今年の『24時間テレビ47 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティー発表がまだなく、ネット上で今年は誰が起用されるのかと予想が盛り上がる中で、ニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』は旧ジャニーズタレントの起用が見送られ、『くりぃむしちゅー』が候補として浮上していると伝えています。
『24時間テレビ』は1997年に『KinKi Kids』をメインパーソナリティーに起用して以降、ほぼ毎年のように旧ジャニーズタレントを番組の顔となるメインパーソナリティーに起用しています。
過去5年を振り返っても、2019年は『嵐』、2020年は元『V6』の井ノ原快彦さん、『NEWS』の増田貴久さん、元『Kis-My-Ft2』の北山宏光さん、『WEST.』(旧ジャニーズWEST)の重岡大毅さん、元『King & Prince』の岸優太さん、2021年は『King & Prince』、2022年は『嵐』の二宮和也さん、『KAT-TUN』の中丸雄一さん、『Hey! Say! JUMP』の山田涼介さん、『timelesz』(旧Sexy Zone)の菊池風磨さん、2023年は『なにわ男子』が務めました。
そして、今年は5月15日にCDデビューする『Aぇ! group』が起用されるのではないかとのファン等の間で憶測が飛び交っており、同グループは昨年まで4年連続で大阪・読売テレビのスペシャルサポーターを務めているため有力候補とみられていました。
<↓の画像が、読売テレビのスペシャルサポーターを務めたAぇ! groupの写真>
しかし、ピンズバNEWSによれば、旧ジャニーズタレントたちは4月に新会社『STARTO ENTERTAINMENT』へ移籍したことが発表されたものの、現在もジャニー喜多川さんの性加害を巡る問題は波紋を広げ続けていて、世間から猛バッシングを受けることが予想されるため、「今年はSTARTO社のグループ、タレントの起用は見送りが濃厚だと言われています」
とワイドショー関係者が明かしています。
これにより、今年は日本テレビとの関係が深い『くりぃむしちゅー』が候補に上がっているそうで、「今年の『24時間テレビ』の総合演出を務めるのは『嗚呼!!みんなの動物園』の演出を担当するA氏」「候補として浮上しているのがくりぃむしちゅーだともっぱらです」「A氏は『みんなの動物園』だけではなく『しゃべくり007』を担当していますし、以前からくりぃむしちゅーの番組に携わってきた。その関係性からくりぃむしちゅー、それも有田哲平さんではなく上田晋也さんがメインパーソナリティーに起用されるのではないかと言われている」「2015年から毎年秋のキャンペーン特番『カラダWEEK』のキャプテンを、2021年の東京五輪では日テレのスペシャルサポーターを担当。今や“ミスター日テレ”とまで言われる存在」
と、制作会社関係者が語っています。
<↓の画像は、くりぃむしちゅーの上田晋也さん(左)、有田哲平さんの写真>
『くりぃむしちゅー』の上田晋也さんは日本テレビ系で現在、『Going!Sports&News』、『ストロングポイントクロス』(BS日テレ)、『上田と女が吠える夜』、『上田と女がDEEPに吠える夜』と複数のレギュラー番組を持ち、2022年4月からレギュラー放送がスタートした『上田と女が吠える夜』は視聴率も良く、局内での評価はさらに上昇しているとのことです。
<↓の画像は、『上田と女が吠える夜』出演者の写真>
上田晋也さんがメインパーソナリティーを務めることにより、『しゃべくり007』や『上田と女が吠える夜』の出演者たちも番組に投入できるとし、「今年は“攻め”ではなく“守り”の『24時間テレビ』になるのではないかとささやかれています。人気と数字を持っているSTARTO社のタレントをメインパーソナリティーで起用することはできないでしょうが、上田さんなら安定感抜群ですし、司会もそつない。放送事故が起きることもないでしょうし、批判が出ないよう配慮しつつ、番組を確実に合格ラインに持っていってくれるでしょう」
とも制作会社関係者が語っています。
この報道に対してネット上では、
- ズブズブ日テレが外す訳ないじゃん
- 去年系列局で着服事件があったのに、24時間テレビを今年もやるんだね。
- やらないのがベストだよ
- STARTOのタレントを使えないのなら今年はやらないと思う。多分視聴率も取れないでしょ。くりぃむしちゅーだけじゃ無理がある。
- 24時間テレビ自体をやらなくていいのでは。もしくは本当のチャリティ番組として、全員ノーギャラでやってほしい。それで出演する人たちは尊敬するよ。
金をもらって募金募金と綺麗事、おまけに担当者の囲ってる番組やタレントが起用されるんじゃどうしようもないよ。 - パーソナリティかわからないけど、去年に続いて有働さんは出そうな気がする。
この春から始まった音楽番組も、夏のミュージックデイとか、年末のベストアーティストのベースにしそう。
最初は櫻井翔とZEROコンビでジャニ感を軽減しつつ、だんだん有働さんメインにと考えてるのかなと思えてしまう。 - 24時間テレビは募金活動のみでいいと思う 障害者を使って視聴率を稼いだり結局はマラソンでお涙頂戴演出をするのはほんと嫌
などの声が上がっています。
24時間テレビを巡っては昨年11月に、日本テレビ系の日本海テレビ(鳥取)で経理などを担当の元経営戦略局長(当時53歳)が2014年から10年にわたり、番組で集めた寄付金約264万円を着服していたことが明らかとなりました。
この問題で日本海テレビは元経営戦略局長を懲戒処分とし、警察にも被害届を提出したことを発表したのですが、他局の局員も同様の行為をしているのではないかと疑いの目を向けられ、番組の信用失墜に繋がっています。
しかし、今年3月に日本テレビは定例会見で『24時間テレビ』の放送継続を発表しており、継続にあたっては全31社で構成の24時間テレビチャリティー委員会が不正防止対策チームを設置し、「キャッシュレス募金の導入」「預かった寄付金は規定のシールで封印」「募金会場に警備員もしくは監視カメラを設置」「不正通報窓口の開設」といった対応の実施を発表しています。
そして、今年はメインパーソナリティーに旧ジャニーズタレントを起用せずに、くりぃむしちゅー・上田晋也さんが起用される可能性が高いとのことですが、上田さんの所属事務所『ナチュラルエイト』は日本テレビとの関係も深く、同事務所に所属する元NHKの有働由美子アナウンサー、マツコ・デラックスさん等も様々な番組に起用されています。
中でも上田晋也さんは日本テレビで多くの番組を持ち、局から大きな信頼を得ていることがうかがえ、好視聴率を獲得しているという『上田と女が吠える夜』は、昨年の『24時間テレビ』内でも深夜コーナーとして放送されていましたし、上田さんが起用される可能性は十分ありそうです。
旧ジャニーズタレントがメインパーソナリティーを外された理由は、ジャニー喜多川さんの性加害問題だけでなく、なにわ男子がメインを務めた昨年の番組視聴率が大コケし、平均世帯視聴率が2.5%ダウン、個人視聴率も1.5%ダウンしていたことも要因として考えられますが、報道通り上田晋也さんが抜擢され、旧ジャニーズタレントは完全排除といった形となるのか、今後の正式発表に注目したいところです。