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山下智久の映画【コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命】脚本家変更は失敗か、劇場版の内容も酷評の原因は…

劇場版コード・ブルー興行収入、映画ランキング結果発表。内容の感想・レビューを紹介。脚本に不満の声が噴出も…

“山P”こと山下智久さん主演の『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』が7月27日より公開され、初週末の興行成績と国内映画ランキングTOP10が発表されました。

国内映画ランキング(興行通信社調べ)で初登場1位にランクインしたのは、27日から全国439スクリーンで公開の『劇場版 コード・ブルー』でした。

<初登場1位を獲得した『劇場版 コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』>

土日2日間の観客動員数は81万1000人、興行収入は10億9600万円を突破、公開初日を含めた3日間の累計は、観客動員数が116万人、興行収入は早くも15億4800万円を突破というロケットスタートを切っており、観客の95%以上はドラマ視聴者というアンケート結果が出ています。

この数字は、2016年に公開の小栗旬さん主演『信長協奏曲』と比較すると、興収比177.9%と倍近い数字になっており、『信長協奏曲』については全国325スクリーンでの公開で、公開2日間で動員46万5956人、興行収入は約6億1600万円、最終興行収入が46.1億円でした。

そして、『劇場版 コード・ブルー』については、このままいけば興行収入60億円超えも期待できるとされており、今後どこまで伸びるのかに注目が集まります。

しかし、不安な部分があることをニュースサイト『サイゾーウーマン』は報じており、肝心の映画の内容に対して不満の声が噴出しているようです。

『劇場版 コード・ブルー』は、昨年7月期に放送されたシーズン3から3ヶ月後が舞台になっており、ドラマ版の出演者たちが引き続き出演し、劇場版には加えて新田真剣佑さん、かたせ梨乃さんらが登場しています。

<↓の画像は、『劇場版 コード・ブルー』のワンシーン>

『劇場版 コード・ブルー』の監督は、シーズン1から演出を手掛けているフジテレビの西浦正記さんが務め、脚本はシーズン3から担当している脚本家・安達奈緒子さんが起用されており、ドラマ視聴者の間では大きな注目を集めていました。

劇場版の大まかなあらすじは、東京湾を進行していたフェリーが濃霧の影響で、東京湾アクアライン上にある「海ほたる」に衝突する事故が発生、さらに成田空港でも事故が起こり、連続する大事故現場に出動要請が入るのだが…といった内容になっています。

ストーリーの主軸は海ほたると成田空港での事故となっているそうですが、脚本に細かな話を色々と詰め込み過ぎてしまっているようで、映画に対するレビューを見てみると、

などと厳しいコメントが数多く寄せられています。

『コード・ブルー』では、シーズン1やシーズン2を担当した脚本家・林宏司さんが、何らかの事情でシーズン3では脚本を担当しないことが明らかになり、林さんの代わりに起用されたのは『失恋ショコラティエ』、『リッチマン、プアウーマン』など、恋愛モノを得意とする安達奈緒子さんでした。

まさかここに来て脚本家が交代という衝撃の展開を迎え、『コード・ブルー』ファンからも心配の声が上がり、恋愛要素が多い内容に変わってしまうのではないかという予想は見事的中し、以前に比べて医療シーンが減少、さらにはドクターヘリ内で患者を救うシーンなども見られなくなり、シーズン1から見てきた視聴者たちは不満の声を上げていました。

それでも映画には期待していたという方も少なくないようなのですが、全体で見ると決して満足が出来る内容では無いという声が非常に多く、一応泣けるシーンなどはあるものの、微妙な仕上がりと評価している方が多いです。

しかし、感じ方は人それぞれなので、こうした評価はあくまでも参考程度にした方が良いかもしれません。

なお、映画情報・レビューサイト『Yahoo映画』や『映画.com』での現時点での評価を見てみると、7月31日22時時点では【約3.6~3.7/5点満点】となっており、比較的点数が高いことから一見の価値はありそうです。

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