『なにわ男子』がメインパーソナリティーを務める『24時間テレビ46「愛は地球を救う」』(日本テレビ系)の放送を前に、元ジャニーズJr.の大島幸広さん(38)が週刊誌『週刊文春』のインタビュー取材に応じ、ジャニー喜多川さんから200回にもわたって性的な行為をされていたことや、行為後にお金を手渡された際には領収書を切っていた等も告白しており、ネット上で物議を醸しています。
大島幸広さんは、KAT-TUNのメンバー等と同じく1998年(当時中学2年)にジャニーズ事務所に入所し、2000年まで約2年にわたって活動していました。
<↓の画像は、ジャニーズJr.時代の大島幸広さん等の写真>
ジャニー喜多川さんは、大島幸広さんの履歴書を見てNHKでのレッスンに呼び出し、初対面ながら「ユー、今日、家泊まっちゃいなよ」と自宅に誘い、ベッドでまずは下半身のマッサージを始めたそうです。
そこから下着をおろして手などを使って性的な行為を行い、翌朝になると1万円を手渡されたほか、「ユー、今日、雑誌の撮影あるから」と撮影の仕事まで獲得できたそうです。
その後、大島幸広さんが家庭の事情で栃木県内に引越したところ、性的な行為の対価が5万円までアップしたといい、「内緒だよ、みんな1万円だから。ユーだけだからね、5万円は」と言われたといいます。
大島幸広さんは当時を振り返り、「名前と金額を書かされました。コンビニで売っているような細長い領収書に比べて、真四角に近い形だったのを覚えています。名目にはあらかじめ『交通費』と書いてありました」
と証言し、性的な行為の後に交通費名目で領収書を切っていたとしています。
<↓の画像は、過去の性被害を告発した元ジャニーズJr.・大島幸広さんの現在の写真>
そして、大島幸広さんは退所までの約2年間で合計200回は性的な行為をされたと告白し、「いまでもジャニーさんの行為が突然フラッシュバックして、気分が悪い状態が1週間ほど続くこともある。ジャニーズ事務所を離れてから23年間、こうした後遺症と付き合ってきましたが、もう一生治らないでしょう」
と語っています。
大島幸広さんはこの他にも、撮影でハワイに行った際にも性加害を受けていたことや、先輩のジャニーズJr.に「もう耐えられるかわかりません」と相談したところ、後にデビューした当時人気トップのジュニアよりも気に入られているとして、「もうちょっと我慢したほうがいいぞ。もしかしたらソロデビューできるかも」などと告げられたとしています。
また、ある時にジャニー喜多川さんから「ユー、タバコ吸うの?」「みんな吸ってるよ」などと言われ、タバコを買い与えられたことも告白し、それによって複数のジャニーズJr.は未成年ながらジャニーさんの自宅マンションで堂々と喫煙をしていたことなども明かしています。
これらの告白を受けてネット上では、
- 交通費としてって、、、会社の経費ではないですか!絶句…
- 会社の金から「交通費」で出して経費勘定してたなら普通に脱税
- もう時効なのかもしれないけど、国税とかも調査して追徴してもいいんじゃないでしょうか。
- タバコぷかぷかも問題。この頃こんなに乱れていて今はまともです、が通るんでしょうか?
- 200回も被害にあうとか笑えるわ。もうここまできたら愛人だろ。200回×5万円=1000万円。
1回、5万円くれて尚且つ仕事までくれるなら、みんな自分から行くだろう。当事者の会はほんとに被害者なら、一刻も早く民事裁判をやれよ。 - 24時間100キロマラソンは、藤島ジュリー景子が適任。顔を晒してピンマイクを付けて「嘘をついてすみませんでした。知ってました。でも儲かってたんでスルーしてました。」と言い続ければ懺悔マラソンとして語り続けられる事になる。
- 子供相手にたくみに心理戦で拒否できないようにしてきたんだと思うとより罪深いよね。生きてる間に償って欲しかった。
私も塾の先生に被害に遭ってたけど、特にお小遣いとか徳とかなくても誰にも言えなかったから。いまだに悔しいけど証拠もないしやっぱり今更訴えることは出来ないもんね。
私も今は結婚して子供もいるし大事にしたら自分の恥晒すだけだから泣き寝入りしかない。 - 未成年どころかまだ義務教育中の子供たちを、人間ではない、単なる自分の「性具」として扱っていたんだ。彼らの、人間としての尊厳もへったくれも無い。
改めて背筋がゾッとするのと同時に、他人事ながら本気で怒りがこみ上げてくる。
などの声が上がっています。
大島幸広さんは週刊文春の取材を受ける前に、国連の人権理事会から聴取を受けた元ジャニーズJr.で結成の『ジャニーズ性加害問題当事者の会』に加入し、今月行われた会見にも出席していたのですが、在籍していたわずか2年間に200回も性被害を受けていたというのは非常に衝撃的な話です。
入所初日から辞めるまでに年間およそ100回、3~4日に1回ほどのペースで性的な行為をされていたことになりますが、多感な思春期に当時70手前のジャニー喜多川さんから何度も襲われ続け、1回あたり5万円を貰っていたというものの、心に負ったダメージは相当大きかっただろうと思います。
そして、大島幸広さんの告白によればジャニー喜多川さんからは交通費名目でお金を渡され、しっかりと領収書を切らせていたといい、これまでにも複数の元ジャニーズJr.がジャニーさんから行為後に1~3万円を手渡されことを告白していますが、これをジャニーズ事務所の経費として計上していたのであれば、脱税の可能性も含めて更なる大問題に発展しますね。
領収書の保管期間(原則7年)は過ぎていますし、証拠となるようなものは残っていない可能性がありますが、大島幸広さんの告白を受けてジャニーズ事務所や再発防止特別チームはこのあたりもきっちりと調査し、今後の会見で報告を行ってほしいものです。