今年の大晦日に放送の『第69回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)の白組司会者として、嵐・松本潤さん(35)の名前が最有力候補として挙がっていることが明らかになりました。
これは10日付の『スポーツニッポン』(スポニチ)が報じているもので、白組は松本潤、紅組は2013年と2015年に司会を務めた女優・綾瀬はるかさん(33)が最有力候補として挙げられているといい、9月中にも司会者に内定するとのことです。
<↓の画像は、スポニチの紅白内定報道写真>
『NHK紅白歌合戦』では、2010年~2014年まで5連続で嵐の5人が白組の司会、2015年はV6・井ノ原快彦さんが務めてワンクッション置き、2016年には嵐・相葉雅紀さん、2017年は二宮和也さんと、嵐のメンバーたちがソロで白組の司会を務めています。
そして、今年は松本潤さんが白組の司会者候補となっているとのことですが、スポニチの記事では関係者が松本さんの起用理由について、「慣れていて安定感がある。落ち着きもあって適役で、何よりも圧倒的な人気で高視聴率が見込める」と説明しています。
俳優としても活躍している松本潤さんは、来年春放送予定の北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』の主演に起用されており、紅白で司会を務めることでドラマのPRにもなります。
それに加えて、6日に発生した北海道胆振東部地震の復興支援企画を松本さんを中心に進めていくプランも浮上しているそうで、松本さんは今年夏に西日本を襲った記録的豪雨によって甚大な被害を受けた広島県や愛媛県の県庁を訪れて、嵐を代表して義援金などの贈呈を行うなどしているため、「災害列島日本の支援企画リーダー」として推す声もあるそうです。
紅組司会者の最有力候補として名前が挙がっている綾瀬はるかさんは、2013年と2015年に紅組司会に抜擢され、2013年には松本潤さんら嵐のメンバーと司会を務めたのですが、来年1月から放送される宮藤官九郎さん脚本のNHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~』でヒロインを務めます。
現在放送中の主演ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系 火曜22時)も好調で、4日放送の第8話では平均視聴率15.5%と自己最高を更新し、今期放送の民放ドラマトップの視聴率をキープしています。
こうした実績などが評価され、紅組司会の最有力候補者として名前が挙がっているそうで、平成最後の紅白の司会は松本潤さん、綾瀬はるかさんが務める可能性が高いようなのですが、紅組の司会者候補は綾瀬さんの他にも、今後放送のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)でヒロインを務める安藤サクラさん、広瀬すずさんの名前も挙がっているとのことです。
この報道に対してネット上では、
- 大河朝ドラ女優とジャニーズ。飽きた。
- 嵐で持ち回りしてるだけじゃん・・・
- やっぱり噂どおり、東京五輪まで嵐メンバーで繋ぐんですかね…
- 今年の紅白、色々あったジャニーズには自粛してもらいたい。嵐メンバーの司会も新鮮味がない。
- 中居正広と仲間由紀恵コンビくらい安定感があるならば芸能人司会でもいいと思うんだけど、グダるならアナウンサーでいい
- 『西郷どん』主演の鈴木亮平さんにしたらいいのに。彼、頭の回転も早いし、大河の主役だし、びったりだと思う。なんで嵐なの?相葉の年なんて、総合司会も有村も微妙で、目も当てられなかったけど。
- 個人的には紅白の司会は、アナウンサーがみたいなぁ。嵐ファンも本当はカウコン(※カウントダウンコンサート)に出演してくれたほうが、嬉しいんじゃないかな?
- 談合なんだろうか。何が安っぽくなってきたな。平成最後は、それなりの大物司会者に締めてもらわないと。嵐は歌に専念すればいいと思うが。
- 綾瀬さんは司会に不安が。いつだったかの司会はちょっとなと。大好きな女優ですので司会より演技を見たいです。
- もともとの規定路線だったとは思うけど、さすがに山口の事件で白紙になったと思っていた。なぜそこまでジャニーズなのか?未成年問題ばかり起こすの事務所に忖度して、何が国営放送なんだろう。強く再考を望みたい。大体年末に子供と見ていても、恋愛騒動を連想してしまう。
- 2016年〜2020年までの5年間は余程の不祥事が無い限り 白組司会者は嵐のメンバーで順番担当って報道されてたし…今年が松本さんなら 2019・2020年は大野さんか櫻井さんが司会者でしょ?別に嵐は嫌いじゃないけど 確約されている事を報道されてもシラケるだけだ
などのコメントが寄せられています。
もし今年も嵐のメンバーが務めるのだとしたら、嵐のメンバーが2020年の東京五輪まで順番に、白組司会を務めるという話が事実だった可能性がより高まりますね。
今回の報道に対するネット上の反応を見てみると、否定的な声が目立ち、嵐のメンバーが連続して白組の司会を務めることに対しては疑問を抱いている方が多い様子なのですが、NHKはジャニーズ事務所と密接な関係を築いており、毎年5、6組のグループが紅白に出場し続けていて、これはジャニーズ枠などと呼ばれています。
今年はTOKIOのメンバーだった山口達也さんが、未成年に対する強制わいせつ事件を起こしたため、山口さんがMCを務めていた『Rの法則』(NHK Eテレ)が打ち切りになるなど大きな損害が出ましたが、今年も紅白に複数のグループが出場すると見られており、TOKIOの代わりに今年デビューした“キンプリ”こと『King & Prince』が紅白初出場を果たすのではないかと囁かれています。
この他にも色々とジャニーズ事務所との“癒着”が感じられる部分はあり、2020年まで嵐のメンバーが1人ずつ白組の司会を務めるという話も特に驚きはありませんが、前回酷い司会っぷりで「放送事故」などと酷評された綾瀬はるかさんを紅組司会に起用するというのは、いくら来年『いだてん』に出演するにしてもやめた方がいいんじゃないかなと正直思います。
なお、今年2月の時点で総合司会はウッチャンナンチャン・内村光良さんに内定という話も出ており、昨年に続き2年連続で総合司会として、松本潤さんと綾瀬はるかさんをサポートする役割も果たすことになるのかもしれませんが、本当にスポニチの報道どおりの司会起用となるのか否か注目したいですね。