今年もあと残り2ヶ月を切り、年末の『第71回 NHK紅白歌合戦』に出場する歌手の情報が飛び交い始めていますが、今年は“ジャニーズ枠”が1枠減るなど大激変が起こる可能性があるとニュースサイト『日刊大衆』が報じています。
紅白は2008年までジャニーズ枠が2組となっており、SMAPとTOKIOが出場する形になってましたが、2009年から嵐などが加わって倍の4枠に拡大、そして2015年には、Sexy Zone、関ジャニ∞、TOKIO、嵐、V6、SMAP、近藤真彦さんが出場し、7枠まで拡大していたことで話題になりました。
その後は、2016年が6枠、2017・2018年が5枠、2019年も5枠でしたが「Let’s Go to 2020 Tokyo」という特別企画に、ストーンズとスノーマン、ジャニーズJr.たちが出演し実質的に6枠となっていました。
気になる今年の紅白ですが、新型コロナウイルスの影響で無観客開催となることが決定しており、日刊大衆によれば今年は例年よりも出場歌手が少なくなるとみられているそうです。
記事では制作会社関係者が、「(今年の紅白は)リモート出演がかなり増える予定だといいます。ただ、中継が増えると、進行が今までより難しくなるでしょうし、思わぬトラブルなどないか心配ですよね。番組進行に余裕を持たせるためにも、出場歌手枠を例年よりも減らすことになると言われていますね。」
と明かしています。
さらに、「いわゆる“ジャニーズ枠”も1枠減るだろうと言われていますね。今年いっぱいで活動を休止する嵐は、紅白での彼らの持ち時間が過去最長クラスの15~20分になると言われています。出場枠に加え、それも関係して、ジャニーズの1枠が減るのかもしれません」
としています。
もしジャニーズ枠が1枠減った場合には4枠程度になるとみられ、今年はすでに嵐の出場は確実視されているため、残り3枠を争うことになります。
音楽プロダクション関係者は嵐以外の出場グループについて、「“ポスト嵐”と言われ、メンバー個々の活躍も目立ち出したキンプリも間違いないでしょう。6月リリースのシングル『Mazy Night』がデビュー曲以来の50万枚超えを達成しており、出場の可能性はかなり高いはずです」
と語っています。
また、今年1月にデビューしたスノーマンとストーンズも出場する可能性が高いといい、これでジャニーズ枠は埋まることになります。
<↓の画像は、今年白組で初出場が有力視されるスノーマン、ストーンズのメンバー写真>
昨年の紅白には、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2、関ジャニ∞も出場しており、関ジャニ∞は8年連続8度目、Hey! Say! JUMPは3年連続3度目、キスマイは初出場となっており、2年連続の出場に期待されていたものの、ジャニーズ枠の減少によって出場は厳しいとみられているそうです。
そして、今年初めて白組で出場すると予想されるスノーマン、ストーンズについて音楽プロ関係者は、「ジャニー氏の悲願に向けて、力を入れて売り出したい両グループだけに、『紅白』出場で国内での地位を固めて、早く次のステップに進めませたい、そういう思いは間違いなくあるはず」
としています。
日刊大衆はこのように報じているのですが、10日発売の週刊誌『週刊女性』の記事でも今年の紅白に出場するジャニーズについて、スノーマンとストーンズが出場する場合、外されるのは今年大きな話題が無かったキスマイ、Hey! Say! JUMPあたりとしています。
ちなみに、AKB48グループ・坂道シリーズの出場枠もコロナの影響で減少となる可能性があるそうで、昨年はAKB48、乃木坂46、欅坂46(現・櫻坂46)、日向坂46(旧・けやき坂46)の合計4組が出場しましたが、今年は乃木坂46と日向坂46のみになることも考えられると伝えています。
一方、今年初出場することが有力視されている歌手については、スノーマン&ストーンズの他に、上沼恵美子さん、瑛人さん、Creepy Nuts、YOASOBI、JO1、NiziUが挙げられています。
今年の紅白出場歌手を巡ってはこうした予想、情報が飛び交っており、ジャニーズからの出場者については他にも、今年ソロデビューを果たした“キムタク”こと木村拓哉さんも出場の可能性があると言われており、どこかで調整して今年もジャニーズ枠は据え置きで5枠確保されることも考えられます。
ただ、嵐のパフォーマンスなどに20分前後の時間が設けられながら、ジャニーズ枠に変更が無かった場合にはさらに多くの批判が上がると予想されるので、4枠以下にするのが無難でしょうね。