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元ジャニーズ土田一徳が週刊文春にジャニー喜多川からの性被害、男闘呼組脱退の裏側を告白。

元男闘呼組・土田一徳がジャニー喜多川の性加害激白。行為拒否にズルいと激怒&無視、見て見ぬふり東山紀之の言動も批判

今年8月までの期間限定で復活したロックバンド『男闘呼組(おとこぐみ)』の元メンバーで、元ジャニーズタレントの土田一徳さん(つちだ・かずのり 本名=坂井一徳 53歳)が週刊誌『週刊文春』の取材に応じ、ジャニー喜多川さんからの性被害について語っています。

土田一徳さんは1985年に、ジャニーズ事務所にいた知人から「男闘呼組というバンドを作る。キーボード奏者が必要だから」と勧誘され、東京・原宿にあったジャニー喜多川さんの自宅マンション兼合宿所で男闘呼組のメンバーと対面したといいます。

<↓の画像は、ジャニーズ時代の土田一徳さんの写真>

その際にジャニー喜多川さんから隣に座るよう求められ、服の上から体を撫でられたといい、土田一徳さんは当時を振り返り、「ベタベタ触られて。腕やお腹なんかをずっと擦られてました。でも、周りにいた男の子たちは平然とファミコンをしていた。5人以上はいたと思います」「異質な世界なんですよ。誰かが触られていても、それが日常で、なんか特別なコトっていうわけでもないような世界」と語っています。

そのまま土田一徳さんは男闘呼組に加入し、それから間もなくバンドを脱退しましたがソロで俳優として活躍、1年目から中山美穂さん等が出演の人気ドラマ『毎度おさわがせします2』(TBS系)などに出演していました。

<↓の画像は、『毎度おさわがせします2』出演当時の土田一徳さん(左下)の写真>

そして、入所から少し経って合宿所で生活を始め、1987年の終わりごろ(当時18歳)にジャニー喜多川さんから襲われたそうで、「ちょうど、男闘呼組のメンバーがいなくて、ジャニーさんの他は家政婦と数名のジュニアだけ。合宿所はガランとしている状態でした。しばらくすると布団の中にジャニーさんが入ってきた。『とうとう、俺のところにきた』と思って」「後ろから触られて、嫌だった。振り返って押そうと思ったら、ヒザがジャニーさんのお腹にドーンと入ったんです」と告白しています。

<↓の画像は、1980年代後半ごろのジャニー喜多川さんの写真>

土田一徳さんに「無理です」と拒否され、膝蹴りを食らう形になったジャニー喜多川さんは「ユー!ズルいよ!」と激怒して翌日からは土田さんを無視し、土田さんもその後は合宿所に出入りしなくなり、それまで活動を共にしていた男闘呼組の仲間たちからも連絡はなく、土田さんは同年にジャニーズ事務所を退所、その翌年に男闘呼組はレコードデビューを果たしました。

<↓の画像は、デビュー前の男闘呼組の写真>

土田一徳さんはジャニー喜多川さんが発した「ユー!ズルいよ!」という言葉を鮮明に覚えているとし、「なぜそう言ったのか理解できなかったし、今でもわからない。すぐ着替えて合宿所を飛び出しました。そこで我慢しようとか、そんなふうに思わなかった。非日常的なことが起きるなかで、自分はそこに対して、違和感はずっと持っていたから」と語っています。

そんな土田一徳さんはその後も芸能活動を続け、俳優業や舞台のプロデュース等も行っていましたが、現在は東京から離れた地方で暮らしているそうで、「この問題で、僕みたいに芸能界を離れて暮らしていた人間もネットで晒され、死亡説まで立てられた。周囲にも『ジャニーズにいたよな』と変な目で見られる。日常が脅かされているので、事実と違うことは違うと公にしないと生きていけない。それで取材を受けたのです」と語っています。

また、19日に開設したツイッターでは「私は今片田舎でごく普通に生活しています。ただ、精神疾患を持ち周りに支えて貰いながら生きています。」とし、ジャニー喜多川さんの性加害問題に対しては、「ここまで表面化して、あやふやな説明しかしない、第三者委員会を盾に隠れる。近藤さんがおっしゃる通り、正面切って本当の事を話すのが、ジャニーズの精神に繋がる。私はそう思っています。年長者という東くんは、正面切って見て見ぬふりをしてきたと話すべき。」などと訴えており、週刊文春の取材でも「東山君、知ってるでしょ」と語っています。

<↓の画像は、元男闘呼組・土田一徳さんのツイート写真>

そして、週刊文春は土田一徳さんの告白を受けてジャニーズ事務所に事実関係の確認をしたところ、「現在、再発防止特別チームによって検証頂いている内容であるため、回答を差し控えさせて頂きます」と回答したとのことです。

そして、元男闘呼組・土田一徳さんの告白を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

土田一徳さんの性被害に関しては、20年近く前に元ジャニーズJr.の山崎正人さん(別名=木山将吾、山崎銀 53歳)が暴露本『SMAPへ そして、すべてのジャニーズタレントへ』で綴っており、山崎さんはその現場を目の当たりにしたとしています。

また、自身もジャニー喜多川さんからありとあらゆる性加害を受けたことを告白した上で、「こんな不幸がデビューには必要なのか……トシちゃんよ、少年隊よ、忍者よ、男闘呼組よ、みんな本当によく我慢したな……これだけのことに我慢したら、アイドルとして頑張るしかないだろう。成功しなければ、自分のプライドを取り戻せない」と綴っていました。

山崎正人さんはさらに、ジャニー喜多川さんがジャニーズJr.たちに打っていた謎の注射の存在などにも著書で触れていました。

そして、土田一徳さん本人が過去の性被害を告白し、少年隊・東山紀之さんに対しては「知ってるでしょ」と語り掛けていますが、同時期に合宿所に出入りしていた元ジャニーズJr.の平本淳也さん(57)等も、東山さんは間違いなくジャニー喜多川さんの性加害を把握しているとし、「彼はジャニーさんの側近中の側近のひとり。常にその意向に沿って『邪魔』を排除し、副社長だったメリー喜多川さんには従順な召し使いでありつづけた。どちらかというと加害者側なのは関係者なら誰もが知っている」と平本さんは糾弾しています。

しかし、東山紀之さんは5月に『サンデーLIVE!!』(テレビ朝日系)で1度だけ問題に触れただけで、自身はこの問題を知っていたのか否かについては明らかにしていません。

“ジャニーズの長男”である東山紀之さんが、自身が見聞きしてきた実態を語ることによって状況は大きく変わるでしょうし、より多くの被害者が声を上げやすくなるのではと思いますが、ジャニーズ事務所側の意向を受けて今後も真実は語らないつもりなのでしょうかね。

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