国分太一の近況と今後。ハラスメント行為で鉄腕DASH降板巡り日本テレビと泥沼バトル、弁護士が現在の様子と芸能界復帰語る

6月から芸能活動を休止している元『TOKIO』の国分太一さんの近況、今後の芸能活動について週刊誌『女性自身』が報じており、フジテレビの元制作幹部・A氏が国分さんを表舞台に復帰させようと水面下で動いているとしています。

国分太一さんは6月に、日本テレビから複数のコンプライアンス違反があったとして『ザ!鉄腕!DASH!!』（日本テレビ系）を即降板となり、無期限芸能活動休止を発表しましたが、それから4ヶ月経って代理人の菰田優弁護士が日本テレビの対応には欠陥があったとして、国分さんの意向を受けて『日本弁護士連合会（日弁連）』に対して人権救済申立書を提出しました。

菰田優弁護士は記者会見も開き、国分太一さんは日本テレビから指摘された通り、コンプライアンス違反（ハラスメント行為）があったことは事実と認めているものの、具体的に誰に対するどの行為がアウトと判断されたのかは聞かされておらず、さらには日本テレビの聴取後には外部にこのことを話さないようにと口止めされたため、対外的に謝罪することが出来ない状態にあると主張しています。

これによって国分太一さんは全てのレギュラー番組やCMを降板、違約金の総額は億単位になるとみられるほか、家族の生活にも大きな影響が及んでいるとして、日弁連に人権救済申立書を提出すると共に、日本テレビに対しては今後の対応に関する対話を求めています。

女性自身は、国分太一さんの近況と今後について話を聞くため菰田優弁護士に取材を行い、国分さんの現在の様子については「だいぶ以前よりは前向きになっていると思います」と明かし、芸能界復帰については、「今はまだそういう復帰について全然考えられる状況ではないですね。まず普通の社会人として生きていく状況に持っていきたいってことですね」と語っています。

そんな国分太一さんの芸能界復帰をサポートするために、フジテレビの元制作幹部が水面下で動いていると国分さんの知人が明かしており、「国分さんの番組を以前手掛けていた元フジテレビ社員A氏が将来的な彼の復帰に向けて動いているそうです。A氏はかつてフジテレビの制作幹部を務めていて、STARTO社の現社長の部下だった時代もあったといいます。現在は、フジテレビを退職していますが、古巣との結びつきは今も強いと聞いています。TOKIOにとってフジテレビは、レギュラー番組が1997年から2024年まで26年半の間、途切れることなく続いていた、いわば“ホーム”です。国分さんが復帰できるとしたらフジテレビが第一候補となるのでは」と証言しています。

これに対してネット上では、

• 中居の件あるし、フジで復帰って会社としてどうなんだろう　株主が納得するのかな？
• 国分を使い、もし何か新しい事が出てきたらフジは吹っ飛ぶぞ
• 旧ジャニ系を一番使ってたのは日テレ　その日テレに喧嘩を売ってテレビ界に復帰って虫が良すぎ　そもそも国分を使うメリットがない
• ハラスメントする人なんて見たくない　フジはそんなのTV出したら復活できないのではないか
• 次々に新しいタレントが出て来る世界に、一度傷が付いてしまった人間には枠は無いだろう。別の商売を始めるべきでは？
• フジテレビは一番コンプライアンス問題に敏感になっているテレビ局　そのフジテレビがどんな内容のコンプラ違反をしたかわからない国分太一を現状使えるわけがない

などの声が上がっています。

かつてのフジテレビであれば、話題性を最優先して国分太一さんをバラエティ番組などに起用していた可能性は十分考えられますが、中居正広さんを巡る一連の騒動でコンプライアンスとガバナンスがしっかり機能していなかったことが露呈し、深刻なスポンサー離れが起こりました。

これを受けてフジテレビはガバナンスの見直し、コンプライアンスの徹底に向けた改革に取り組んでいる最中で、これによる影響で先日、『酒のツマミになる話』でMCの千鳥・大悟さんがダウンタウン・松本人志さんのコスプレをしたことすら局の幹部が問題視し、急遽放送を取り止めました。

こうした状況の中で、日本テレビから複数のコンプライアンス違反を指摘され、詳細は不明ながらハラスメント行為をしたのは事実と認めている国分太一さんを番組に起用することは非常に難しいとみられます。

そのため、現状ではいくらフジテレビの元制作幹部が国分太一さんのテレビ復帰に向けて動いたとしても、番組出演は即却下されるのがオチだと思います。

今後芸能活動を再開したとしても、松本人志さんのように地上波の番組出演はしばらくNG状態が続くのではと思いますが、まずはどのような形で表舞台に復帰するのか見ものですね。