『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)が、12月26日19時から放送の4時間特番で最終回を迎えることが決まり、来年元日放送の特番もリニューアルすることが発表されました。
日本テレビ系では2011年から今年までの10年にわたって『元日はTOKIO×嵐』として、第1部にTOKIOが出演の『ウルトラマンDASH』、第2部に『嵐にしやがれ』を放送していましたが、『嵐にしやがれ』の終了によって今年は、元日の18時~21時まで『ザ!鉄腕!元日!DASH!!』、21時~23時まで『元日から夜ふかし(仮)』を放送するとしています。
『ザ!鉄腕!元日!DASH!!』では、「DASH海岸~テレビ史上初!東京湾の立ち入り禁止エリアを独占取材」と題して、東京湾の立入禁止エリアにテレビ初潜入し、TOKIO・城島茂さんと桝太一アナウンサーが、手つかずの自然環境や機密軍事施設が残るエリアを陸上と潜水で徹底調査をするとのことです。
<↓の画像は、『ザ!鉄腕!DASH!!』出演のTOKIOの写真>
また、「人脈食堂SP~TOKIOと櫻井翔が作る “俺達のおせち料理”」では、嵐・櫻井翔さんをゲストに迎えて、TOKIO流のおせち料理づくりに挑戦するといいます。
「三陸鉄道 vs DASH自転車チーム リレー対決」では、TOKIOのメンバー等がロードレースに挑戦し、電車と併走する海沿いの道でレースを行い、アンカーとして関ジャニ∞の村上信五さんが登場するといい、村上さんは2番組を繋ぐリレー走者を担当し、『元日から夜ふかし』へバトンを繋ぐ重要な役割になっています。
『元日から夜ふかし』の内容は、お正月バージョンの特設スタジオセットから各地と中継を結んで、番組ならではの初笑いを届けるとし、株主優待券を使って生活する桐谷広人さんの密着企画「桐谷さん2020 年末大掃除!そして、初めてのお手伝いさん」や、街頭インタビューでの出会いをきっかけに、番組で様々な企画に挑戦している“フェフ姉さん”こと奥野愛央衣さんの密着企画「フェフ姉さん プロキックボクサーへの道」などを放送するとしています。
<↓の画像は、『月曜から夜ふかし』出演の村上信五さん、マツコ・デラックスさんの写真>
2番組を繋ぐリレー走者を務める村上信五さんは、「この度は、元日からお騒がせ致します。自宅で過ごす時間が長くなる中、少しでも、何も考えずにお楽しみ頂ける番組になるよう、稚拙ながら尽力させて頂きますので、当日は、冗長なことも多くありますが、どうぞお付き合い下さいませ。」
とコメントしています。
そして、『嵐にしやがれ』終了による新たな正月特番の放送に対してネット上では、
- もう、元日はTOKIO×嵐じゃ無いのか…ウルトラマンDASHからのしやがれの流れがここ数年続いていたから寂しいなぁ。
- そっか…来年はもう「TOKIO×嵐」はないんだ…大野くんにはゆっくり休んでほしいと思うし、5人で嵐!って思うけど現実叩きつけられたみたいで辛くなるね。
- 夜ふかし出世したな~!今の時代一般人を小馬鹿にしたVTRを流すより、マツコさんと村上くんのスタジオトークが見たい!
- 夜ふかしは面白いしマツコも村上さんも好きだけど深夜枠な内容ですからね…爽やかな嵐のあとにディープな夜ふかしか~
- 来年はTOKIOもいなくなるのだろうか?見るに耐えない正月番組になるな。
- ウルトラマンDASHは、ロケが制限されているから無理か…移動体へのシュートとか、面白い企画もあったのだが。
- 夜ふかしなんか一般人馬鹿にしてイジるだけの番組だし、正月から下品な村上とマツコは見たくない。
- 日テレとジャニーズの結びつきの強さは、マッチが不倫をしようと山Pがジャニーズ事務所を退所しようと関係ありませんね。
- お正月から村上かぁ。いっそのこと一気に若手にバトンタッチしてうまくいけば、長く続けられる可能性もあるのに。
この枠、ジャニーズでなくてもいいのに、って思われたら一気に改革されそう。 - うーん…それならイッテQとくっつけたほうが良かったかも。夜ふかしとは全然合わないし、そもそもオワコンやろ
- 村上信五のMC力に関しては、いささか“過大評価”され過ぎ。マツコ・デラックスが上手にツッコンでくれたり、イジってくれたり、フォローしてくれたりしてるからこそ。
などの声が上がっています。
『嵐にしやがれ』に代わって正月特番に昇格した『月曜から夜ふかし』(月曜23時59分)は、2012年4月から村上信五さんとマツコ・デラックスさんが司会を務めている人気番組で、これまでに約20回にわたってゴールデン・プライム帯(19~23時)で特番を放送しています。
今年も4月と9月に2時間特番が放送され、4月の特番は平均世帯視聴率が14.8%、個人視聴率が9.2%、9月の特番は平均世帯視聴率12.7%、個人視聴率は7.2%と好視聴率を記録しており、『嵐にしやがれ』に代わって正月特番に抜擢されたのも納得ではあります。
ただ、番組内での一般人イジりなどを巡って度々物議を醸しており、司会を務めている村上信五さんも万人受けするタイプではないことから、新たな正月特番に対しては否定的な声も多く上がっており、どれほどの視聴率を取れるのかに注目ですね。
ちなみに、『元日はTOKIO×嵐』の視聴率は、2015年の第1部が14.1%、第2部が15.5%、2016年の第1部が16.8%、第2部が18.3%、2017年の第1部は14.2%、第2部は14.3%、2018年の第1部は16.5%、第2部は16.6%、2019年の第1部は15.4%、第2部は15.3%、2020年は第1部が11%台、第2部が14.2%となっています。
第2部の『嵐にしやがれ』は大体15%前後で推移しており、『月曜から夜ふかし』がこれぐらいの数字を取れればといったところですが、果たしてどうなるでしょうかね。