2日21時からスタートし、4日午前7時半までに累計視聴者数が3000万を突破したネット番組『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)で、元SMAPの稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが、昨年大晦日に東京・六本木の焼肉店「炭火焼き肉 An」で行われた食事会について語ったほか、今後の3人の活動について言及しました。
SMAPが解散となった昨年大晦日には、タレント・堺正章さんがプロデュースする焼肉店「炭火焼き肉 An」に、木村拓哉さんを除くSMAPのメンバー4人に加えて、1996年にSMAPを脱退しオートレーサーに転身した森且行さんが集まって食事会を行ったのですが、『72時間ホンネテレビ』では再び3人が同店を訪れ、堺さんとの対談を行いました。
<↓の画像が、堺正章さんと対談した元SMAPの3人の写真>
食事会の幹事は稲垣吾郎さんが務めたといい、堺正章さんが食事会の雰囲気を聞くと香取慎吾さんは「重くはないですね」と即答し、草彅剛さんは「ボクは楽しかったですよ」、稲垣さんは「年末なので難しい話ではなく『お疲れさま』みたいな感じでした」と明かしました。
森且行さんとの久しぶりの再会については、香取慎吾さんが「入ってきた瞬間から、あ~!久しぶり」と再会した時の様子を再現し、メンバーそれぞれが森さんとの再会を喜んでいたようです。
また、堺正章さんが「これから3人はどういう形態を作ろうとしているの? 個々でやろうとしているの?」と聞くと、香取慎吾さんが「個々は個々だと思います。『新しい地図』というファンサイトは一緒なんですけれども、そこに個人個人で」「一人ひとり話し合ってみたときに、こういうことがやりたいということが一緒だったから、今一緒に3人で『新しい地図』というものに参加できていて。それはグループ名ではないなとは思うし、でも一緒に何かやれて、楽しいことができればと思います」と説明しました。
稲垣吾郎さんは『新しい地図』について、「一つのコミュニティーみたいな感じ」だと語り、「帰る場所がないのは、みんな感じたこと。それでも前に進むことを、ポジティブに考えた。胸にポッカリ穴が空いたのはゼロじゃない。不安も、もちろん…そちらの方が大きい。いろいろなことが、ありすぎた人たちですので」と正直に胸の内を明かした上で、今後のメインとなる活動に関しては「慎吾も剛も芝居はずっとやってきているので、お芝居はずっとやりたいなといきたいなという思いはあります」と語っています。
草彅剛さんは、「慎吾が言ったのとほとんど同じ考えで、このホンネテレビって本当に第一歩だと思っていて、この72時間の内で気持ちが変わることもあるだろうと思う。」といい、『72時間ホンネテレビ』のテーマソングとしてレコーディングした楽曲『72』が番組のオープニングで流れ、自身の中で気持ちの変化が生まれていると明かし、「グループではないんだけど、3人で一つの楽曲として歌ってるんだっていう…気持ちの変化があるので、この番組にかけてる思いってのも本当にありますし、何かつかめるものがあるじゃないかなと思うし、とてもこれからの僕らにとって大きな影響を及ぼすとは思ってます」「『新しい地図』を立ち上げ、大事にして真っ白な地図に自分が楽しいと思えることをみんなで塗って作っていけたら」と意気込みを語っていました。
そして、3人の発言を受けてネット上では、
- 帰るところが3人同じ一緒のところというのがいい。またこんな風に共演する時間があったらと思う。
- 色々な制約で話せないことが多いと思うけど今話せることは全部話してくれたように思う。自分にとっては解散してもスーパースターだし頑張ってほしいと思う。今は昔と違ってネットもある。テレビに圧力かけられてもこっちでやれば良い
- 3人でグループってのもおかしいし、3人で個々っていうのが今の1番の選択だと思う。個々だけど、同じ事務所に身を置いてこんな風に3人で番組をしてくれるのが、彼らなりにファンの事を考えて出来る今のベストだったのかな。
- すごく濃い72分だった。堺正章が説教臭かったっていう人もいるけれど、3人にとっては非常に心にしみる話が多かったと思う。
- SMAPも個々で頑張って、集まる場所だった。今までとスタンスは変わらないということ。今までと違ってやれることが増えたし、色々な人に愛されている真の国民的スターなのだから、ただただ頑張ってファンを楽しませてほしい
などのコメントが寄せられています。
昔から仲が良い香取慎吾さんと草彅剛さんは、「しんつよ」という愛称で親しまれていることや、草彅さんがラジオ番組で『シンツヨ Be on right!』というオリジナル曲を制作し、テレビ番組でも披露していたことなどから、今後ユニットでCDデビューさせる計画が進行中だと週刊誌が報じたりしていたのですが、基本的にはソロ活動をメインに考えているようですね。
ジャニーズ事務所を退所した3人には、『paripia!(パリピア)』(SMAPのアルバム『Pop Up! SMAP』に収録)というユニット曲があり、“パリピア”としての活動を望む声も上がってはいるのですが、3人が共演することもありつつ、それぞれが更にパワーアップし、活躍する姿を見せてほしいです。
芝居が好きだと語る稲垣吾郎さんは、今後もドラマや映画、舞台に出演していきたいという思いを明かしています。
草彅剛さんも芝居は今後もやっていきたいという思いを語っているほか、数年前から始めたギターで曲作りも行っており、芝居だけでなく音楽活動も考えている様子です。
香取慎吾さんは以前よりアート活動を行い、最近も自身の作品をアート展に出展するなど、それぞれが今後の活動を考え、動いていこうとしており、引き続き3人の活動を応援していきたいですね。