チャリティー番組『24時間テレビ44 想い~世界は、きっと変わる。』(日本テレビ系)が、21日18時30分~22日20時54分にかけて放送され、番組の視聴率などが発表されました。
今年の『24時間テレビ』の視聴率は、世帯平均視聴率が12.0%、個人平均視聴率が7.0%(共に関東地区)、瞬間最高視聴率は22日20時49分に記録し、世帯が23.4%、個人が16.0%で、「復興への想いを繋ぐ 募金リレー」のアンカーを務めたTOKIO・城島茂さんが、無事にゴールして感想を語っている場面でした。
<↓の画像は、募金リレーのアンカーを務めた城島茂さんの写真>
メインパーソナリティーを務めた『King & Prince』のセンター・平野紫耀さんが主演したスペシャルドラマ『生徒が人生をやり直せる学校』は、世帯平均視聴率が15.3%、個人平均視聴率は9.4%となっています。
なお、番組終盤に発表された募金総額は「4億2,102万9,826円」でした。
今年の『24時間テレビ』は昨年に続き、両国国技館を会場として無観客で行われ、対面募金も中止してキャッシュレス募金形式で、総合司会は水卜麻美アナウンサーとフリーの羽鳥慎一アナウンサー、メインパーソナリティーは“キンプリ”こと『King & Prince』のメンバー5、チャリティーパーソナリティーは女優・菅野美穂さん、スペシャルサポーターはお笑いコンビ『チョコレートプラネット』らが務めました。
今年も番組のメイン企画であるチャリティーマラソンは行わず、それに代わってリレー形式で100kmを走る「募金リレー」が福島のスポーツトレーニング施設『Jヴィレッジ』で行われました。
リレー走者は、キンプリのリーダー・岸優太さん、東京五輪で金メダルを獲得した卓球の水谷隼選手、プロフィギュアスケーターの荒川静香さん、レスリングで金メダル獲得の川井梨紗子さん&川井友香子さん姉妹、元ラグビー日本代表の五郎丸歩さん、元体操選手の田中理恵さん、元プロボクサーの長谷川穂積さん、元女子サッカー日本代表・なでしこジャパンの丸山桂里奈さん、バスケットボール日本代表で銀メダル獲得の林咲希さん、城島茂さんが務め、この11人でタスキを繋いで完走しました。
番組終盤には、キンプリがデビュー曲『シンデレラガール』を生で歌唱し、歌唱前には神宮寺勇太さんが「僕らは6人でスタートしました。どんなに離れていても、その思いがあれば絆はどんどん強くなる」と、元メンバーの岩橋玄樹さんについて言及し、岩橋さんのポジションを空けてパフォーマンスを開始。
岩橋玄樹さんの担当パート部分では、ジャニーズJr.時代のユニット『Prince』でも活動を共にした岸優太さん、神宮寺勇太さんが熱唱、“3ピース”のポーズも披露しファン等の間で大きな反響を呼んでいました。
<↓の画像は、“3ピース”のポーズを披露した神宮寺勇太さん、岸優太さんの写真>
- 岸優太さん&神宮寺勇太さんが岩橋玄樹さんのパート歌唱シーン動画(Twitter)
そして、今年の『24時間テレビ』が無事終え、視聴率発表などを受けてネット上では、
- もうほとんどジャニーズファンしか見てないんじゃない?メインのグループ、個人の人気がそのまま視聴率に反映されてるんだろうね
- 24時間テレビにしてはかなり低い視聴率だね。Twitter等でも騒がれてなかったし、気づかなかった人も多いんじゃない
- まだ12%も視聴率が取れることの方が驚きだよ
- ただのバラエティへ成り下がった24時間テレビに、ほとんどの視聴者は感動を得られなかった。もはや、打ち切りも検討すべきでは?
- マスクもせずに大声出して叫び回ってるの見たら違和感しかない。子供たちには部活動禁止とか言っといて、踊りまくってハードに動いて競争しまくっててよくわからない。
企業にもリモート呼びかけてる状況なのにテレビはこれでいいんだね、変なの。せめてマスクしたらいいのに - この番組の存在意義が分からなくなってきているし、企画も芸人とジャニーズがわちゃわちゃやってるだけで面白くないし、コロナ禍の中でどうしてもやる必要のある番組だったのかな?と思う
- 主にジャニオタしか観ないでしょ。偽善番組にお涙頂戴見せられてもね。早く止めれば良いと思うわ。
ジャニ事務所に幾ら払ってるんだろうな。そっちの方が興味あるわ。障害者の方々を餌にして暴利を貪る日テレ。 - キンプリのメインパーソナリティ起用はちょっと早過ぎたかも。見どころも少なかったし、東日本大震災から10年や各地の地震・大雨等の自然災害の復興支援が重視されている感じがしたので、それなら福島でDASH村などをやっていたTOKIOの3人で良かったのでは?と思ってしまった。
などの声が上がっています。
今年もコロナ禍に“強行放送”された『24時間テレビ』は、昨年以上に見どころが少なかったのか、メインパーソナリティーを務めたキンプリの力不足なのかは定かではないものの、非常に低い視聴率となっていますね。
昨年の番組全体の世帯平均視聴率は15.5%、個人平均視聴率は8.8%で、今年はそれと比べると世帯は3.5%、個人は1.8%ダウン、瞬間最高視聴率も昨年は世帯が27.6%、個人が18.1%で、今年は世帯が4.3%、個人が2.1%のダウンという結果になっています。
今年の番組全体の世帯視聴率は全44回中で歴代29位、個人視聴率は1997年以降で歴代22位の数字で、ドラマの平均視聴率も昨年と比較すると、世帯が7.3%、個人が4.3%ダウンと大幅に下がっています。
さらに、番組中に発表された募金額も昨年と比較すると大幅に減少しており、2019年は「6億8,421万2,104円」、2020年は「5億5,200万5,762円」、今年は「4億2,102万9,826円」と、2年連続で1億円以上の減少となっています。
世間から多くの批判を浴びながらも放送を強行したにも関わらず、番組の視聴率や募金額は大幅にダウンし、ネット上ではさらに多くの番組不要論が噴出する事態となっていますが、今年も大きなトラブルも無く無事終了したことで、来年も例年通り放送となるのでしょうかね。