“度重なるルール違反”を理由に、9月30日付けてKAT-TUNの田中聖(こうき)さんをジャニーズ事務所がクビにしたと10月10日発表しましたが、同事務所が法律違反以外での理由で解雇をするのは初めてだったため、ファンだけでなく多くの人が驚きました。
しかし現在、このことにジャニーズ事務所に対して多くの批判の声が集まっているようです。
今回の解雇理由である“度重なるルール違反”は、副業禁止にもかかわらずバーを経営していたこと、事務所を通さないライブ開催とDJ出演、局部を写した写真の流出、女性問題、タトゥーなどが理由だと言われていますが、こうした問題行為の多かった田中さんの解雇に対し、ネット上のKAT-TUNファンは「KAT-TUNやファンのことを誰よりも考えてくれていた」「そんなところも含めて好きだったのに」など批判はほとんどなく、むしろ田中さんをかばう意見が続出しました。
さらに、後輩グループのファンも「メンバーを弟のようにかわいがってくれてありがとう」など、田中さんに好意的で、赤西仁さんが脱退した際の「KAT-TUNだからこそ活躍できているのに、調子に乗りすぎ」などの批判が見られることはありませんでした。
どうやら、田中さんがここまで擁護されるのには理由があるようで、見た目とは違い、震災の際に個人的に被災地を支援したり、自分の稼ぎで家族のために家を建てたりと、根は優しい人物だからだといいます。
また、ファンやメンバーのことも大切にしており、面倒見がよいため、Hey!Say!JUMPなどの後輩グループからも慕われているといいます。
そして、スタッフや関係者にも同様のようで、芸能リポーターの駒井千佳子も、田中さんのことを「すごくいい子」とコメントしています。
今回の解雇について、業界では“活動の幅を広げる”意味で『むしろ良かったんじゃないか』という声も上がっているそうで、というのも、田中さんは実は役者としての評価がとても高く、ドラマ『大奥』(TBS系)に出演した際は『原作のイメージに一番近い』と高評価を受けていたため、今後、もっと幅広いジャンルで活躍できるんじゃないかと見られているそうです。
これにネットでは、
「事務所はちゃんと説明するべきだよな」
「こんなとこクビになって良かったと思うわ」
「今後半グレ集団に入らないことを祈るよ」
「ジャニーズ崩壊間近だな」
「赤西も脱退して田中と組んでジャニーズと闘ってほしい」
などのコメントがありました。
確かに田中聖さんの度重なるルール違反は、制裁を受けて当たり前の行動でしたが、同グループに所属していた赤西仁さんも、黒木メイサさんとの出来ちゃった結婚や自由奔放な行動で、事務所とファンを裏切りクビに値する行動を取りましたが、現在もジャニーズ事務所に所属し1年半の謹慎処分で今年8月に復帰を果たしています。
赤西さんの行動が謹慎処分で済むのなら、田中さんも一発でクビにせずにまずは謹慎処分を科せばよかったのではないでしょうか。
謹慎処分にしてから様子を見て、クビにするか判断をしてほしかったですね。
ファンのことを全く無視したこの事務所の行動に、批判が殺到して当たり前ですよね。
またこの他にもジャニーズ事務所には、グループの売り出し方や、Kis-My-Ft2やSexy Zoneなどに代表されるグループ内での扱いの格差がファンの間で問題視されています。
日本を代表する芸能事務所なわけですから、今後はファンのことをもう少し考えた行動を取ってもらいたいですね。