今年の大晦日に放送の『第66回NHK紅白歌合戦』の司会者と出場者が同時発表されるのですが、各スポーツ紙はその発表を前に、今年デビュー35周年を迎えた“マッチ”こと近藤真彦さん(51)の出場が決定したことを報じています。
近藤さんが紅白に出場するのは1996年以来、19年ぶり10度目となりますが、歌唱曲は1981年の初出場時に歌った『ギンギラギンにさりげなく』や新曲が有力だといいます。
近藤さんは1980年12月に『スニーカーぶる〜す』でレコードデビューし、35周年を迎えた今年は例年になく音楽活動に力を入れており、7月には作家・伊集院静さんが作詞した『ギンギラギンにさりげなく』や『愚か者』など全24曲を収録した初のセルフカバーアルバム『三十五周年 近藤真彦×伊集院静=二十四曲』をリリースし、その後35周年記念全国ツアーも行っています。
また、12月9日には伊集院さんが作詞したニューシングル『大人の流儀』をリリース、12月下旬には毎年恒例のディナーショーを開催するなど、年末までフル稼働する予定となっています。
『日刊スポーツ』が報じている記事によると、ある関係者は「35周年で精力的な音楽活動を行い、『ギンギラギンにさりげなく』『愚か者』などヒット曲も多く、誰もが知る人気歌手。今年の紅白の顔の1人になりうる」と期待を寄せているとのこと。
今年の紅白には、近藤さんの他にジャニーズ事務所からは過去最多7組の出場が濃厚となっており、昨年から引き続きSMAP、TOKIO、V6、嵐、関ジャニ∞、Sexy Zoneの6組が出場となるようです。
これに対してネット上の反応を見てみると、
- マッチね〜まだトシちゃんの方が話題になるんぢゃね?
- 持ち歌が全く売れていないのに、事務所の力だけで出場なんて本人は恥ずかしくないのかな…
- マッチは今年まったく活躍してないだろ。NHKはふざけすぎだぞ。
- もう何ていうか・・・今年ヒットしたとか全然関係無いじゃん
- 今年の紅白は目玉がないから、何でもアリなのかしら
- 事務所の力で出場のマッチやSexy Zoneは要らない。2枠勿体ない。
- バーターとはいえ近藤真彦なんて何十年もヒットは無いし、35周年とやらもまったく話題にもなっていないのに何故出すのかね。
など、近藤さんが紅白に出場することに対し、批判的な声が多く上がっています。
今年35周年を迎えた近藤さんのことをジャニーズ事務所は猛プッシュしており、事務所の力が大きく影響して19年ぶりに紅白出場となるのだと思われますが、今年ヒットした曲があったり、活躍したわけでもないことから、納得出来ないという声が多く上がるのはしょうがないことでしょうね。
ちなみに、ジャニーズ勢以外の出場歌手についても各スポーツ紙は報じており、今井美樹さんが2006年以来9年ぶり、X JAPANが1997年以来18年ぶりに紅白に復帰するそうで、NHK関係者によると、X JAPANは中継ではなくNHKホールからの出演で、X JAPANは1997年に出場した紅白で解散しており、2007年の再結成から紅白の舞台に戻ってくるまでの軌跡を映像やナレーションを使って演出したい意向とのこと。
1997年に出演時の映像を流し、1998年5月に亡くなった元ギターのHIDEさんも出演する予定だといい、歌唱曲については『Forever Love』と『紅』のメドレーになるとみられるそうです。
そして、今年初出場となるとみられているのは、レベッカ、乃木坂46、人気アニメ『ラブライブ!』の女性声優9人組のμ’s(ミューズ)、ゲスの極み乙女。、BUMP OF CHICKEN(バンプ・オブ・チキン)、星野源さん、Superfly、大原櫻子さん、市川由紀乃さん、三山ひろしさん、山内惠介さん。
また、昨年の『妖怪ウォッチ』『アナと雪の女王』に続き、今年もアニメコーナーが設けられるといい、人気アニメ『ちびまる子ちゃん』(フジテレビ系)など局の垣根を越え、子供からの人気が高いキャラクターを多数揃えるという計画が立てられているそうで、演歌歌手の小林幸子さんはアニメキャラと競演することが濃厚とのことです。