長と同じマンションに暮らしていることや、ジャニー前社長が所有していた部屋を堂本さんに譲り、名義変更して暮らしていることなどが週刊誌の報道で明らかになっており、ジャニー前社長とは非常に密接な関係にあったことで知られています。
そして、堂本剛さんはジャニー喜多川前社長が7月9日に亡くなった際には、以下のような追悼コメントを寄せていました。
ジャニーさんへ
この世の中にある
すべての言葉と想いで綴っても
僕の胸の中は伝えることが出来ないよあなたが命尽きるまでの
最後の最後までの時間を使って
出逢ったすべての人へと宛てた
無垢な愛に胸が熱くなったよこれからは
住む世界が変わってしまうけれど
あなたが想えば…僕が想えば…
いつだって繋がれるよあなたが
その命の色彩を惜しみなく
捧げてくれたことをいつまでも抱き締めて生きていくよ
涙は流さずにこの体と心へと彩って
あなたを愛しているという
変わらない毎日を大切に生きていくよ愛しているよ
ありがとう
宇宙一大好きだよ
さらに、ジャニー喜多川前社長が亡くなった翌日に行ったENDLICHERIのライブでは、「お別れに、ジャニーさんのおでこにチューをしました。初めて社長のおでこにチューしましたね。チュッてしたとき、思いのほか大きな音が鳴ってしまいました(笑)」
と語っており、堂本剛さんのジャニー前社長に対する思い入れは、ジャニーズタレントの中で最も強いのかもしれません。
<↓の画像は、ジャニー喜多川前社長のお別れ会後に取材を受けたキンキキッズの写真>
そのため、ジャニー喜多川前社長が亡くなってしまったことによって、堂本剛さんがいつジャニーズ事務所を退所してもおかしくないとも囁かれているのですが、『日刊大衆』によると、「ジャニー氏の喪に服し、来年いっぱい嵐の活動が休止となるまで、グループ解散や退所は絶対にしない」と言われているそうで、「2021年になればKinKi KidsにもXデーが訪れるのではないか、と関係者の間ではささやかれています」と伝えています。
なお、キンキキッズは今年12月14・15日に東京ドーム、12月31日・2020年1月1日に京セラドーム大阪でライブを行うことを発表しており、昨年中止となったドームコンサート復活にファンからは歓喜の声が上がっています。
とりあえず、年内のキンキキッズ解散やジャニーズ事務所退所の可能性はゼロとなっていますが、会報の内容を見る限りではジャニーズ退所への思いが強くなっている様子なので、来年、再来年以降にもしかすると大きな動きがあるのかもしれませんね…。