今年の年間テレビ出演本数ランキングで史上初の6連覇を達成したTOKIO・国分太一さん(こくぶん・たいち 45歳)が、来年2月2日スタートのローカル情報バラエティ番組『タイチサン!』(東海テレビ 日曜正午)で司会を務めることが先日発表され、ネット上では“都落ち”などと揶揄されているほか、情報番組の司会者には向かないと厳しい声も多く上がっています。
国分太一さんは2014年3月末から、『はなまるマーケット』の後番組『いっぷく!』の司会を務め、同番組は低視聴率によって放送からわずか1年で打ち切りとなったものの、2015年3月末スタートの『ビビット』でも司会に起用され、帯番組への出演によって2014年から今年までの6年にわたって、年間テレビ出演本数では1位を獲得していました。
国分太一さんは『ビビット』の他にもソロで、『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系)、『たけしのニッポンのミカタ!』や『男子ごはん』(ともにテレビ東京系)、『世界くらべてみたら』(TBS系)といったレギュラー番組を持ち、TOKIOとしても『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)や『TOKIOカケル』(フジテレビ系)といったレギュラーがあり、史上初の6連覇を見事達成しました。
しかし、『ビビット』が9月をもって打ち切り終了となったため、来年は6年連続2位のバナナマン・設楽統さんの1位獲得が濃厚となっています。
そんな中で、国分太一さんの新レギュラー番組が先日発表され注目を集めており、新番組は岐阜・愛知・三重を放送対象地域とする東海テレビ(フジテレビ系)で来年2月2日からスタートする生放送の冠番組『タイチサン!』で、東海テレビの小島浩資社長は、「国分さんは女性だけでなく男性にも人気があり、親和性がある。末永く出演していただきうちの顔になっていただきたい」
と期待を寄せています。
東海テレビの日曜正午には、俳優・内藤剛志さんが司会の生情報番組『スタイルプラス』を2006年10月から放送していましたが、『ビビット』と同じく今年9月をもって番組が終了しました。
<↓の画像が、『スタイルプラス』出演の内藤剛志さん&松井美智子アナの写真>
その後番組の司会に国分太一さんを起用した理由は、幅広い視聴者層を獲得ようとの狙いがあるとする一方、国分さんと名古屋はあまり縁が無いように思うのですが、国分さんは2012年の『名古屋ウィメンズマラソン』や、フィギュアスケートレポートなどの仕事で東海テレビと関わった縁があり、起用に繋がったそうです。
現時点で『タイチサン!』の内容は未定とのことですが、番組コンセプトは「東海地方の“ざわめき”を放っておかない!」とし、国分太一さんは単に生放送番組で司会を務めるだけでなく、ロケにも出て地域の人々とも触れ合っていくといい、「ローカル局は地域に根差し、嘘がなく的確に伝えるのが生きる道。あえて日曜に立ち上げるのは会社としての決意」
と小島浩資社長は語っています。
なお、国分太一さんとタッグを組むアシスタントには、元モデルで東海テレビ入社9年目の浦口史帆アナウンサー(うらぐち・しほ 30歳)が起用されており、「喜びと、それ以上の緊張でいっぱいです。個人としてはリラックスしたムードで家族で笑ったり、つっこんだりして見ていただける番組にできれば」
とコメントしており、浦口アナは昨年4月から『スタイルプラス』で中継リポーターを担当していました。
<↓の画像が、国分太一さんと共演する浦口史帆アナの写真>
そして、国分太一さんが日曜昼に東海テレビで新レギュラーを持つことに対してネット上では、
- なぜ国分?また忖度?この人のMC番組いらない
- またゴリ推し。さすがに東京では使ってもらえなくなったのか?
- 東海エリアは見る目が厳しいよ。上っ面だけの薄っぺらは一瞬で見抜きます。どれくらいもつか、楽しみですね。
- 全国でだめだから地方ですか?国分は評判悪いから地方でもダメだと思いますよ。
- ボイメン潰しだろ でもその刺客が国分じゃなあ
- 東海テレビが日曜昼に自社制作枠を続けるのであれば、スタイルプラスを終わらせる必要があったのか。モヤモヤするな。
- 数字持っていないジャニタレなのに起用するなんて、東海テレビの上層部はご存知ないのか?
- スタイルプラスは堅い感じの番組だったから日曜なら中京の大徳さん、土曜ならCBCの花咲かがいいと思う。
でもなんで国分太一なの?落ち目のジャニタレ使って1クールで終わりそう。名古屋市民、東海3県民は最初はなかなか受け入れないよ。 - 何で好評だったスタイルプラスを終わらせてしまったのか。疑問を感じる今。あらためて東海テレビに聞きたい。
- スタイルプラス好きだったのに終わってたなんて今知った。少子高齢化の今、若者受けを狙う番組作りに転換しようとするのは時代に逆行している
などのコメントが寄せられてます。
ニュースサイト『日刊サイゾー』によると、ジャニーズ事務所は『ビビット』の打ち切り決定を受けてキー局に営業をかけたものの、ピンで出演中の各番組の視聴率が芳しくないことでレギュラー獲得に苦戦し、そこで浮上したのがローカル番組枠だったそうです。
しかし、国分太一さんはすでに生放送の情報番組『いっぷく!』と『ビビット』で散々な数字を叩き出しているため、『タイチサン!』に関しても厳しい結果になるのではないかとしています。
なお、『スタイルプラス』の最高平均視聴率は2013年9月に記録した11.8%で、2016年の平均視聴率は8%前後で推移していました。
東海地区では日曜正午に、日本テレビ系の中京テレビで『上沼・高田のクギズケ!』、TBS系のCBCテレビで『アッコにおまかせ!』、テレビ朝日系のメ~テレで『ビートたけしのTVタックル』が放送されています。
こうした強力なライバルの中で、果たして『スタイルプラス』を超える数字を獲得できるのか、国分太一さんは東海地区の視聴者に受け入れられ、支持を集められるのかどうか注目ですね。