ジャニーズの8人組グループ『Hey! Say! JUMP』のメンバー・八乙女光さん（やおとめ・ひかる 31歳）が、「突発性難聴」を理由に芸能活動を休止することが29日に発表されました。
ジャニーズ事務所の発表によると、八乙女光さんは昨年12月に耳鳴り、めまいの症状を訴え、病院へ行ったところ「突発性難聴」との診断を受け、これまで仕事を続けながら通院治療をしてきたそうです。
＜↓の画像が、Hey! Say! JUMP・八乙女光さんの写真＞
しかし、音楽活動など様々な仕事への影響がみられるようになったことで、事務所としても健康を最優先に治療に専念するべきと判断し、本人の意向やメンバーの意見も踏まえた上で、「一定期間活動休止」という結論を出したとしています。
活動休止にあたって八乙女光さんもコメントを発表し、「この度は僕のことでファンの皆さま、そして関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけいたしまして、本当に申し訳ありません。」
と冒頭で謝罪しています。
続けて、昨年12月に突発性難聴を発症したことを明かし、その経緯や現在の症状については、「テレビの収録中に耳鳴りとめまいが起きたのが始まりで、一日中症状が続き、夜も耳鳴りがひどくて眠れない状態でした。耳の症状は良くなってきてはいるのですが、複数で話すと誰が何を話しているのか分からないノイズが頭の中で起きて、バラエティや音楽活動をすることも難しい状態です。」
と説明しています。
このような状態にあることから、事務所やメンバーと話し合った上で活動休止を決めたとし、「突発性難聴と向き合いながら仕事をするという選択肢もありましたが、春に控えている舞台、今頂いているお仕事を、100％乗り越えられるかと考えた時に、今の僕の回復状態では難しいと判断しました。皆さまに悲しい思いをさせてしまうことはとても悔しいです。」
と、複雑な胸の内を明かしています。
最後に今後については、「僕としては、Hey! Say! JUMPの15年目の記念すべき日に戻る事を目標にして、完治に向けて治療に専念したいと思います。必ず、また元気な姿を見せたいので、今は完治するお時間を下さい。僕が戻ってくるのを待っていてもらえると嬉しいです。これからもHey! Say! JUMPを宜しくお願いいたします。」
とし、デビュー15周年を迎える今年11月14日には復帰することを目標にしているとのことです。
Hey! Say! JUMPのメンバーもコメントを寄せており、八乙女光さんが昨年末から体調不良を訴え、その姿を近くで見ていたメンバーたちも心配していたといい、「今回の発表でファンの皆様にはとても寂しく辛い思いをさせてしまうかもしれません。本人も自分が休養することで多大なご迷惑をおかけすることをとても気にしていました。しかし、何より重要なのは彼の健康だと思い、今回の休養をメンバー全員で話し合い、そして受け入れました。これからも長い時を共にする仲間ですから特に期限を決めずにしっかり休んで治療に専念して欲しいと思います。いきなりボケがいなくなるのは寂しいですが、、、。」
と綴っています。
今後は7人での活動になるものの、八乙女光さんがいつグループに戻ってきてもいいようにするとし、「きっと彼のことですから更にパワーアップしてから帰ってくるでしょう！心はいつでも八乙女光がいるHey! Say! JUMPです。7人も更に皆様に愛されるグループを目指して活動していきます。今後ともHey! Say! JUMPに変わらぬご支援、ご声援をよろしくお願いします。光！安心して休んでください！」
と呼びかけています。
そして、八乙女光さんが突発性難聴により、活動休止するとの発表を受けてファン等からは、
- 光くんとメンバーのコメント読んだら涙が止まらん…
- 八乙女くんが元気になって戻ってきてくれるのを祈ろう
- 八乙女くん知らなかった。治療に専念できる環境大事だね
- JUMPのメッセージが暖かすぎて…光くんゆっくり休んでください！元気な光くんで戻って来てね！！
- 八乙女くん心配。宮城公演では堂本剛くんみたいにヘッドホンして出てたことあったってツイート見たから気になってた……お大事にしてください。
- やっぱりか…イヤモニじゃなくてヘッドホンが気になってました。ゆっくり休んでくださいね。また元気なヒカが見れるのを待ってます。
- 光くんのいない『スクール革命』も『ヒルナンデス』もよくよく考えたらめちゃくちゃ寂しいな
- どうしよう辛い辛い辛い いのちねの復帰もまだなのに八乙女くんも休養か…実質5人での活動…？
なんか当面の間7人での活動って言われると、なんか岡本くんの時のこと思い出しちゃう。八乙女くんは絶対戻ってくるだろうけど… - コンサートでヘッドフォンをしてるというツイを見かけて気になってました。どんな仕事よりも優先すべきは治療だと思います。
ジャニーズのタレントは我慢強いし無理して頑張ってしまうから事務所がタレントの健康を守るような体制を整えられるといいのですが…完治するように祈ってます。
などの声が上がっています。
八乙女光さんが発症した突発性難聴とは、前触れもなく突然片耳（ごくまれに両耳）の聴力が落ち、耳鳴りや強烈なめまい、吐き気などの症状に襲われる病気です。
発症原因は不明とされているものの、難聴を発症する要因として、ストレス、疲労、内耳の循環不全、ウイルス感染などが挙げられ、血流障害によって有毛細胞がダメージを受けることで発症し、有毛細胞は耳の中で音の信号をキャッチし、脳に電気信号を送る役割を果たしており、耳を酷使するアーティストの発症例も多いことで知られています。
これまでに突発性難聴の発症を公表している著名人は、八乙女光さんの先輩である『KinKi Kids』の堂本剛さんのほか、浜崎あゆみさん、スガシカオさん、藤あや子さん、山本譲二さん、相田翔子さん、『サカナクション』のボーカル＆ギター・山口一郎さん、『ハウンド・ドッグ』のボーカル・大友康平さん、『エレファントカシマシ』のボーカル・宮本浩次さん等が発症しています。
年間に3.5万人ほどが発症し、特に働き盛りの40代～60代に発症することが多く、近年は若い年代の発症も増えているといい、有毛細胞は一度破壊されると再生しないことから、もし異変を感じたらすぐに病院へ行き、治療を開始することが必要とされています。
2017年に突発性難聴を公表した堂本剛さんは左耳に発症し、その後も治療を続けながら音楽活動をしていますが、後遺症によって左耳だけ音が低く聞こえると明かしており、医師から「これだけの治療して、この薬やって、こんだけやって治らへんのやから、もう治りません」と断言されたことを告白しています。
浜崎あゆみさん等も後遺症が残ってしまったことを明かしており、突発性難聴は完治が難しい病気で、八乙女光さんも後遺症が残ってしまう可能性もありますが、これから活動を休止して治療に専念することによって、少しずつでも聴力が回復へ向かっていくことを祈るばかりで、今後またテレビやコンサート等で元気にパフォーマンスを披露する姿を見せてほしいですね。