今年の『第75回NHK紅白歌合戦』の出場者に関する報道が早くも飛び交っており、ニュースサイト『ピンズバNEWS(双葉社)』によれば、今年は『STARTO ENTERTAINMENT』のグループも出場し、番組の“主役”になると見られているといいます。
レコード会社関係者によると、水面下では各アーティストに対して出場オファーなどが着々と進み、今年は元『King & Prince』の3人からなる『Number_i(ナンバーアイ)』や、昨年出場しなかった『Snow Man』にもオファーに向けて動き、「今、最も人気と勢いのあるこの2組が、今年の紅白の“主役”になると言われています。そして、両者の出演調整を含めて、その周辺もどうなっていくのか――それが2024年の紅白の最大の焦点になりそうだ、と言われています」
と明かしています。
<↓の画像は、Number_iの写真>
<↓の画像は、Snow Manの写真>
昨年の紅白では、ジャニー喜多川さんの性加害問題により、当時旧ジャニーズ事務所に所属していたグループの出場はゼロとなり、それに代わって日本のボーイズグループ『BE:FIRST』や『JO1』、K-POPグループ『Stray Kids』や『SEVENTEEN』が出場しました。
NHKは、旧ジャニーズ事務所のタレントがSTARTO社へ移籍後も厳しい目を向け、番組に起用しないという対応を取っているのですが、「NHKが旧ジャニーズに対して求めている被害者救済と、『旧事務所と新会社の経営の分離』は着々と進んでいると見られています。そのため、NHKもそろそろ新規オファーを解禁する流れになるのでは、とも言われています」
と前出のレコード会社関係者が語っています。
NHKとしては紅白の視聴率を伸ばしたいとの思惑もあるといい、「いま最も人気も勢いもあって、国民的グループと言っても差し支えないSnow Man、そしてNumber_iの2組には、絶対に出てほしいということ」
だと同関係者は語っています。
一方のSTARTO社は、Snow Manの紅白出場オファーを受けるにあたり、他のグループも抱き合わせ(バーター)で紅白に出場させることを条件とすることが考えられ、Snow Manに続いて人気が高い『SixTONES』や『なにわ男子』を押すのではないかと推測しています。
また、「STARTO社サイドが、『Number_iさんが出るなら、キンプリを出せば注目されて数字が取れますよね?』とNHKに提案する――Win-Winな落としどころを狙う可能性もある」
とし、Number_iとキンプリが揃って紅白に出場することも考えられるといいます。
この報道を受けてネット上では、
- 結局元ジャニーズかよ。。。
- もう旧ジャニも辞めジャニも出すなよ。もっとまともなアーティスト出したら?
- グループごとの生配信とカウコンでいい
- スノ担です。紅白望んでない。やられたことはファンは一生忘れないです
- 何がバーターだよふざけんな。 ストは2年間NHKでグループでレギュラー番組に出てた。バーターなんか要らないわ。
- 視聴率のためにSnowManに出て欲しいなんて都合が良すぎる
- 今年は年越ライブやって、あとからネトフリ配信とかの方がファンは喜ぶと思うけどな
- 今時NHKの紅白歌合戦に出ることに何のメリットが? はっきり言って、そんなのに出るより生配信とかカウコンした方がよっぽどマシだよね。
- 無理して紅白にSTARTO社のタレントを起用しなくてもいいんじゃないかな
視聴者層を考えても、昭和~平成初期のヒットメドレー的な出演者の方が喜ばれそう
などの声が上がっています。
旧ジャニーズ勢を出場させなかった昨年の紅白は視聴率が散々な結果となっており、関東地区の第1部(19時20分~21時)の平均世帯視聴率が29.0%、平均個人視聴率は22.0%で、史上初めて世帯視聴率が30%を切り、第2部(21時時~23時45分)の平均世帯視聴率は31.9%、平均個人視聴率は23.5%で、第2部の視聴率も歴代ワースト記録を更新しました。
一方で、Snow Manらは紅白に代わって大晦日にYouTubeでライブ配信を実施し、同時接続者数が最大133万人に達するほどで、SNS上でも大反響を呼んでいました。
昨年の紅白は、人気のK-POPグループや日本のボーイズグループを代わりに出場させるも、数字をさらに落とす結果になっていただけに、NHKは都合が良すぎるなどと非難されても、今年の紅白ではSnow Manなどの人気グループを出場させるために、粘り強く交渉していくと考えられます。
STARTO社サイドも、NHKとこれから良い関係を築いていきたいとの思いがあるでしょうし、昨年紅白に呼ばれなかったことを恨み、オファーを断るといったことはしないのではと思います。
ただ、週刊誌『週刊新潮』のWeb版『デイリー新潮』は、今年もNHKは旧ジャニーズ勢を排除し、K-POP勢を出場させる流れになることは確実だと報じています。
旧ジャニーズ勢が出場しない分、9月末からスタートするNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『おむすび』の主題歌を手掛ける『B’z』を目玉に起用し、他にも中森明菜さん、松田聖子さん、Creepy Nutsなども出場候補として挙げているのですが、果たして今年の紅白はどういったアーティストが揃うのか、引き続き続報に注目していきたいです。