ジャニーズ事務所所属のアイドルグループ『Hey! Say! JUMP』の元メンバー・森本龍太郎さん(24)が24日、東京・ディファ有明で開催された格闘技団体『パンクラス』による大会「パンクラス277」でゲスト解説者を務め、4年ぶりに芸能活動を再開。
試合終了後には復帰後初の公の場として会見を行いました。
この会見で森本さんは「これまで組み上げてきたものがゼロになったので、生きていても仕方がないと思った。一人で悩んでいましたね」と告白。
森本さんは、まだ16歳だった2011年6月に、週刊誌『週刊女性』によって喫煙問題を写真付きで報じられ、これを本人が認めたことからジャニーズ事務所は、森本さんに無期限活動休止の処分を下しました。
森本さんはその後、高校を卒業を機にジャニーズ事務所を退所し、ハワイに2年間の語学留学。
その時を振り返り「武者修行というか新たな自分探しというか一人になっていろんな文化に触れたい」という思いから、ハワイに語学留学し、「自殺をしたら色々な人が悲しむし、もう少し生きようと思った。正直過酷だったけれど、ハワイでは色々な人に出会って、文化に触れて、新しい自分を見つけたかった」と明かしています。
復帰を決意した理由については、「ハワイで2年間いて、いろいろな人に出会い、僕にとってファンの皆さんは家族だと気づいた。ファンの皆さんのために復帰しようと思った」と語っています。
そんな森本さんは高校の同級生を中心としたメンバーで、メインボーカル2人、ラップが3人のダンスボーカルユニット『ZERO』を結成し、森本さんはRyuという名前でメインボーカル兼プロデューサーも務めています。
そんな『ZERO』の活動をサポートするのは、昨年ハワイで行った『パンクラス』の大会で森本さんと出会い、それを転機にバックアップすることを決めたという同団体の代表・酒井正和さん。
酒井さんは音楽レーベル『SMASH LABEL 01』を立ち上げ、これからプロデューサーとしてバックアップしていくといいます。
<↓の画像は、ZEROのメンバーと酒井正和さん(中央右)の写真>
楽曲制作もすでにスタートさせているそうで、森本さんが作したものを含めるとすでに2、30曲ほどは完成しているといい、今後のZEROの活動については、ファンミーティングや8月には都内でデビューライブを行う予定だと説明。
森本さんは「僕はもともと歌をやりたかったので歌で力を届けられたら」と語り、「初心を忘れずにゼロからのスタート。一つの曲に染まることなく、オールジャンルのグループを目指す。留学で英語も習っていたので、世界に通用するアーティストになっていきたい」と意気込みを語っています。
そして、ファンに対しては「僕の中にはファンが第一条件。ファンの皆さんがあっての森本龍太郎。僕に携わってくださった方には感謝の気持ちでいっぱい」と、活動休止後も応援し続けてくれているファンに感謝し、「そしてごめんなさい。今後は色々な人に助けてもらいながら、力を貸してもらってその人たちに恩返しをしたい。ファンの皆さんのために、皆さんが楽しめるようなエンタメを作れたら」と一礼しています。
そんな森本さんに対してネット上では、
- 簡単にそんなこと言っちゃいけないよ。言葉が軽い時代になったものだ。ふざけるなですよ。
- 言ってることが完全に甘い。ぼんぼんか。何がハワイじゃ。自殺も考えたなんて人前で話すことじゃない。
- 色々悩んだようだけど、結局何も成し遂げられずに芸能界に戻ってきたって事でしょ、なんかなあ・・・黒田勇樹とかを思い出すな
- 今までやってきたものがなくなったって、悲劇ぶってるけど、我の未成年喫煙のせいじゃん
- 自殺も考えたって言っておけば『そこまで追い詰められていたのか。まだ若いのに可哀想。人生これからだよ!応援してる。頑張れ!!』って同情してもらえると思っているんだろうけど逆効果だね。
- 芸能人の『自殺しようと思った』『解散危機あった』話ほど安いもんはない
などのコメントが寄せられており、森本さんが自殺を考えたなどと発言していることから物議を醸してしまっています。
森本さんは『週刊女性』に未成年喫煙をスクープされる2年前の2009年6月に、以前より付きまとい行為をしていたストーカーに携帯電話をひったくられるという事件に巻き込まれています。
このストーカーは当時17歳の無職の少年で、森本さんのファンだったという少年は以前より付きまとい行為などをしていたといい、森本さんの両親が前年の12月に神奈川県警青葉署に相談。
事件があった日は、付きまとい行為を止めてほしいとお願いするために、森本さんは少年を呼び、横浜市青葉区内のファミレスで話し合いをしていたといい、その話し合いが終わったところで、少年が「ナイフで手を切ってやる」などと森本さんを脅し、店の外に出て家族に電話しようとしたところ、携帯電話をひったくり逃げたとのことでした。
このストーカーは、森本さんの自宅を訪ねるなどの行為を繰り返していたそうなのですが、森本さんはこの頃から素行が乱れ始めたと噂されており、当時『東京スポーツ』(東スポ)が報じていた記事では事情をよく知る人物が、「道端でも堂々とタバコを吸い、スタッフが注意しても『関係ねぇ!』と全く聞く耳持たず。仕事へのやる気も感じられずに、女性関係も派手だったと聞いている。」と語っています。
また、『週刊女性』の記事に掲載された2枚の写真には、「昨年5月に撮影されたもので、森本はこのとき15歳」「昨年1月に撮影された写真。当時まだ14歳」などといった詳細な説明が記されていたため、森本さんにかなり近い人物によるリークなのではないかと噂になっていたのですが、東スポの記事では「このまま野放しにしていたらグループ全体に迷惑をかけると心配した人物が、写真をリークしたようだ。彼はグループ内の人気もパッとしないからね」「多くは語れないが、事務所側は(スキャンダルを)未然に潰そうと思えば潰せた。でもあえてそれはしなかった」「一部では喫煙写真以上のモノが存在するとも。酒か、はたまた女性がらみか…どちらにしても事務所的に我慢の限界だったようだ。」などと記されていました。
<↓の画像が、『週刊女性』に掲載の喫煙写真>
このような噂があり、2013年には東京・渋谷のスターバックスにて、一般女性とイチャイチャしていたという目撃情報も出ており、それに気付いたファンが携帯電話で隠し撮りしたところ、それに気付いた森本さんが「こんなの撮ったら、僕の周りの人に迷惑が掛かるってわからない!?」とブチギレ、写真を消させられていたといい、外に出てからも「僕がこれで復活できなかったらどうするの? 弟の慎太郎も困るんだよ」などと説教をしていたとのこと。
これらの噂がどこまで本当なのかは分からないのですが、あのストーカー事件の頃から荒れだした可能性はあり、最終的には無期限活動休止の処分でジャニーズ事務所から退所となっているため、一瞬でも自殺を本気で考えた時期はあったのかもしれないですね。
こうした時期を乗り越えて、ついに再デビューすることが決定したものの、ジャニーズ事務所を敵に回しかなりハンデを負っている状態で、ブレークするのはなかなか大変でテレビ出演なども難しいと思いますが、応援してくれるファンのためにも頑張ってほしいと思いますね。