5月に大麻取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕された『KAT-TUN』の元メンバーで、ロックバンド『INKT(インク)』のボーカル・田中聖さん(31)が、不起訴処分になったことが明らかになりました。
東京地検は30日に「犯行事実を認めるに足りる十分な証拠が得られなかった」と説明しており、田中聖さんが逮捕時に車内で所持していた大麻が本人のものだと立証することが出来ず、嫌疑不十分で不起訴処分になったものとみられます。
田中聖さんは5月24日に、東京都渋谷区道玄坂で警察に職務質問を受け、乗っていたワゴン車からは「バッズ」と呼ばれている乾燥大麻の花穂(かすい)、また吸引用の巻き紙が発見されました。
<↓の画像が、路上で職務質問を受ける田中聖さんの写真>
取り調べに対して田中聖さんは「大麻は自分のものではない」と容疑を否認していましたが、尿鑑定では陽性反応が出ていて大麻の成分が検出されており、使用では逮捕することは出来ないものの、大麻を吸引した可能性はあるとみられています。
しかし、田中聖さんが逮捕時に乗っていたワゴン車は自身の車ではなく、発見された大麻の花穂についても一片だけで、しっかり隠していたというわけでもなく、運転席と助手席の間に落ちていました。
<↓の画像は、“バッズ”と呼ばれる大麻の花穂部分の写真>
こうした条件などから所持で起訴するのは難しかったようで、6月7日には処分保留で釈放され、今回不起訴処分になったことが発表されたのですが、これに対してネット上では、
- 自分のものじゃない、が通用したの?だとしたら、またやりそう
- 大麻以外にもやってるはず。絶対今度は現場を押さえて捕まえてほしい
- ま、今回は泳がしといて覚せい剤で逮捕待ちでしょ。
- 日本は薬物犯罪に甘いね。外国だったら死刑もあるのにね。だから、みんな薬物をやめない。
- また何か問題を起こしそうな予感
などのコメントが寄せられています。
もし自宅からも大麻や覚せい剤などの違法薬物が発見されていれば、確実に逮捕となっていた事件なのですが、自宅からも証拠や所持を裏付けるものが出てこず、逮捕時に所持していた大麻の量も少なかったため、不起訴処分となったのはしょうがないのかもしれません。
しかし、真偽のほどは定かではないものの、週刊誌『週刊文春』のインタビューに応じた元交際相手で元グラビアアイドルの女性は、田中聖さんが大麻以外にもコカインなど様々な薬物を使用していたことを暴露しています。
元彼女だけでなく知人も、「彼から『野菜が美味しかった』『自転車 年に3回ぐらいしかやらん』というLINEが届いたのは今年4月。“野菜”は大麻、“自転車”はコカインの隠語だよ。コカインは通称チャーリー。派生して自転車(※チャリンコから)。」と語り、大麻やコカインを隠し持っていたことを明かしています。
田中聖さんと近い人物からこうした話が出ているため、警察は引き続きマークを続けてほしいですし、田中さんは再び逮捕されることのないように気を付けてほしいものです。