約2週間前の8日をもってジャニーズ事務所を退所した元SMAPの稲垣吾郎さん(43)、草彅剛さん(43)、香取慎吾さん(40)の公式ファンサイト『新しい地図』が開設され、3人が『株式会社CULEN(カレン)』に所属することが明らかになったのですが、SMAPの元チーフマネージャー・飯島三智さん(60)が同社の代表取締役社長を務めていることも判明しています。
飯島三智さんは昨年2月にジャニーズ事務所を退社し、昨年7月には大手総合免税店『ラオックス(Laox)』の関係者と共に『CULEN』(Culture&Entertainmentの略)を立ち上げ、同12月に社長に就任していました。
<↓の画像は、『週刊女性』が過去に撮影した飯島三智さんと香取慎吾さんのツーショット写真>
『スポーツニッポン』(スポニチ)によると、飯島三智さんがかつて取締役を務め、SMAPの映像制作・管理をしていたジャニーズ事務所の子会社『ジェイ・ドリーム』で、飯島さんの下で働いていたスタッフ、SMAPメンバーの元マネージャーらも『CULEN』の社員として働いているようです。
そして、公式ファンサイトに掲載されているファンクラブ会員規約を見ると、3人は『CULEN』に所属するアーティストとして扱われているのですが、引き続き3人の窓口を担当する代理人弁護士は『デイリースポーツ』や『日刊スポーツ』の取材に対して、「所属するというのは正確な表現ではなく、対等のパートナーでありたいと考えています。飯島三智氏“個人”と『合流する』という表現も正確とは言えません」「あくまで元マネージャーが代表を務める会社とコラボレーションしていくということです」と説明。
『CULEN』は今後、3人のテレビや映画、広告などの芸能活動の窓口となり、メディア対応については当面の間、代理人弁護士が担当するそうです。
また、スポニチによると、すでに仕事オファーも届いており、早ければ年内にも新規の仕事がスタートするそうなのですが、3人と飯島三智さんが早いタイミングで手を組み、香取慎吾さんが司会の『SmaSTATION!!』(テレビ朝日系 土曜23時5分)の最終回前日にファンサイト開設を発表するなど、ジャニーズ事務所に対してかなり挑発的な行動を取っているとも指摘されています。
<↓の画像は、22日開設の公式ファンサイト『新しい地図』のトップページ>
また、現時点でジャニーズ事務所サイドは、退所組に対して圧力を掛けるようなことはしておらず、そのためスポーツ紙やテレビでは3人が再スタートを切ったことを大きく報じるなど、報道規制するような気配は全く感じられないのですが、今後動きがみられる可能性があるようです。
ニュースサイト『日刊サイゾー』によると、ジャニーズ事務所は3人が退所する際にエールを送っていたものの、それはあくまでも表向きの対応だといいます。
タレント側の都合で独立してこれまで通り活動した場合、他の所属タレントたちに示しがつかないため、来年春の番組改編時に3人のレギュラー番組が終了となる可能性があると民放プロデューサーは語っています。
また、「実際、各局にはジャニーズサイドから『春からは、わかっているよね?』と、暗に圧力がかけられていますよ。」と語り、3人の後ろ盾として芸能事務所が見つからない理由についても、「これからジャニーズの“報復”が始まることを大手芸能プロは皆わかっているからです」としています。
しかし、3人の代理人弁護士は大手芸能事務所『ケイダッシュ』も担当しているという話があるほか、飯島三智さんはジャニーズ事務所を退所後に、『ケイダッシュ』の川村龍夫会長、“芸能界のドン”こと『田辺エージェンシー』の田邊昭知社長らと接触を続けていたことを週刊誌『週刊文春』に報じられており、ジャニーズ側がそこまで露骨に圧力を掛けてくるかどうかはまだ分かりません。
さらに、もし圧力を掛けられて干され、テレビに出演できなくなったとしても、ファンサイトやSNSなどを通じて情報発信することは可能で、今はネット配信番組もかなり普及していることから、もしテレビや雑誌などのメディアに干されたとしても、そこまで大きなダメージとはならないとみられます。
今後の活動についてはまだ不明な部分が多く、今後の活動は果たして大丈夫なのだろうかと不安の方が大きいことは確かなのですが、ファンクラブの会員数は22日19時までに約5万人に達しており、これからの活動に期待を寄せている方は多くいるので、これから新たに様々なことにチャレンジしファンの期待に応えてほしいですね。