今年の24時間テレビ48の視聴率&募金額発表。横山裕がマラソンゴール場面で最高記録。

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24時間テレビ48

8月30日から放送の『24時間テレビ48 愛は地球を救う』(日本テレビ系)の視聴率が発表され、番組全体の視聴率は昨年からダウンしたことが分かりました。

関東地区の平均世帯視聴率は11.0%(48回中38位)、平均個人視聴率は6.6%(29回中26位)、コア視聴率(13~49歳の個人視聴率)は4.2%で、番組ラストのパート10(31日19時~20時54分)の平均世帯視聴率は19.5%、平均個人視聴率は13.3%でした。

瞬間最高視聴率は、チャリティーマラソン(走行距離:105km)のランナーを務めた『SUPER EIGHT』(旧・関ジャニ∞)の横山裕さんがゴールした20時45分に記録し、瞬間最高世帯視聴率は25.4%、個人視聴率は17.4%、コア視聴率は13.1%でした。

<↓の画像は、チャリティーマラソンランナーを務めた横山裕さん>
24時間テレビ48マラソン・横山裕のゴールシーン

昨年の番組全体の平均世帯視聴率は12.5%、平均個人視聴率は7.5%、コア視聴率は4.7%で、世帯視聴率は前年と比べて1.5%のダウンとなりましたが、昨年のパート10の平均世帯視聴率は19.7%、平均個人視聴率は13.7%、瞬間最高世帯視聴率は25.4%で、昨年と大差ない結果となっています。

また、芦田愛菜さんが主演したスペシャルドラマ『トットの欠落青春記』の平均個人視聴率は7.4%、コア視聴率は4.5%でした。

今年のチャリティーマラソンは、幼少期に両親が離婚、母親の闘病などで弟2人が養護施設に預けられていた過去を持つ横山裕さんの思いを受けて、目的別募金として「マラソン子ども支援募金」を設置し、これは全額が支援を必要とする全国の子供達に使われるもので、番組終了時点での目的別募金の総額は7億40万8,600円でした。

昨年は、ピン芸人・やす子さんがチャリティーマラソンランナーを務め、児童養護施設の子供たちに全額寄付される目的別募金は、番組終了時点での総額が4億3,801万4,800円、最終の合計金額は5億493万6,310円となっており、今年は約2億円の増額となっています。

そして、今年の番組視聴率発表などを受けてネット上では、

  • まだ観てる人、いるんだなぁ 安っぽい感動が大好きな層だね
  • 番組好きじゃないけどマラソンだけは見てしまった
  • 色々問題があった24時間テレビ。みんな偽善者に見えたけど、横山君だけ善人に見えた。
  • こんなクソ暑い天気でマラソン走らせるの、正気の沙汰じゃないだろ
    マラソンにこだわるなら24時間テレビの時期をずらすか、夏にこだわるならマラソンに代わる手段を取るべきでしょ
  • テレビ側とすれば、一日中高視聴率取れる番組をやめる理由が無い。個人的には一回も見なかったけど。
  • 一般人がなけなしのお金を寄付して、儲かっているであろう芸能人はギャラを貰って出演している。そもそも番組の主旨からしたら芸能人も無償で参加すべきでは。
  • 日テレは周囲の非難は百も承知でこれからも24時間テレビで偽善、綺麗ごと、美談をこれでもなく発信し続けるんだろうな。こんなおいしいコンテンツはないからな。

などの声が上がっています。

今年は全国各地で記録的な暑さを記録し、昨日は全国219地点で気温が35度超えの猛暑日となり、東京都心の最高気温は約37度を記録するなど、日差しが非常に強く危険な暑さだったため、横山裕さんがランナーを務めたチャリティーマラソンに対しては、感動の声が上がる一方で今年も多くの批判が寄せられていました。

しかし、昨年から番組全体の視聴率は若干下がりつつも、全体の平均世帯視聴率は引き続き10%超えで、個人・コア視聴率も他を圧倒する高い数字を記録しており、テレビをリアルタイムで視聴する人が減少する中で、番組ラストのゴールデン帯の視聴率も20%弱と驚異的な数字です。

また、目的別募金だけで7億円以上を集めているだけに、間違いなく来年も番組を放送、そしてチャリティーマラソンも実施するでしょうね。

日本テレビのコンテンツ戦略局総合編成センター部長・大井秀一さんは、今年の24時間テレビの視聴率発表などを受けてコメントし、今年も番組は大きな支持をいただいたとしたうえで、「24時間テレビはこれで終わりではありません。みなさまからの善意を、必要とする方に必要な形で届けるためのスタートを切ったばかりです。この1年を通じて、さらに来年も、思いをしっかり届けられる24時間テレビを目指します。」としています。

24時間テレビを巡っては昨年に、日本テレビ系・日本海テレビ(鳥取)の元経営戦略局長が、募金を横領していたことが発覚して刑事事件に発展し、業務上横領罪で懲役3年・執行猶予5年の有罪判決が下されました。

こうした事件もあって番組の信用は失っており、相変わらずのお涙頂戴演出などを巡っても物議を醸していますが、災害復興や障がい者支援など社会に役立つ活動をしているのも間違いなく、時代に合わせて企画・演出を見直しながら、より多くの人に支持されるような番組作りを目指してほしいです。

参照元
  • https://www.oricon.co.jp/news/2404149/
  • https://mdpr.jp/news/detail/4636494
  • https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/09/02/kiji/20240901s00041000261000c.html
  • https://www.videor.co.jp/tvrating/past_tvrating/top30/202430.html
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