7月よりスタートした女優の上戸彩さん(28)が主演の不倫ドラマ『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)は初回視聴率13.3%を記録、その後も第2話は13.5%、第3話は12.0%、第4話は13.1%、第5話は11.8%と、現時点まで10%以上の視聴率をキープしています。
その一方、TBS系で放送されている同じく不倫をテーマにしたドラマ『同窓生~人は、三度、恋をする~』は、初回視聴率10.9%を記録したものの、第2話の平均視聴率は8.4%と早くも一桁台となり、第3話は6.3%、第4話は6.2%、第5話は7.8%、第6話は7.1%と、一桁台で上下しているような状態となっています。
両ドラマ共に時間帯は違えど、同じ木曜日に放送されている不倫をテーマにしたドラマですが、ここまで大きな差が付いてしまっている原因とは一体何なのでしょうか…。
『同窓生』は初回からTOKIO・松岡昌宏さんと、板谷由夏さんのキスシーンが盛り込まれるなど、それなりに話題要素はありましたが、古臭い演出や、ベタ過ぎるセリフなどが多く、番組サイトでは「リアル・ラブストーリー」をうたっているものの、どちらかと言えば「昼顔」のほうがよりリアリティがあるため、2つのドラマを比較する視聴者も多く、『<昼顔>見ちゃうと、<同窓生>がおままごとに見える』『<同窓生>が物足りなく感じる』といった声も。
ただ、中には『昼顔』の過激さが苦手な人もおり、『<同窓生>のユルい展開が丁度いい』という声もあるようです。
これにネットでは、
- これはこれで、よくある感じの昔のドラマって感じで俺は楽しめた。見る側はいろんな選択肢があってよいんじゃないですか。
- 昔ならまだしも今さら柴門ふみって(笑)自分の事しか考えてないキャラばっかだし、台詞もなんか古くさい…
- 柴門ふみ原作のドラマは今の時代にはチョットマッチングしないかな~
- ちょっとした古臭さが逆に新鮮だし、板谷さんのキャラとかもはまってて個人的には結構楽しめた
- いつの時代のドラマですか?ってくらい冴えない感じのドラマ。懐かしむほどのものでもないし、このテイストのドラマは昔よく見たからもういいや。
などのコメントがありました。
『昼顔』に関しては上戸さんが初めて不倫妻を演じるということで放送前から話題になっていましたが、『同窓生』に関してはほとんど話題になっておらず、内容とキャストも地味な印象のドラマで、更にTBSの「木曜ドラマ9」枠は、昨年10月に放送された『夫のカノジョ』が最低視聴率3.1%を記録するなど、これまで同枠で放送されてきたドラマは低視聴率になるケースが多い曰く付きの枠となっており、視聴率が低いのもしょうがないかもしれませんね…。